ガトゥ・ハロゥ

八犬伝と特撮と山田風太郎をこよなく愛する花夜のブログ。

すべては惑星アルジェナ謎の消失から始まった  ~DAIVA~

2005年02月15日 03時02分07秒 | 自己カルト的
マイトレーア暦3722年。ビシュヌ銀河を4千年もの
長きに渡って納めてきたインドゥーラ帝国は、
その統治の中心である惑星アルジェナが謎の消失を
遂げたことにより終焉を迎えた。

しかし、何者かに導かれるように7人の若者がその
謎の究明と、ビシュヌ銀河復興の為に立ち上がる。


・・・といった内容を7つの機種の7つの物語で展開させた
伝説的なパソコンゲーム。

知っている人は知っている。
でも、そんなにカルトってワケでも無いと思うゲームです。


主人公は7人。
司政官、貴族、艦長、エースパイロット、科学者、海賊、
そして、その6人を選び呼び寄せた7人目の記憶喪失な謎の人物。
それぞれに、婚約者や親友、妻、記憶など失い、
復讐を誓い、仇を追い、闘い、裏切られつつも出会い
絡んだ糸が正しく編みなおされていくように集う。

そーゆーところが「八犬伝」的だと。

諸悪の根源であるシヴァ・ルドラも、主人公側の記憶喪失なクリシュナを
アスラに対するディーヴァの女神様だとしたら、クリシュナは伏姫で、
シヴァは悪のままだった八房みたいなもんかな、と。

主人公達は7人。コレに私はVol3「アスラの血流」の主人公ラトナの
親友ラーヴァナを外伝とかの主人公にして8人目にしたいな、と。

ラーヴァナくんは、ラトナの大親友だったのですが、呪われた「アスラの血」
が自分に流れていることを知って、ラトナを撃って謎の失踪。
実はラトナ達が追っていた犯罪者ラティーの弟で、その後、シヴァの配下と
なって次々と惑星を制圧。惑星トラントランでラトナと再会するも
最後はアスラの血から解放される為に、ラトナに撃たれて死亡。

今だったら、同人誌の1冊や2冊出ていてもおかしくないような内容です。

親友を撃ち殺したってことで、ラトナも精神崩壊に陥りかけたりするんですが。
これもなかなかの萌えポイント。

ラストでは生き返って欲しかった・・・・。

和風ガンスリンガー少女 ~ジェノサイド~

2005年02月15日 02時25分47秒 | 八犬伝いろいろ
今号の「ジェノサイド」で、和風ガンスリンガー少女・銃蔵が死亡。

あまりにも早過ぎ、何がって展開が。
前号で里見の玉霊城乗り込んで、今号で城壊して脱出。
で、里見側の現八と、真田側の銃蔵がそれぞれ死んで人数減。

ジャンプとかなら1年間は引っ張れそうな展開がたった2話で終了。
あまりにもあっさり過ぎ。

城外に残っていた花乃が他の八犬士にさらわれるとか、
里見の八犬士がとても強くて太刀打ち出来なくて一時退却するとか、
退却はしなくても、他の十勇士が助っ人に間に合うとか、
現八VS銃蔵でのリターンマッチだとか
そういうのを思い切り期待してたのに・・・。

現八と銃蔵が死んだのって、壮絶な忍術合戦やったとか、
死闘を繰り広げたとかじゃないんだもの。


個人的には、銃蔵=お蔵の過去をカットだけで済ますんじゃなくて
過去話で読みたかった・・・。