ガトゥ・ハロゥ

八犬伝と特撮と山田風太郎をこよなく愛する花夜のブログ。

DAIGOは特撮ヒーローっぽい

2008年11月03日 01時10分43秒 | 特撮
あのウィッシュポーズといい、顔といい雰囲気といい
このまま変身ベルトつけて変身しても違和感ないな。

少なくとも今放送してる仮面ライダーよりかはよっぽどライダーっぽい。

1年だけならいいけど、2年続いてうじうじな仮面ライダーは
鬱陶しい。主役(名前知らん)は放送中なのに別ドラマ出てるし。
ヒーローやってる間はヒーローに専念しろよって感じもある。

TV版では無理でも、劇場版限定ライダーとかで来年の平成ライダー
10周年記念作品とかに出て欲しいな。
顔も体格も雰囲気も特撮ヒーローに向いてる濃さの俳優って、意外にいないし。
(私的に「風小次」の竜魔を演じた俳優さんもヒーロー俳優っぽいと思う)

と思っていたら、ブレイカーズ(DAIGOのバンド)を見た
知人(子供のおまけで特撮とか見るような普通のお母さん)も
「DAIGOはレッドっぽい」と言い切っていたので、あながち
自分の感じていることは間違いじゃないっぽいなーと。

レッドブレイカー、ブルーブレイカー、イエローブレイカーとか。
普段はロックバンド、実は正義の味方です! みたいな
「超者ライディーン」みたいなのを想像してしまったり。

蟹光線

2008年10月22日 02時56分42秒 | 特撮
カニバブラーでもヨロイ元帥でもどっちでもいいけど
蟹怪人は両手のカニバサミを有効活用していないな、と。
口からビーム出すワケでもないし。

俺の目を見ろアイビーム! 俺の声聞けマウスビーム!

なグリーンマンを見習え。
外見はハヌマーンというか阿修羅マンな怪人ヅラの正義の味方だけど。


で、「蟹工船」。
文庫漫画が出てたので立ち読みしてみる。

・・・・・・ゲイ雑誌に連載されてそうなホモな内容に驚き。
高校の受験期にプロレタリアうんぬんで読んだはずだけど覚えてないな。
「戦艦ポチョムキン」も船員の反乱の内容だからごっちゃになったかもしれん。

悪人船長に何度も襲われそうになる少年もアレだけど
その少年との関わりで下半身焼かれそうになる眼鏡学生さんに萌える。
最後、殺したのは手前のくせに反乱首謀者のおっさんの死体背負ったまま
殺し文句のような愛の台詞を吐く船長にもぶっとんだ。

おっさんが死ななかったらさぞかし濃いBL系になるだろうと思ったら
BLチックなドラマCDが発売だとか。

男ばかりな舞台設定ならとりあえずホモを連想しよう。
女がいてもホモの舞台にされてしまうのがBLだけど。

深夜ドラマ【風魔の小次郎】最終回

2007年12月30日 07時23分29秒 | 特撮
深夜ドラマ【風魔の小次郎】最終回。

「特撮」ジャンルに括弧くくりされてるだけあって
それらしきOP…つか、いきなりED曲で今までのドラマ名場面で
ノンテロップ。見せ場&死ぬ場面。EDはOP曲で同様。
死んでしまった麗羅、項羽、兜丸、林彪が霊になって
出てきて最後の別れをする場面が一番泣けた。

絵里奈ちゃんはやっぱり死んでしまってこっちも泣けた。

後番組は【RH+】。吸血鬼な男子高校生4人組のお話らしい。
特撮系の俳優さんが出てたら見てみよう。

イスルギ参上

2007年12月18日 23時48分49秒 | 特撮
いきなりですが【電王】見てます。

【風魔の小次郎】よりはまだ長いけど、あとちょっとで
終わっちゃうんですねー。こういうタイムパラドックス
絡んだSFっぽいの大好きなので、【仮面ライダー】って
ジャンルじゃなくっても見ていたと思います。
デンライナー(過去未来を走る電車)とバイクが合体して
巨大ロボに変形! とか見たときにはああもうライダーも
終わりだと心底反発しましたが。

【ゴウカ】とか【イスルギ】とか名前が気に入ったので
あっさりとそのあたりはスルー。イスルギは漢字に直すと
【石動】。グラントータスかと思った。
さすが浦島太郎なウラタロス。亀の字。まんまじゃん。

ちなみに【ゴウカ】は【業火】。後はキンタロスの【レッコウ】
=【烈光】とリュウタロスの【イカズチ】=【雷】。

【石動】と聞くと昔読んだ「花が散る春」「鳥が来る夏」に
出てくる主人公のひとり、【石動水流】を思い出してみたり。

石が動いて水が流れる、そんなインパクトのある名前

角川スニーカー文庫だったかな。イラストはたがみよしひさ。
日常にSFが絡んでるようなお話で、蜜柑山という土地神様の
巫女の血筋の女性・宮根転布子と、竜の眷属らしき家の
跡取りのひとりである少女・水流をそれぞれの軸にして
竜とか宇宙人、時空人が絡んで物語が進んでいくような感じ。
今でいうライトノベルに近いかな。

BLEACHの【石田雨竜】の名前が気になったのもこれの一端が
ありそうな気がする【石動水流】。結界の代わりにポプリを
作りぶら下げる。その下に立つと、薔薇色の流れが落ちてきている
のが判るという水流のエピソード。”死神の霊絡は紅い”と
黒崎一護の霊絡を掴む雨竜のエピソード。

水流とその薔薇色の流れを見て、在る能力が目覚めた青年がいて。
それはともかく【石動水流】という存在は、転布子側の人間の
能力を次々開花させていく特異点でもあって。
【石田雨竜】と死神代行である黒崎一護との出会いの対決が
一護周辺の人間の能力を開花させてしまう流れとかぶるような。
【BLEACH】内での彼もある意味特異点だから。


思い出してくと、結構重なるっぽい部分が多いような気がする。
転布子は、香流コンツェルンと旧華族宮根家の血をひく娘で
同族というか、血のつながりのある人間達と蜜柑山のふもとの屋敷に住む。
その人間のひとり・結崎麻由の親友が水流。それで水流は屋敷に
出入りしていて、そこに住む香流の人間と親しい。

水流は、まだ本編では多くは語られなかったけど、”竜宮”という
転布子にとっての”香流コンツェルン”のようなものの重要部位に
いるらしい。水流を”竜宮”の後継者にしたい竜達と、水流の双子の
弟・水樹を後継者にしたい竜達の派閥があって、水流はそれを嫌悪して
実家を出て寮暮らしをしている女子大生。

転布子をルキアとすれば、彼女の目付役の雫石霖は朽木白哉ですか。
水流を雨竜とすれば、結崎麻由が織姫かな。
名前は忘れたけど、上記の水流で能力に目覚めた青年の母親は
実は別次元の人間という設定もあって。当てはめるなら、多分
その青年が一護っぽい存在なんだろうなって思う。

深夜ドラマ版【風魔の小次郎】

2007年12月15日 03時21分56秒 | 特撮
残り話数も僅か。
クライマックスの小次郎と武蔵の対決まであと少し。
死ぬのが確定している人物もあと僅か。

とうとう麗羅と兜丸が死んでしまってちょっと切ないなー。
本編終了後の死ぬと顔写真に×がつけられる画面がつらかった…。

原作では瞬殺されるキャラだったから、オリジナルが入ったドラマとはいえ
よくぞここまで長生きしてくれたって感じに褒めてもいいのかも。

でも、EDでの風魔戦士達が教室でわいわいやってるのを見てしまうと
やっぱり哀しいというか、切ない。

マジシャン戦隊

2007年12月15日 00時43分25秒 | 特撮
よく判らない設定だけどカルト的に好きになりそうなロボットアニメ
ネットで遊んでて見つけた【ギンガイザー】。
 
「マジシャン」がモチーフらしく、機体にはトランプのマーク、
武器はトランプ、人間切断の車輪ノコギリ+剣、手品用リング、
そんなロボットが遊園地から発進。4機合体方法が前後から交互に
組み合わさっていく箱根細工のようなよく判らないしくみ。


魔法じゃなくてマジシャンな戦隊ってどうだろう
別世界の人間が戦隊で、特殊な能力隠すために普段は遊園地とかで
マジックショーやってるマジシャン達。

花を出します鳩も出します炎をも出しますでも全部マジックです

みたいな感じ。

トランプやマジシャンなイメージ持ってる戦隊といえば「ジャッカー電撃隊」
だけど、もう少し陽気なイメージの戦隊にしてあくまで軽く。

どうでしょう?

騎士戦隊ナイトレンジャー

2007年11月16日 00時26分18秒 | 特撮
…「弘のヒーローマンション!」に住みたい…

ところで来年の戦隊はゴーオンジャーだったかゴウオン戦隊だったか。
「魔法戦隊」とか「特捜戦隊」とかで少し「○○戦隊」の単語も
マシになったかなと思ったら、その後で「轟轟戦隊」

…最初どう読むか戸惑った。放映中のゲキレンジャーに至っては
戦隊の単語すら思い浮かばないし。そろそろ少し原点回帰して
わかり易い戦隊名で、それらしいレッドとかブルーとかでお話作りましょうよ。
東映さん。

で、今、思いついたのを羅列してみる。

戦国戦隊 
・「サムライトルーパー」もどきで結構。戦国武将の子孫がブルーとかレッド。
カクレンジャーだって有名忍者の子孫だったんだからいいでしょ。このくらい。
日本各地の土地神様がなぜか敵になって、それらと陣取り合戦とかすると楽しい。

騎士戦隊ナイトレンジャー
・レッドナイト ブルー、イエロー、ホワイト、ブラック、シルバーキング
アンティークショップにあった不思議な画集。画集から抜け出てきた
皇女マリオンの願いを受け、5人の若者は騎士戦隊として皇女に忠誠を誓う。

某海外SFファンタジーっぽく。パワーレンジャー・ミスティックフォース
(海外版魔法戦隊)の設定を逆輸入で日本で使ってみたらどうだろう。
ブルーナイトはベルゼルガだな。青の騎士。

流星戦隊スターレンジャー
・レッドスター ブルー、グリーン、イエロー、ピンク

ベタベタなネーミング。「スターマン」でもいいけど、海外SFドラマに
同タイトルがあるのでレンジャー。

他の惑星から卒業レポートを書くために地球で1年間を過ごすことになった
5人の宇宙人学生。身分を隠していろいろなアルバイト体験。
が、バイト先にことごとく現れる敵。地球での寮母さんのミス・プラネット。
学生を優しく見守ってくれる人も必要。本星には怖い教授。毎回のレポートに
優・可・不可をつける人。

マシンマンの戦隊バージョンっぽく。

時空戦隊
・宇宙刑事シリーズは面白い。同一人物の転生をいろいろな時代から集めてきて
戦隊に。ゆがんだ時空を戻さないとそれぞれの時代に戻れないとか。

(学ラン+忍者+刀+必殺技)の元祖=【風魔の小次郎】

2007年11月02日 22時17分14秒 | 特撮
深夜ドラマ枠で【風魔の小次郎】が放映してたので見てみた。

・・・へんなトコが妙に原作に忠実に再現されてて笑った笑った。
夜叉八将軍を集めるときの、いきなり出てくる弓引きのお姉さんとか。

で、真面目なんだろうけど笑える闘いのシーンとかあるっぽい。
→シンクロしてる女子の足下、プールの底で木刀もってにらみ合ってる
OPの一場面。なんだどーゆーシチュエーションなんだそれは。

重要なオリジナル部分。
小次郎と武蔵の妹の絵里奈ちゃんが友達になったこと。
文通友達というか「矢文友達」だけど。

少年漫画だけど少女漫画的なキラキラ目の漫画だから
キャラクターはどんなもんかと思ったけど。
とりあえず、イメージ的にはそれなりに合ってる俳優さん達だと思う。
演技はまあ、置いといてもね、ちゃんと車田調だったから見れなくもない。
学ランの不良達の対決って感じ。
展開とCGが妙に凝っていてついHDDに録画。

深夜にやってた「ライオン丸G」ほどふざけてはないけど
(これもこれで面白かった。周囲の働きマン達(もちろん女性)も皆見てた)
笑いながらツッコミながら見られる感じ。
ジャニーズ出てないから公式サイトでイケメンチェックも出来たし。

竜魔の声がイメージにぴったり。
あ、敵の中に、ボウケンジャーの真墨がいる。

「聖剣戦争編」もやって欲しいなあ。

少女剣士二人

2007年01月09日 01時00分25秒 | 特撮
元々は世界文学全集に入っているような名作なのに
「変身」要素が入ると何故、こんなにも面白そうなのか。

「ロミオ×ジュリエット」
ジュリエットが、謎の男装の紅剣士。

以前、NHK-BSで放映されていた「シンデレラ」。
何かと事件に巻き込まれる王子様を、魔法で変身したシンデレラが
助けるお話。

特撮だと、「シルバー仮面」のリメイクモノの「シルバー假面」。
森鴎外と「舞姫」エリスとの間に生れたドイツ人美少女ザビーネが指輪
(ニーベルング?)の力で変身。帝都の猟奇事件。時空を越え暗躍する
カリガリ博士と対決する・・・。

時代が時代なので、江戸川乱歩とかも出てくる様子。
「帝都物語」とか久生十蘭とか江戸川乱歩の世界とか。
小栗虫太郎の耽美性もちょっと入るのかもしれない。

カリガリ博士かぁ…また、カルトなキャラを引っ張ってきたなー。
人造美青年とか出てきたりして。


ペットントン裏面

2006年07月03日 16時47分21秒 | 特撮
懐かしの東映不思議シリーズの「ペットントン」がスカパーで放映開始。

あのなんでもアリの不思議シリーズとはいえ、脇役のガンちゃんの言動は
許容範囲を明らかにオーバーしていたのではあるまいか。


「ネギ太の子供は俺が産む!」


ちょおコラ待てや少年意味わかって言ってんのか?ああ?


東映不思議シリーズ(後半は、不思議少女シリーズだったけど)のこれは
ネギ太くんとETのなりそこないのような緑色の宇宙人ペットントンが
繰り広げる人情竜巻絵巻。(だったと思うが)

小林綾子がED歌ってまして、彼女の名前を見ると「おしん」よりも
こっちのペットントンの曲の方を思い出すわけで。
でも全部思い出せないってのが当時小学生のリアルな記憶。

どーんなおー願いをしーよおーかなー。
割れたティーカァーップーもーとにもーどしーたりー。
ピーンクのー粉ゆーきーふーらーせーたーりー。
ホニホニカブラムニムニカボレ・・・


ああ、このEDだけ聞いたらなんてファンタジー。

と思って痛かったよ。
ちょっとボケてるスライム状の宇宙人とのほのぼのファンタジー
それですんだのかもしれなかったのにな。


「お前の子供を産む」宣言さえ無かったらな。
ガンちゃんの愛情が脳天突き抜けすぎて恐ろしい。


BLなんて言葉もまだ全然確立していなく、
やおいなんて言葉の片鱗さえも知らなかった身にとって
ガンちゃんのネギ太くんへの熱い想いはなんともかんとも
理解しがたいもので。

演じていた子役の子らもさぞかし戸惑ったことだろうと。

そしてその後、何年かして今度は「超獣戦隊ライブマン」。

ライブマンの追加メンバーのグリーンサイ。
怪人に襲われて妊娠して「男だったら産んでやる!」と
本当に産んでしまいその幼獣を守るために逃亡し、
マタニティ姿まで披露した高校生。

しかも高校休学中で戦ってるという設定のメンバーなので
男で未成年で妊娠出産のちに変身して戦うという
拍手喝采の経験をしてしまったキャラ。

こういうのを見てしまっていたせいか、

「アバレンジャー」でブルー(男)がシスターに女装! 

ふーん。

「ボウケンジャー」第一話。「お前は俺の獲物だ!」 

ふーん。


と、イマイチソレ系インパクト不感症。

意識してない特撮のBL(?)って、子供時代の【刷り込み】って感じ。
恐ええ。

昼ドラのメイドさん

2005年11月02日 00時33分41秒 | 特撮
一条ゆかりアワーの後半の「デザイナー」が面白くなってきました。

主人公の亜美がお蝶夫人@松本莉緒で、朱鷺がハリケンジャー@塩谷瞬で、
亜美に想いをよせるカメラマン・明が仮面ライダーギャレン@天野浩成。

主要若手キャスティングがある意味とてもマンガ的で、観ていてわかりやすい…。

「百獣王ゴライオン」が米国実写映画化

2005年08月01日 01時19分56秒 | 特撮
(今回も「八犬伝」とは全然関係ありません)


「百獣王ゴライオン」が米国実写映画化するそうな。

・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

スカパーは全話録画したけど、これは・・・(汗
サンダーバード人間版実写映画みたいなのだったら泣く。
呼び名も日本語名をそのまま訳したら面白いと思うけど。

黄金 → Gold
銀  → silver
青銅 → bronze
黒鋼 → black steel
錫石 → Cassiterite


そして実は「ゴライオン」の後に放映した「ダイラガー」の方が
面白かったりする。


「トランスフォーマー」の実写映画はけっこう楽しみ。
でも、公開年が微妙に中途半端。

2005年の今年か、2010年にやればもっと盛り上がったかも。
私は初期のよくわからないノリの強引なお話が好きだったので
今頃やってる、萌えな女の子の出てくるのとか、キャラ声優で
売るやりかたの「トランスフォーマー」はハッキリ言って嫌い。

初期シリーズの少年スパイク → 成長 →息子ダニエルの親子が
なんとなく好きだった。ちっとも可愛くないところが特に。

ブロードキャスターとサウンドウェーブも見たいし、変身後が浮いている
巨大顕微鏡のパーセプターとか、頼れる兄貴な空飛ぶ山猫スカイリンクス。
ああ、すげー見てみたい。見てみたいっていうか見せろ。
書き出したらキリが無さそう。LDーBOX引っ張り出して見れってか?


もいっこ、ツボにはまったニュースがこれ。
「10番目の惑星発見」

なんつーか、ダンガードAみたい。惑星プロメテ? 

というか、原作の方。全2巻完結の秋田書店版のやつ。
コミックス紹介の文は確かこんなの。

「10番目の星、惑星プロメテが発見された。
そしてその星をめぐって争いが起きた・・・」

で、最後の最後までダンガードは出てこないというアレです。

OPの「好きだ!」はどこにかかってくる言葉なのか、とか、
ロボットのくせに唇が気持ち悪いんじゃとか、そんなの以前の問題。



海外戦隊 ~パワーレンジャー~

2005年06月08日 03時14分45秒 | 特撮
「八犬伝」も「仮面ライダー」も好きなのですが。
その両方の流れで「特撮戦隊シリーズ」もやっぱり大好きなワケで。

仮面ライダーは初期シリーズの区切りが7人、9人、10人目になって
シリーズは一区切り。その後は繋がっているようないないような。

海外戦隊シリーズの「パワーレンジャー」は初代レンジャー(ジュウレンジャー)
から「イン スペース」(メガレンジャー)までが通しのシリーズ。
最近のシリーズは日本と同じように1年ごとに物語をリセットして、
メインの5人も世界観も毎年変わっているけど。初期パワーレンジャーは
初期ライダーシリーズのように世界観と主人公が少しずつ変わりながらも
共通の場所で共通のキャラが出てきて物語は繋がったまま。

舞台はエンジェルグローブという都市の高校。
ゾーダンに「優秀で勇敢なティーンネイジャー」として選ばれた5人が
人知れず変身して地球の平和を守るというもの。
メインメンバーも1年区切りでの交代ではなくてランダムな交代制。
留学したり転校したり怪我したりで高校生らしい事情での交代。
赤と青以外が次のメンバーと交代、緑が次の赤に、赤が戻ってきて今度は黒に、
青が怪我で入院しているあいだは別の人に、秘密を知ってしまった為に
レンジャーになった小学生以外のメンバーが高校卒業で4人同時に交代とか。
そんな感じで結構バタバタ。

次のシリーズで前のシリーズのキャラが出てきて変身することもあり。だから
初期の仮面ライダーのシリーズは、こっちのパワーレンジャーの流れに
近いものがあるのかも。

パワーレンジャーも初期のシリーズが一段落ついてからは、毎年リセットの
戦隊シリーズになったので世界観も人物達もバラバラだったけど。
去年の「ダイノサンダー」(アバレン)では、初期シリーズの第一作から
出ていたトミー(初期グリーンで、ホワイトで、2代目レッドでリーダー)
が、なんと教師になっていて今度はブラックに変身。
「アバレン」でのアスカの「別世界の竜人族」な秘密が、トミーは
「過去にパワーレンジャーだった」のが秘密らしい。
そしてトミーは、素質のある3人の生徒と共に変身して戦う。

いきなり初期のシリーズに物語がループしてしまって喜んでいいやら
困ってしまうやら。スゴイ。

どのくらい私的にスゴイかというと、「アギト劇場版」の警視総監@藤岡弘が
「実は私も昔、仮面ライダーだった」とか言って変身してしまうような感じ。

嬉しいけど困るでしょ。

ライダーマンに萌える<2>

2005年04月18日 02時44分19秒 | 特撮


この爽やかそうな好青年がTV版とは似ても似つかぬ結城丈二。
頭のハネが気になってもう。
(パーマンのミツオ君をどことなく彷彿するというか)

で、髪の毛ハネハネまくりのGジャン少年(笑)が風見士郎。


TV版では歩み寄っていた(?)のは風見士郎でしたが、
この本では結城さんの方が歩み寄ってます。
大人っぽくない熱血漢の風見士郎と、ちょっとキザ入った結城さん。
TV版の二人の性格を逆にして詰め替えたみたいです。
好みとしては、こっちの設定の方が好きかも。
もちろん、TV版の結城さんも好きですが。

友人曰く、TV版の結城さんは
「ナイフを持っていきなりキレる中学生」のようなタイプだとか。
・・・・うー。

「V3 勘違いするな。おれはおれの為にこうしているだけだ」

 V3助けて共同戦線張ったり、見ず知らずの子供を助けて、
立花レーシングに預かってくれとやってきたり。
・・・いつの間にそんなに仲良くなったんですか。

「いつの間にやら当たり前のように立花レーシングにいる」
TV版では、あのヨロイ元帥からの年賀状の時期くらいでしょうか。
・・・「トリビア」になってましたがこんなのでトリビアになるとは。
「X」の「香典を届けにくるアポロガイスト」とかは駄目かな、アレも結構笑えるけど。

また反れた。ごめん。閑話休題終わり。




 ラスト付近。TV版でいうなら51話あたり。
TV版にはこーゆーシーンは無いのでとても嬉しい変身シーン。
変身前姿の時に、好意的に名前を呼び合ってくれるのはとても嬉しい。

 今更ですが、結城さんという人は、ヨロイ元帥への復讐と、
デストロン首領への忠誠心だけで動いているので、TV版では
別にV3が居ても居なくてもいいんですけどね。タイトルが「V3」だから
そんなワケにもいかないけど。

 でも、こっちのバージョンは、【V3打倒】の為の研究員なので

「お前をほんとうに殺すのはおれだからさ!!」

なんてこと言ってたりする。
(いやそれは絶対に無理だろうと、TV版と同じようにツッコミいれてみる)

善か悪かは別として、結城さんが自分自身の目的として決めていること。
ヨロイ元帥(ザリガーナ)の罠を知らせるのに、「個人的な話だ」
なんてわざわざ断ってることから、善悪の区別は一応ついているらしいけど。

「丈二! お前は敵か味方なのか?」
「オレはオレ! ただそれだけだ」


そしてラスト。
Dロケット(TV版ではプルトンミサイル)に乗り込み爆発させるライダーマン。

「このロケットを破壊できるのは、もと科学者だったオレだけだ!!」

この時の結城さんの心情ってどうなんだろ。
知らずにデストロンに加担していたことの対する贖い?
「正義」という名の自己犠牲に対する自己満足感?

科学者だったらしい父親と、実はデストロンに殺された母親。
学校にも行ってなさそうだった幼少の結城さんに目をつけていたデストロン。
デストロンが【正義】ではないことに気づいたあたりから、自分の両親の
死について気づいたのかも。もしかしたらもうずっと前から気づいていて
気がつかないフリをしていたのかも。

イカン。私が書くと思い入ればっかり入ってしまって駄目。
詳しい内容を知りたい方は「まんが秘宝」の「ライダーマン」
を参照のこと。一読の価値あり。

ライダーマンに萌える<1>

2005年04月18日 02時38分25秒 | 特撮


今回も「八犬伝」に関係ないです。
テレビランド版「仮面ライダー」③の紹介というか、ライダーマン萌えの話。

サブタイトルは「復讐の戦士・ライダーマン」
丸々1冊ライダーマンの物語。というか、結城丈二の物語。

 ストロンガーまでの7人中、過去に遡ってまで生い立ちを描かれて
いるのは彼だけ?もしかして。孤児になってデストロンのスカウトマン(?)に
連れられてデストロン養成所で成長して優秀な科学者になるまでのお話が前半。

 デストロンに優秀な人材を増やす為の純粋培養なワケだから仕方ないかもだけど。
「世界統一をめざす正義の組織ですよ」と素直に信じこんでいるのがオソロシイ。
絶対服従ってやつですね。

 でも、孤児になったばかりの結城さんは、スカウトマンからデストロンの話
を聞いたとき、少しはうさんくさい話だと思ってるっぽい。でもそれ以上に

「母親と苦労しているときには誰も助けてくれなかった」

な過去があるせいか(うわ、暗!)

(もうどこでどうなったっていいから手を差し伸べてくれる方に行こう)

とどうも流され人生演歌な方向って感じで諦めている感じがあるというか。
 もー、駄目よ、結城さんってば! まだ若いのに!!

 石ノ森先生の他作品であるけど「サイボーグ009」のジェロニモもこんな
感じの「諦め」でサイボーグになってたんですよな。

誇り高きインディアンである自分のいる居場所はもうない。だからどこへでも行く。

 インディアンってだけで差別される自分の人生に悲観・・・したってわけじゃない
だろうけど。諦めの極致で自分からBG(ブラックゴースト)に入って改造された
のは彼だけで。他のメンバーはさらわれたり、だまされたり、おどされたりして、
気がついたら改造人間。

閑話休題。話戻して結城さん。

 優秀な科学者になり、部下達からは尊敬されて慕われる存在として成長。
幹部候補にまでなってしまって、そのせいでヨロイ元帥から逆恨み。
ヨロイ元帥あまりにも勝手すぎ。養成所に入りたての結城さんに

「わしを父のように思いなんでも相談しろ」

なんつって、特待生にしたくせによー。しかも

父親

だと?


 ライダーマンというお話でのキーパーソンである右腕切断はビミョーに違います。

こっちのお話では、硫酸プールのちゅうぶらりんでは無く。
代わりにヨロイ元帥のチェーンソー(?)で腕ちょん切られ瀕死状態。(痛そう)
仲間のデストロン科学者達が右腕の改造手術を行い、自分達の命と引き換えに脱出
させてくれ、ようやく結城さんはデストロンの真実に気づき始め・・・。