バット・ビューティフル
フェフ・ダイヤー
訳:村上春樹
日本語で書くと表題はバッド・ビューティフルと誤解をされる方も
おれれるであろうか。
BADではなく、BUTであることを本書を読みすすめるうちに理解でき
るであろう。
本書は非常に変わった本である。
無論、題名から何の本か不明ですが、黒い表紙に広でトランペット
と演奏する指が描かれている。
なるほど、音楽の本か?
読者の方は鋭いですね。
そう、これは音楽、特にジャズ。
それもそうそうたる顔ぶれである。
第一章レスター・ヤング
第二章セロニアス・モンク
第三章バド・パウエル
第四章ベン・ウェブスター
第五章チャールス・ミンガス
第六章チェト・ベイカー
第七章アート・ペパー
そして、何と、主人公ならぬ全ての章に関わる人物が2名いる。
謎のままにしておきましょうか。
誰でしょうか?
こちらもかなりの著名人ですよ。
ジャズをかじる人なら、すぐわかります。(笑)
ぜひ、手に取り、解明してください。
本書を読んでというよりも、本書を味わい堪能した感想はと問われ
ると、「面白かった」しか思い浮かばない。
兎に角、著者ジェフ・ダイヤーの筆は、魔法の如く。
まるで、各人物と時間を共有したかのような錯覚を与えてくれる。
フィクションであるのだが、すでに読み出したところで、読者は
本書に吸い込まれて、あたかも過去へタイムスリップ。
ノンフィクション体験をしたかのような錯覚に陥る。
さらに、芋太郎は次のようにして本書を堪能した。
各登場人物のCDを聴きながら、本書を読みすすめた。
まるで、本と現実の融合である。
日頃の疲れたからだとテクノストレスを抱えた頭には、心地よい
調べを聞かせてくれる。
けだるく、眠く、深々と深遠に落ちてゆく気持ちよさ。
全員のCDを残念ながら保有していない。
どうしてもCDの棚から見つからない。
どう使用かと考えて、ふと思いついたのがYOUTUBE !
ありますね、なかなかの映像と音楽が。
これで、全章のBACKMUSICがカバーできますね。
あなたも、ぜひ、この体感を味わってください。
ジャズファンならぜひお奨めしたい。
これからジャズに関心を持ってもいいかと思われる方もぜひ、
お奨めです。
本書とYOUTUBEの奏でる異次元への旅。
それにしても、著者の筆はすごい。
まるで、現実以上に現実ではないだろうか。
レスターヤングを読み始めたら、もう止まらない。
モンクにいたっては想像通りの彼がいる。
フィクション?現実?
すごい!
偉大なるプレイヤーをここまで描き出せる力に脱帽である。
はじめての人には、ジャズの魅力、ジャズの身近さを感じさせてく
れるでしょう。
そして、彼等の音楽を聴くとき、本書の一遍が脳裏を過ぎるのでし
ょうか。
私は、多分この世界から当分脱出できそうにもありません。
(笑)
平成24年3月20日 川越芋太郎
二人の人物とは?
回答:デューク・エリントンとハリーカーネイでしょうか。
芋太郎の推定ですが。
フェフ・ダイヤー
訳:村上春樹
日本語で書くと表題はバッド・ビューティフルと誤解をされる方も
おれれるであろうか。
BADではなく、BUTであることを本書を読みすすめるうちに理解でき
るであろう。
本書は非常に変わった本である。
無論、題名から何の本か不明ですが、黒い表紙に広でトランペット
と演奏する指が描かれている。
なるほど、音楽の本か?
読者の方は鋭いですね。
そう、これは音楽、特にジャズ。
それもそうそうたる顔ぶれである。
第一章レスター・ヤング
第二章セロニアス・モンク
第三章バド・パウエル
第四章ベン・ウェブスター
第五章チャールス・ミンガス
第六章チェト・ベイカー
第七章アート・ペパー
そして、何と、主人公ならぬ全ての章に関わる人物が2名いる。
謎のままにしておきましょうか。
誰でしょうか?
こちらもかなりの著名人ですよ。
ジャズをかじる人なら、すぐわかります。(笑)
ぜひ、手に取り、解明してください。
本書を読んでというよりも、本書を味わい堪能した感想はと問われ
ると、「面白かった」しか思い浮かばない。
兎に角、著者ジェフ・ダイヤーの筆は、魔法の如く。
まるで、各人物と時間を共有したかのような錯覚を与えてくれる。
フィクションであるのだが、すでに読み出したところで、読者は
本書に吸い込まれて、あたかも過去へタイムスリップ。
ノンフィクション体験をしたかのような錯覚に陥る。
さらに、芋太郎は次のようにして本書を堪能した。
各登場人物のCDを聴きながら、本書を読みすすめた。
まるで、本と現実の融合である。
日頃の疲れたからだとテクノストレスを抱えた頭には、心地よい
調べを聞かせてくれる。
けだるく、眠く、深々と深遠に落ちてゆく気持ちよさ。
全員のCDを残念ながら保有していない。
どうしてもCDの棚から見つからない。
どう使用かと考えて、ふと思いついたのがYOUTUBE !
ありますね、なかなかの映像と音楽が。
これで、全章のBACKMUSICがカバーできますね。
あなたも、ぜひ、この体感を味わってください。
ジャズファンならぜひお奨めしたい。
これからジャズに関心を持ってもいいかと思われる方もぜひ、
お奨めです。
本書とYOUTUBEの奏でる異次元への旅。
それにしても、著者の筆はすごい。
まるで、現実以上に現実ではないだろうか。
レスターヤングを読み始めたら、もう止まらない。
モンクにいたっては想像通りの彼がいる。
フィクション?現実?
すごい!
偉大なるプレイヤーをここまで描き出せる力に脱帽である。
はじめての人には、ジャズの魅力、ジャズの身近さを感じさせてく
れるでしょう。
そして、彼等の音楽を聴くとき、本書の一遍が脳裏を過ぎるのでし
ょうか。
私は、多分この世界から当分脱出できそうにもありません。
(笑)
平成24年3月20日 川越芋太郎
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二人の人物とは?
回答:デューク・エリントンとハリーカーネイでしょうか。
芋太郎の推定ですが。