「美の壺:ワイン」 NHK
ワインの歴史
ブドウを原料にしてつくるワインの歴史は八千年前にさかのぼる
といわれる。
古代メソポタミアで生産が始まりその後ヨーロッパに伝わる。
現在、西欧各地で造られております。
有名なところは、フランスのボルドー!
ワインをあまりたしなまない方もご存知の銘柄ですね。
子供の頃、フランスでは水の変わりに飲むといわれて、子供ながら
いいなと思いました。(笑)
日本のワインは、たぶん多くの人がご存知だと思います。
日本で本格的なワイン造りが始まったのは明治初期の山梨から。
古くから「甲州」と呼ばれるブドウを食用として栽培して土壌が
ありました。
明治政府は殖産興業の一環として、ワイン造りを奨励。生産者の
努力もあり、やがて日本人の生活に浸透していきました。
いまでは、全国各地に生産地は拡大し、世界でも評価が高いワイン
が生産されています。
では、美の壺流ワインのお話です。
<美の壺1:透明感ある色に宝石の輝き>
ワインにとって見た目の美しさは味や香りと同じくらい重要とされて
きました。何よりも美しい色がぜいたくな時間をつくり出します。
ワインは、豊かな香りと味わいで、食事のひとときを優雅に演出する。
色を決めるのは、ブドウの皮。赤ワインの原料は黒ブドウです。
果肉を皮ごとつぶして醸造すると、皮の色素によって赤く色づきます。
あまり色素が出ないうちに皮を取り除けばロゼに。
白ブドウからは白ワインができます。
ブドウを皮ごとつぶすし、皮に付着している天然の酵母が果汁を
アルコールに変えます。これを発酵といい、10日から20日程で
ワインが出来上がるそうです。
ワインは香りとか味わいも非常に大切ですけどが、その色の輝きは
重要ポイントです。ワインはいろんな宝石の色にたとえられます、
ルビーであるとか、ガーネット、白ワインであればトパーズのような、
宝石色にたとえて輝きをみることがあります。
どれだけきれいに澄んでいるというのがワインにとって非常に大切」
化学的に見れば、造りたてのワインには、色素やタンニンという渋み
の成分が結合した澱(おり)と呼ばれる不純物が浮遊しています。
濁りの原因となる一方でうまみを作り出す作用がある。
澱を沈殿させると、うまみと透明性を持つ上澄みができる。
樽の中で寝かせたワインから上澄みと澱を分ける作業を行ないます。
樽に管を取り付け、窒素ガスを送り込みます。
気体の圧力で、ワインの上澄みだけが押し出され、管を通って保存用
のタンクへと流れ込む。樽の底にたまった澱を取り除きます。
ワインを再び樽に戻し、熟成させる。作業を繰り返すことで透明感ある
ワインができる。
長い時間と手間をかけて生み出されるワインの輝き。
ワインは透明感と瑞々しさを讃える飲む芸術品(美の壺流)です。
<美の壺2:立ち上るきめ細やかな泡>
スパークリングワインをご存知ですか。
きめ細やかな泡を伴うワインです。泡の正体は、二酸化炭素です。
二酸化炭素のガスが嫌いだという人もいますが・・・。
フランスでは、一粒一粒の泡を「ペルル」、真珠という愛称で呼びます。
グラスの縁に集まってできた輪は、首飾りを意味する「コリエ」。
呼び方一つをとっても美しい飲み物。
スパークリングワインの発酵は瓶の中でなされます。
泡となる二酸化炭素は、アルコール発酵する時に出来ます。
発酵後の熟成も瓶の中でなされます。
瓶をさかさまに置き、底を少しずつ回転させながら、寝かせます。
瓶の首を冷却し、二酸化炭素のガス圧で澱を除きます。
樽での澱のとり方とは一味違うとり方ですね。
真珠のようなきらめきを持つ泡を眺め、次々と立ち上り、小さな音を
聴きながら、色と香を含めて、五感で楽しみましょう。
<美の壺3:小さなラベルがワインを語る>
皆さんは、ワインを選ぶとき、ひょっとして、ラベルで選びませんか。
ワインが持っている思いを表現したボトルに掛けられた小さな絵画。
実は、このラベルは、ご承知のとおり、有名な画家が作成している
場合がおおいのです。
コレクションをしている方々も多いですね。
カラフルでいて、優雅で、楽しいですよ。
以前はコレクションブック方式でしたが、今はデジカメがあります。
あなたも、試してみてください。
画像は、芋太郎が日々飲むワインです。
ワインの歴史
ブドウを原料にしてつくるワインの歴史は八千年前にさかのぼる
といわれる。
古代メソポタミアで生産が始まりその後ヨーロッパに伝わる。
現在、西欧各地で造られております。
有名なところは、フランスのボルドー!
ワインをあまりたしなまない方もご存知の銘柄ですね。
子供の頃、フランスでは水の変わりに飲むといわれて、子供ながら
いいなと思いました。(笑)
日本のワインは、たぶん多くの人がご存知だと思います。
日本で本格的なワイン造りが始まったのは明治初期の山梨から。
古くから「甲州」と呼ばれるブドウを食用として栽培して土壌が
ありました。
明治政府は殖産興業の一環として、ワイン造りを奨励。生産者の
努力もあり、やがて日本人の生活に浸透していきました。
いまでは、全国各地に生産地は拡大し、世界でも評価が高いワイン
が生産されています。
では、美の壺流ワインのお話です。
<美の壺1:透明感ある色に宝石の輝き>
ワインにとって見た目の美しさは味や香りと同じくらい重要とされて
きました。何よりも美しい色がぜいたくな時間をつくり出します。
ワインは、豊かな香りと味わいで、食事のひとときを優雅に演出する。
色を決めるのは、ブドウの皮。赤ワインの原料は黒ブドウです。
果肉を皮ごとつぶして醸造すると、皮の色素によって赤く色づきます。
あまり色素が出ないうちに皮を取り除けばロゼに。
白ブドウからは白ワインができます。
ブドウを皮ごとつぶすし、皮に付着している天然の酵母が果汁を
アルコールに変えます。これを発酵といい、10日から20日程で
ワインが出来上がるそうです。
ワインは香りとか味わいも非常に大切ですけどが、その色の輝きは
重要ポイントです。ワインはいろんな宝石の色にたとえられます、
ルビーであるとか、ガーネット、白ワインであればトパーズのような、
宝石色にたとえて輝きをみることがあります。
どれだけきれいに澄んでいるというのがワインにとって非常に大切」
化学的に見れば、造りたてのワインには、色素やタンニンという渋み
の成分が結合した澱(おり)と呼ばれる不純物が浮遊しています。
濁りの原因となる一方でうまみを作り出す作用がある。
澱を沈殿させると、うまみと透明性を持つ上澄みができる。
樽の中で寝かせたワインから上澄みと澱を分ける作業を行ないます。
樽に管を取り付け、窒素ガスを送り込みます。
気体の圧力で、ワインの上澄みだけが押し出され、管を通って保存用
のタンクへと流れ込む。樽の底にたまった澱を取り除きます。
ワインを再び樽に戻し、熟成させる。作業を繰り返すことで透明感ある
ワインができる。
長い時間と手間をかけて生み出されるワインの輝き。
ワインは透明感と瑞々しさを讃える飲む芸術品(美の壺流)です。
<美の壺2:立ち上るきめ細やかな泡>
スパークリングワインをご存知ですか。
きめ細やかな泡を伴うワインです。泡の正体は、二酸化炭素です。
二酸化炭素のガスが嫌いだという人もいますが・・・。
フランスでは、一粒一粒の泡を「ペルル」、真珠という愛称で呼びます。
グラスの縁に集まってできた輪は、首飾りを意味する「コリエ」。
呼び方一つをとっても美しい飲み物。
スパークリングワインの発酵は瓶の中でなされます。
泡となる二酸化炭素は、アルコール発酵する時に出来ます。
発酵後の熟成も瓶の中でなされます。
瓶をさかさまに置き、底を少しずつ回転させながら、寝かせます。
瓶の首を冷却し、二酸化炭素のガス圧で澱を除きます。
樽での澱のとり方とは一味違うとり方ですね。
真珠のようなきらめきを持つ泡を眺め、次々と立ち上り、小さな音を
聴きながら、色と香を含めて、五感で楽しみましょう。
<美の壺3:小さなラベルがワインを語る>
皆さんは、ワインを選ぶとき、ひょっとして、ラベルで選びませんか。
ワインが持っている思いを表現したボトルに掛けられた小さな絵画。
実は、このラベルは、ご承知のとおり、有名な画家が作成している
場合がおおいのです。
コレクションをしている方々も多いですね。
カラフルでいて、優雅で、楽しいですよ。
以前はコレクションブック方式でしたが、今はデジカメがあります。
あなたも、試してみてください。
画像は、芋太郎が日々飲むワインです。