豊後高田市真玉海岸の夕日が人気ということで撮影に行ってきました。
連休をはさんで九州の実家へ里帰り、今回の目的はいくつかあるが、年に数回地元のシルバーセンターに依頼している草刈り、立木の剪定派まではしてくれないため、電線にかかる樹木の剪定を行った。梅の大木と、白木蓮である。南天も伸び放題、キンモクセイも大きな株となっていた。これらをのこぎりと剪定鋏を使って丈を切り詰める。このほかには、モッコク、ツバキ、ツツジ、ツゲ、クロマツである。
立派な池があり、水は張られてないが、枯山水の情景となっている。山から切り出した大きな岩は苔むし、それなりの風情が楽しめるが、これも手入れができていないため、残念ではあるが、にわか仕立ての剪定だけではいまいちであった。
目的の二つ目は、割れた屋根瓦の補修である。同じ種類の瓦が見つからず、業者に任すことにした。瓦を取り寄せてからの施工となるが、数日かかるとのことで、帰京後の作業となってしまった。瓦にも流行や生産停止があり、時間を経た瓦は探すのに時間がかかるとのことであった。
帰省に合わせて、墓地の墓碑の彫刻依頼を早めてもらい、納品という段階になったが、石材店の方が気をまわして、すでに墓地へ搬入し、据え付けるところまで済んでいた。支払いだけが残っていたため、それを済ませることができた。コンピュータを使っての彫刻だそうで、若干字体が統一できなかったことや、大きさも大きめであったが、やり直すわけにもいかず、仕方ないとして、渋々不満足ながら受け入れることとした。
次は、台所脇にある控えの間の床面の補修である。安い合板の化粧張りをしてあった部分が、めくり上がり、全体にべこべことしていたため、張り替えを知り合いの大工にお願いした。実は、実家を建てた棟梁の弟子であったことが判明し、大いに話が盛り上がったところである。人の縁というのは全く偶然出会っても、何らかのつながりがあるもので、不思議な縁(えにし)を感じたところである。
外灯の修理を行った。これはカバーが外れていたため、直接雨がかかっていたため、漏電寸前であり、新品と取り換えた。最後に建物の外周を見て回ったが、床下の除湿のためにつけた装置は稼働しているのであるが、換気口の処理が悪かったため、いずれ修理をする予定である。普段行っていなかった部分は意外にも多くあり、空き家が早く悪くなるのがよくわかった今回の帰省であった。