新日本の路地裏 写真:佐藤秀明 出版社:PIEbooks
本書のはじまりの一言を無断で拝借する。
お許しを願いたい。
「今、日本から路地裏が消えようとしている。
古い家がどんどん取り壊されて、特徴のない、
積み木でこしらえたような町がやたら多くなっている。
本書の写真を丹念に見ると、どうも、あの映画
昭和の木造建築と人々の営みが感じられる。
そうalways「夕日が丘3丁目」の世界だ。
転勤族の川越芋太郎は日本全国を見てきた。
確かに、急激なスピードで路地裏が消えている。
故郷の川越でも同様である。
訪れる度に空き地が多くなっている。
あの「川越」でさえも、積み木の街が増えている。
正直この写真集を眺めて、郷愁に浸っている。
広島の宮島・周防大島を初めとした離島
故郷の川越や近隣の江戸の街
根津・深川・日暮里
旅行先でみた京都・燕市・防府などなど。
どうも、積み木の建物と路地裏とは、
西洋の合理性と日本の感受性程の違いがあるようだ。
日本人は明治この方、合理性というものを取り入れた。
それはそれで、評価に値する。
しかし、心の底で、受け入れがたい思いが沈殿している
のではなかろうか。
それが、路地裏に代表される「懐かしさ」として
我々を動かしていると思える。
今日もまた、コーヒーをすすりながら本写真集を
眺めてしまった。
某テレビ局のブラタモリにも通じるのかな?
本書のはじまりの一言を無断で拝借する。
お許しを願いたい。
「今、日本から路地裏が消えようとしている。
古い家がどんどん取り壊されて、特徴のない、
積み木でこしらえたような町がやたら多くなっている。
本書の写真を丹念に見ると、どうも、あの映画
昭和の木造建築と人々の営みが感じられる。
そうalways「夕日が丘3丁目」の世界だ。
転勤族の川越芋太郎は日本全国を見てきた。
確かに、急激なスピードで路地裏が消えている。
故郷の川越でも同様である。
訪れる度に空き地が多くなっている。
あの「川越」でさえも、積み木の街が増えている。
正直この写真集を眺めて、郷愁に浸っている。
広島の宮島・周防大島を初めとした離島
故郷の川越や近隣の江戸の街
根津・深川・日暮里
旅行先でみた京都・燕市・防府などなど。
どうも、積み木の建物と路地裏とは、
西洋の合理性と日本の感受性程の違いがあるようだ。
日本人は明治この方、合理性というものを取り入れた。
それはそれで、評価に値する。
しかし、心の底で、受け入れがたい思いが沈殿している
のではなかろうか。
それが、路地裏に代表される「懐かしさ」として
我々を動かしていると思える。
今日もまた、コーヒーをすすりながら本写真集を
眺めてしまった。
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某テレビ局のブラタモリにも通じるのかな?