川越芋太郎の世界(Bar”夢”)

川越芋太郎の世界へようこそ!
一言メッセージ・「美」の探訪ブログです。短編小説などもあります。

あなたの周囲をもう一度見てみよう。人生を振り返る時間があってもいい。

2012-11-26 22:24:57 | 日記
同僚の連れ添いが逝去した。

突然の知らせに、本朝から驚きを隠せない。
御年50歳半ばの働き盛りである。
(同僚自身もまだ50歳半ばです。)

彼の温厚な顔が目に浮かぶ。
子供もなく、夫婦ふたりの濃密な時間を過ごしてきた。
その連れ添いが突然姿を消してしまう。
これは想像に難くない。

子供がいないためか、夫婦の時間が濃密で、傍から話に聞くだけでも、羨ましい限りであった。
旅と乗馬とワインが好きな夫婦。
趣味も同じような二人の生活。

私は、同僚にかける言葉が思いつかない。
言葉の無力を思い知るだろう。
彼のこれからの生活を考えれば、孤独とさみしさ、虚しさ、悲しさ、ごちゃませになった感情しか思いつかない。

せめて子供でもいたら・・・。

ないものねだりである。
彼の今後の人生を思うと・・・。
胸が痛い。

それに比較して、
私には妻子がいる。
非常に煩いが。
だが、これも孤独で淋しい時間を過ごしよりも、どれほど幸せか。

人は時に、弱い。
常に強い心など存在しない。

あなたも、もし、家族や恋人に不平不満があるなら、失うことを考えることが心の解決策ではないだろうか。
人は支え合い生きるもの。
(巷を賑わす事件記事ではないが、独占など愛情とは言い難いだろう。)

新たな時を刻む時間を彼が享受できることを祈りたい。
そして、今は、奥様の冥福を祈る。


平成24年11月26日 川越芋太郎

熟成したワインのような濃厚で芳醇なジャズを聴いてみませんか?

2012-11-24 22:36:14 | 短編集バー物語
入門以上セミプロ未満のジャズファンとして、
本日も一枚のCDを紹介します。


芋太郎の好みは「ホテルバーラウンジ・ジャズ」です。
ジャズはどうもという御仁も、よくわからないという女性も、額にシワ寄せて聴くジャズではなく、バーラウンジで好きなカクテルやウィスキーを片手に、演奏を楽しむ。
芋太郎も、そんなジャズの楽しみ方をして来ました。

だからこそ、甘美で時間の経過時代を楽しむ演奏が好き。
その気分を味あわせてくれるCDです。

クロード・ウィリアムソン
Song for May Father

兎に角、何げにセンスが良い。
おしゃれな雰囲気が伝わる。
熟成したワインのような深い甘美なあじわい。
芳香なワインが持つ大人の味。

ぜひ、心地よいバーラウンジを自宅にいて堪能したいなら、
この一枚のCDであろう。

在りし日の思い出の人を胸に、
あるいは一日の疲れを癒す芳香なワインとともに、
時間をたっぷりと感じたい時でも、
お勧めです。


平成24年11月25日 川越芋太郎



ガンは「いじめ」が原因です?今からでも遅くない健康管理は自分の手で始めよう

2012-11-24 15:33:23 | 知恵庫先生の講座
自分の健康管理は自分自身で!
一杯のマル秘飲み物でアンチエイジング?

本日は芋太郎推薦のごぼう茶を紹介します。
(芋茶でなくてごめんなさい。)

ごぼう茶を私が勧めても、納得性がないかもしれません。
何しろ、健康管理の素人ですから。
しかし、私自身は、スリムボディと筋肉質を維持しています。別段努力やスポーツジムへ通っていません。
この効果は、日々の飲み物にあります。

コーヒーを一頃勧めました。
しかし、何事も摂りすぎは良くないと考えて、水分補給にはごぼう茶を頂いています。
特に、会社では空調の性でしょうか空気が乾燥し、水分が相当失われます。
そこで、登場したのが、南雲先生ご推薦の「ごぼう茶」です。
以下、ごぼうの効能を紹介しましょう。



なぜ、食生活が重要なのか。
実は、南雲医師の書籍によれば、ガンに有効な成分は、いかなるサプリメントにも存在しなかった。しかし、新鮮な野菜や果物の皮などが有効であるデータがあるという。
そもそも、野菜・果物の皮というのは、外部環境と戦い内部を守る役目がある。
そのためか、菌や虫や小動物との戦いのもとで生き抜いている自然力を持つ。
特に土の中では、幾万幾十万の菌や虫小動物と対峙しながら、植物を守りぬく。
その皮の成分こそが需要であるという。

2、

さらに、ゴボウの植物繊維質は人間の腸に優しく、有効である。
ゴボウは植物繊維が多い食べ物の最優良候補であり、古く平安の時代から慢性炎症の漢方薬として知られていた。
また、ゴボウの皮からでるアクこと、サポニンには、あの高麗人参の主成分と同じ効果を持ちます。
値段は格安ですが。(笑)


3、

さらに、焙煎することで、生よりもさらに効果が高まる成分があります。
抗酸化作用、免疫力、血圧低下作用です。
人を若返らせる効果たっぷりの各成分です。


いかがですか。
これだけでも、ゴボウ茶を常飲する価値がありそうですね。
自然の生物は植物も含めて、人間と同じ成分でできている。
栄養源として見た場合の話です。
あらゆる生き物はまるごと食することが一番の効果的飲食であると言われる。
食材は部分利用ではなく、まるごと全部食することを進められている。
まさに、清貧の思想と合致しそうな教えである。
捨てるものなどありはしない。
全てを利用し尽くす。

そして、最後に芋太郎の警告を皆様にお届けします。
ガンは、体をいじめ過ぎた結果、過剰防衛反応として出てくるものものという南雲医師の指摘。
自らの意思で、あるいは存在する環境からの影響で、私たちは自らの身体をいじめていないでしょうか。

「いじめ」はあなたと、あなたの身体、あなたの心とのあいだにも存在しているようですよ。


平成24年11月17日 川越芋太郎

参考資料

会社用のパック

こだま食品 有機 高原のごぼう茶 30袋入り
クリエーター情報なし
こだま食品株式会社


ご家庭用の袋詰め

彩新 国産 無添加 ごぼう茶 150g入超徳用サイズ
クリエーター情報なし
彩新


資料2

ゴボウ茶を作る

ゴボウ2本⇒水洗い
皮付きのまま天日で半日干す
ささがきにする。(細かく鉛筆削りの要領で切る)
その後フライパンで煮る(10分程度)
急須で飲む
※ 作り置きはダメ。抗酸化作用と創傷治癒作用で緑色になります。使い切る量で作りましょう。


面倒な方は、上記の通販が利用できます。
モンドセレクション商品もありますよ。(芋太郎が飲んでます)

美の巨人たち:嘲笑と侮辱の連続であった作家の運命が転換した一枚の絵画とは?

2012-11-23 19:34:25 | 美の番組紹介
アンリー・ルソー

「美の巨人たち」を視聴して


ルソーというと、社会契約論を想定する方もいるでしょうが、本日は美術界からのご紹介です。
実は、20世紀絵画のはしりとして、後世で評価された人物です。
しかし、ルソーの作品はある作品が日の目を見るまで、嘲笑の的でしかなかった。
彼こそが、私たちの人生を考えるにつけ、励みとなる人物です。
うだつが上がらないどころか嘲笑の的でしかなかった人物。それがたった一枚の絵画により、名声を手に入れる。

それでは美の巨人たちの番組から解説を少々お借りしましょう。


「蛇使いの女」アンリー・ルソー作

アンリー・ルソーはボンボンを売り、貧乏と縁の切れない画家であった。彼は、44歳にて、それまでの役所勤めから画家を志望した。
無論、芸術学校も先達の教えも受けていない。
彼は、偏に自らの感性の赴くままに絵を描いた。

その描いた絵画は、嘲笑と酷評の的であった。
「6歳の子供が絵具箱を貰い筆の代わりに指だけを使って描いた。」と嘲笑された。
彼の作品は後世の今でこそ、高い評価を得られているが、当時は彼の作品を買う者も、評価する者も極めて少なかった。

その中で、少ない評価者もいたという。

ポール・ゴーギャン曰く、
「これが真実だ。絵の将来像。これこそが絵というものだ。」
パブロ・ピカソ曰く、
「フランスらしい。心理的特徴を備えた最も現実味のある肖像画の一つである。」

しかし、数少ない評価者と行動を共にすることはなかった。アンリー・ルソーは、あくまでも当時の主流を目指していた。かなわぬ夢であった。
まるで、ドンキホーテのようである。
そのドンキホーテが目指した、目標の画家たちよりも、後世に高い評価を取得するのであるが。

突如現れた一枚の絵画により、かれの評価が一変する。

「蛇使いの女」

実は、以前紹介したように、ルソーは再婚をした。
過去の自分と前の妻を描き、同時に現在の自分と再婚者を描いた絵画は有名である。
その再婚者である妻も短くして他界する。

彼は、夜な夜な妻の肖像画に語りかけている。
アトリエに篭もり、空想の世界に閉じこもる。
一度も言ったことがないジャングルを見事に描き出した空想力。人は、この世の力意外のものを感じる者もいる。
取り憑かれたように描いた一枚とも言える。

幾重にも色を重ね(22種類)熱帯のジャングルの緑はまさに不思議な魅力を見る者に与える。
さらに、笛を吹く女の目線も、全身から立ち込めるオーラも、魅力というよりも、魔力を備えている。
蛇も、動物も、鳥も魅了されて集まる。
深いジャングルの緑と月光の光、鳥の鮮やかな色合いがコントラストを醸し出し、言い知れない音色がこの一枚の絵から聴こえるようだ。

絵はまさに生きている。
伊吹だけでなく、キャンパス一枚からジャングルに住む住人たちの生命の小声が聴こえる。
闇夜に立ち込める不思議な生命の安寧の伊吹。

ルソーが昔描いたシンプルで子供じみた絵画は、一枚の絵に到達した。
それは見るものを魅了して止まない。
美しい音色か、
引きずり込まれるような音色か、
鼓動のような音色か。
あなたはどのような音色を蛇使いの女の笛から聴きますか。

それは、あなた自身の心の音色かもしれません。


平成24年11月16日 川越芋太郎

蛇使いの女
ルソー 「蛇使いの女」 オリジナルアートポスター額 高画質 ジグリー刷 ゴールド版画額装 61x50cm
クリエーター情報なし
スピリット版画工房


比較対象として、こちらも掲載
アンリ・ルソー 楽園の謎 (平凡社ライブラリー)
クリエーター情報なし
平凡社


「美の巨人たち」ホームページのリンクはこちらから。
http://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/backnumber/121117/index.html

鎌倉銘菓を食する(上品で美味い):うさぎの目は何故赤い?

2012-11-17 15:25:05 | グルメ
鎌倉五郎半月を食する
甘さ十分な抹茶
上品なバニラクリーム
古都に相応しい黒ゴマ金ゴマ
小倉も品を感じさせる
芋太郎はお茶と珈琲で食しました。



ありがとう友人よ。
ご馳走様^_^

鎌倉半月のパンフレットの文章が素敵であったので、紹介する。

月の神様の「おつかい」の白うさぎの目が赤いのは、
長ぁい耳で里人の悩みを聞き届け、
ついもらい泣きをするからじゃ。
泣くのが見えては恥ずかしがろうと、
神様はその姿がかくれうように、半月にしてあげたのじゃ。




平成24年11月17日 川越芋太郎

上野美術館巡り20121116日秋を楽しむ

2012-11-16 18:17:14 | 旅行
上野美術館巡り20121116日秋を楽しむ


先のブログでご紹介した上野美術館巡り。
上野には、他に近代美術館や東京都美術館など多数ございます。
多分、一日では見切れないでしょう。

今回は撮影禁止展でしたので、映像はありません。
替りに国立博物館の常設展の作品を少しばかりご覧下さい。

秋の芸術を楽しみましょう。
最寄りに美術館へ足を運びましょう。
お弁当持参でいかが?

撮影はiphone4です。
無料ソフトですから、あまり映像は期待できませんね。

平成24年11月16日 川越芋太郎

芸術の秋、古代と戦時中を振り返り今を感じる!芋太郎。

2012-11-16 17:38:26 | 「美」発見
久しぶりに休暇を楽しんでいます。
四連休の二日目、家人と美術館巡りを企画しました。
本日は、秋晴れ、多少寒いですが、お出かけ日よりです。



目的地は東京上野、国立博物館と東京芸術大学美術館です。
実は、家人は科学博物館のチョコレート展も見たかったようですが、時間的に無理にて、諦めました。

まず、東京博物館特別展「出雲展」へ出発。
上野公園はすでに紅葉は過ぎていましたが、秋晴れの青い空と黄色の銀杏と緑が映える日和でした。



出雲展はNHKで放映された内容を踏まえて、古代日本の源流を見ておきたいとの思いで出かけました。
三本束ねて一本の通し柱にした古代巨大建築の事物を拝見。
10分一のミニチュアが館内に建築されていました。
できれば復元して欲しいものですね。
これだけの柱になる巨大樹がいまでは存在しないのでしょうか、コンクリート柱では興ざめでしょうし。

多くの方々が金曜日の昼下がりでも訪れていました。
神殿裏の銅剣出土や約350本の銅剣の一部が展示されて、出雲の歴史を感じます。
出雲といえば、九州邪馬台国?と近畿邪馬台国の狭間に有り、鍵となる文明ですが、多くが謎に包まれています。

九州の邪馬台国衰退の原因は九州航路から出雲朝鮮・ぼっ海航路が開けたことで、貿易の流れが変わったとの指摘もあります。出雲文明は遠く秋田まで開けており、日本海側文明として栄えた可能性も指摘されます。

未だ謎が多い古代史ですが、大きなロマンを禁じえません。
また、神話の時代でもあり、神々の時代としての魅力もあります。
これからも多くの学説が出てくるでしょう。
楽しみです。
(九州邪馬台国説に基づき、記載してます。)

次に、東京芸術大学美術館を訪れました。
こちら、中島千波先生の退官記念展です。
我が家に飾られている「桜」ではなく、違う一面を感じました。「桜」がモチーフのイメージですが、どうやら本日は、古代の人々がイメージかなと。
先に見た出雲展の影響でしょうか。(笑)

さらに、併設展として、(こちらが目的ですが、)「尊厳の芸術展」に足を運びました。
NHKの放映で展覧されることを知りました。
大戦中の捕虜生活の中で、物資が欠乏する中での芸術活動を是非、現物として目に焼き付けたいと考えました。
高名な先生方の作品ではないのですが、市井捕虜が作り出した日本の心を感じたいと願い、家人と出かけた次第です。



多くの作が素敵でしたが、私家感動した俳句がありました。
こちらを紹介して末尾にします。

「血の誇りしかと抱いて待つ明日」

過酷な環境下で、
不自由な捕虜生活下で、
あすの身の上も不明な下で、
彼らが「心の内」に抱いた決意、
それが、武士道の精神と相まって、
上記の一分ができたと考えます。
「血の誇りしかと抱いて」とは、まさに日本人としての誇りを失うことなく、真っ直ぐに前を見つめて生きることを決意しているようです。
作品の中にも、彼らの誇りが見て取れます。

明日の我が身の対処も定かでな人々、
いつは樽でもない捕虜生活の中で、
かれらが、精神と調和を安定させた芸術。
芸術の素晴しさを痛感しながら帰路につきました。

日本人でよかった。
我がご同胞よ。
ご先祖様よ(どこかでつながりがあろう)。
ありがとう。
そして、私たちにもできるだろうか。
多くの鑑賞者を見ながら、
いや、まだまだ捨てたものでもない。
そう感じながら。



平成24年11月16日 川越芋太郎

鷺娘に感動、娘の五段変身に満足?

2012-11-11 18:56:07 | 「美」発見
演目:鷺娘

着物を五回変化させて観客から声援をいただく。
わが娘の成長の大きさに嬉しさひとしきり。
親ばか感動と言えます。

朝から荷物運びと受付作業、
お客様との会話に、
合間に覗く演目鑑賞、
8時間に及び臨時業務に多少お疲れ気味の私。

帰宅して、家族での感動の余韻に酔う。
心は高揚するも、体がお疲れモード私。
娘から甘いお菓子をプレゼントされた。
ハート型抹茶ケーキ。
確かにホワイトチョコと抹茶のハーモニヒーは
疲れた体を回復させてくれる。


父、芋太郎。
わが娘の成長にわが身の年を感じた時間でもあった。

演舞内容は本人の許可がおりませんので、割愛
いたします。(笑)
「感動は胸に」とでも言いましょうか。


平成24年11月11日 川越芋太郎

ブルガリに学ぶ(ブルガリタワーで至高展開催:見てみたい一級品)

2012-11-10 09:46:21 | 「美」発見
ブルガリCEO就任マイケル・バーク氏の言葉

今冬、ブルガリ(銀座)タワーでイタリア至高の輝き展を開催するにあたり、ブルガリを語る。

ブルガリ家4代に亘るクリアイティビティとビジネスの決断・努力の賜物で進化してきた。
ブルガリの重要な資産は、「オーセンティックさ」であると語る。
オーセンティック:
それは時に創造性であり、高いデザイン性であり、美に対する真摯な取り組み姿勢であり、職人技である。
これらが、一体となり、顧客である人々が身につけようとする魅力的な世界を誘い込む。

私は「朝起きるとブルガリに何が必要なのか」を考えるという。
まさに、この言葉こそが、忘れられぬ一言である。

何が必要なのか、毎朝反芻する態度こそ、明日の輝きを創造するといえる。
ブルガリだけではない。
私たち一人ひとりの能力や人格も同じことが言えないだろうか。

何が足りない。
何を身につけるか。
何が優位性か。
何を求めているのか。
など。

日本市場は肥えた目のお客様が多い。
それは、常に自分を高める努力を継続させる。
人にも成長の環境が重要である。

その時、人と周囲の環境との間に「絆」が生まれる。
それは、企業だけではないような気がする。
個人にも当てはまらないだろうか。

平成24年11月10日 川越芋太郎

ブルガリリンク:
http://www.bulgari.com/

芋太郎のtwitter

プロが選ぶケア製品

健康が気になりだしたら、まずこれですね。

健康が気になりましたら、まず実践。 股関節の重要性が良くわかります。 私も「股関節を大事にしている」派です。
「老けない体」は股関節で決まる!
クリエーター情報なし
すばる舎