高校生の頃、「ギミアぶれいく」というとても胡散臭いバラエティ番組がありまして。
糸井重里が「MOTHER2」を遅れに遅らせた原因の「徳川埋蔵金」とかやってたり。
もっぱら自分は、番組中盤で放映される短編アニメが目当てだったので、
特集とかはあまり覚えていませんが。
アニメっていうのは、藤子A先生の「笑うせえるすまん」とか、石ノ森先生の
「化粧師」とか。
夏休み企画のホラー特集で、「内田春菊の呪いのワンピース」がアニメ化
されたのもこの枠。タイトルはちゃちいけど、中身はなかなかのホラーもの。
着ると美人に見える不思議なワンピースをめぐる短編集。
・仕舞ってあったママの古いワンピースを着てパーティに行き気狂いになりかける話。
・好きだった男の子からもらったワンピースを着てそのままどこかに行ってしまう話。
・ワンピースが身体の一部になってしまう話。
3つめがエグイ。赤いワンピースを透かして見ると、赤い血管が見えるってオチ。
2つめは描写がエグイ。「ボロボロの男の人と嬉しそうに手を繋いで歩いていった
のが目撃された最後の姉の姿でした」との妹視点。
このワンピース、何度燃やしても持ち主の元にいつの間にか戻ってきてしまうと
いう設定があるのですが、その理由は謎のまま。
ホラードラマ枠が「インスマスを覆う影」。主演が怪演俳優の佐野史郎氏。
「クトゥルフ」好きがその世界を壊さないように大切に作ったという感じのドラマ。
佐野氏そのものがラヴクラフトの世界に日本人として入り込んでいても
違和感無い様な感じ。「ネクロノミコン」は手作りって…。
日本が舞台となるように若干名称などは変えてあるものの、「誰かが見ている」
閉ざされた世界系ホラーとしては、自分的にも「怖い」と思える水準クリア。
ラヴクラフトの静かな侵略モノは、日本のサイレントホラーに合っているのかも。
当時の自分としては「わがふるさとは黄泉の国」(半村良 著)っぽいなと
思った記憶が。ちなみに「クトゥルフ」は早世した友人が勧めたから。
調べたら、脚本家の人も「クトゥルフ」好き。
「ウルトラマンティガ」のラスト近くで、ガタノゾーア(=ガタノトーア =旧支配者)、
ルルイエ、ゾイガー出したのはこの人だったんかと。特撮でソレ系というと
死神博士=天本英世が声優をやった「ネクロノミカン」のゲームを思い出したり。
「ミコン」じゃなくて「ミカン」。なにその可愛らしい響きって笑った記憶もある。
幼少時、「いきなりダゴン」ってアニメがあったけどさすがにこれは違うだろうと。
むしろ自分的に謎のアニメ「ジムボタン」の方が気になってたり。
今思うと、よくこんな薄気味悪いカルト的なアニメとドラマを放映したものだと。
「笑うせえるすまん」を有名にした番組ってだけじゃなかったのだなと。
「萌え萌えクトゥルー神話事典」が意外と面白かったので、ふと思い出してみた。
糸井重里が「MOTHER2」を遅れに遅らせた原因の「徳川埋蔵金」とかやってたり。
もっぱら自分は、番組中盤で放映される短編アニメが目当てだったので、
特集とかはあまり覚えていませんが。
アニメっていうのは、藤子A先生の「笑うせえるすまん」とか、石ノ森先生の
「化粧師」とか。
夏休み企画のホラー特集で、「内田春菊の呪いのワンピース」がアニメ化
されたのもこの枠。タイトルはちゃちいけど、中身はなかなかのホラーもの。
着ると美人に見える不思議なワンピースをめぐる短編集。
・仕舞ってあったママの古いワンピースを着てパーティに行き気狂いになりかける話。
・好きだった男の子からもらったワンピースを着てそのままどこかに行ってしまう話。
・ワンピースが身体の一部になってしまう話。
3つめがエグイ。赤いワンピースを透かして見ると、赤い血管が見えるってオチ。
2つめは描写がエグイ。「ボロボロの男の人と嬉しそうに手を繋いで歩いていった
のが目撃された最後の姉の姿でした」との妹視点。
このワンピース、何度燃やしても持ち主の元にいつの間にか戻ってきてしまうと
いう設定があるのですが、その理由は謎のまま。
ホラードラマ枠が「インスマスを覆う影」。主演が怪演俳優の佐野史郎氏。
「クトゥルフ」好きがその世界を壊さないように大切に作ったという感じのドラマ。
佐野氏そのものがラヴクラフトの世界に日本人として入り込んでいても
違和感無い様な感じ。「ネクロノミコン」は手作りって…。
日本が舞台となるように若干名称などは変えてあるものの、「誰かが見ている」
閉ざされた世界系ホラーとしては、自分的にも「怖い」と思える水準クリア。
ラヴクラフトの静かな侵略モノは、日本のサイレントホラーに合っているのかも。
当時の自分としては「わがふるさとは黄泉の国」(半村良 著)っぽいなと
思った記憶が。ちなみに「クトゥルフ」は早世した友人が勧めたから。
調べたら、脚本家の人も「クトゥルフ」好き。
「ウルトラマンティガ」のラスト近くで、ガタノゾーア(=ガタノトーア =旧支配者)、
ルルイエ、ゾイガー出したのはこの人だったんかと。特撮でソレ系というと
死神博士=天本英世が声優をやった「ネクロノミカン」のゲームを思い出したり。
「ミコン」じゃなくて「ミカン」。なにその可愛らしい響きって笑った記憶もある。
幼少時、「いきなりダゴン」ってアニメがあったけどさすがにこれは違うだろうと。
むしろ自分的に謎のアニメ「ジムボタン」の方が気になってたり。
今思うと、よくこんな薄気味悪いカルト的なアニメとドラマを放映したものだと。
「笑うせえるすまん」を有名にした番組ってだけじゃなかったのだなと。
「萌え萌えクトゥルー神話事典」が意外と面白かったので、ふと思い出してみた。