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近くの多摩川に飛来する野鳥の連続写真を中心に、日頃感じた出来事を気ままな随想でご紹介し、読者双方との情報を共有したい。

死後の旅その3

2016年09月05日 00時00分01秒 | 緑陰随想

 日ごろから信心には無縁の生活をしてきたし、葬儀を執り行う側になるのは幸いかな、ほとんどなかった。上司や知人の葬儀には出席することはあっても、詳細な段取りや、儀式には疎かった。義母の葬儀を行った以後、川崎に戻り、次は四十九日だなと女房と言葉を合わすぐらいであったが、葬儀の後始末は意外と煩雑である。

 

 お寺が九州にあるため、できるだけのことを九州で行ったつもりであったが、葬儀の出席者や香典のお返しには、出席いただいた方々の芳名帳だけでは判明しない住所や、個人との関係がよくわからなかった。それらを調べ上げ、エクセルで票集計を行った。帰京前には、お寺の住職と直接会い、葬儀にかかわるお布施をお礼とともに手渡しし、四十九日法要の日程調整を行った。併せて、来年の初盆と、一周忌を合わせて行いたい旨を伝え、日程についても決めることができた。

 

 四十九日は、死後、7日ごとの供養の7回目に当たり、中陰法要といっている。いよいよ亡き母も、仏の道に進むことになるとのことであるが、ご遺骨の埋葬と、白木の位牌を本位牌へ変えること、仏事では魂を移すそうであるが、そのための本位牌の準備がある。この儀式が済めば、香典等葬儀や通夜の参加者に参拝のお礼と香典返しを行うことになる。

 

 母の死に伴う生活に必要な電気、ガス、預金通帳、税金、年金、健康保険等の名義変更や、資格証の返納等がある。遺産相続が発生するが、相続人の協議に入る前には、しかるべき書類作成が必要となる。戸籍謄本や住民票、印鑑証明、固定資産の確定等の準備がいる。遺言書があったわけではないので、それは無視できるが、大きな財産がなくても、相続に関しては時間を取って取り組まなければならない。

 

 早速、自分の自宅近辺にある仏壇店に駆け込み、本位牌を決め、発注した。今後はファクスでやり取りしながら進めることになり、10日前後かかる見込みである。四十九日の法要の前には、参加者への電話連絡、自分たちの航空機の手配、レンタカーの予約、法要後の精進料理の手配や参加者への手土産等も準備することになる。

 

 土地や畑、山林等の登記簿謄本(権利証)等は、現在では添付する必要はないようであり、相続にかかわる各種申請書類作成のため、詳細については今後も、自宅を管轄する法務局へ相談に足を運ばなければならない。