ガトゥ・ハロゥ

八犬伝と特撮と山田風太郎をこよなく愛する花夜のブログ。

その後の【戦国魔神ゴーショーグン】

2010年10月30日 21時57分27秒 | 自己カルト的

(【戦国魔神ゴーショーグン 時の異邦人】 首藤剛志 著)

脚本家の首藤剛志さんが亡くなられた。
それを知ってふっと頭をよぎったのは、
【ポケモン】でも【モモ】でもなく、【ゴーショーグン】。

アニメージュ文庫から出ていた【その後の戦国魔神ゴーショーグン】
シリーズも未完に終わるのだなぁと。

【時の異邦人】が自分の中では最高潮。次点は【狂気の檻】。

それぞれに暗い過去を持つくせに明るい魅力ある主人公達と敵幹部達が
「ビムラーエネルギー」なるものを巡って戦うロボットアニメ。
というより、自分の中では【ビーストウォーズ】と同括弧くくり。
アドリブ掛け合い漫才コンゲーム。唯一の子供のケンタがいなかったら
いったいどういうロボットアニメなのかと説明のしがたい物語。

TVシリーズ終了後の主人公側3人と敵対側の3人が共に旅をするという
設定のシリーズ。主要人物である男の子と同化(?)した主要ロボットが
宇宙へ旅立ってしまった時点で、両者が争う理由が無くなってしまったので。

個人戦闘能力はそれぞれに特化しているので、この6人が協力して
事件にぶちあたるとこれがまた面白く。熱血そうでどこか冷めているようで。
そこがまた面白かった。そのせいか打ち切りに近い終わり方だったけど。
あれは子供向けのロボットアニメでは無かったと思うし。

今頃流行りの【戦国】という単語がくっついているくせに
戦国武将とは何の縁も縁もなし。子孫とかそんなのも皆無なのも。

その後シリーズ復刻してくれないものか。
【時の異邦人】以外は嫁ぐときに処分してしまったので。
劇場版の主題歌「涙の法則」も復刻希望。もう何年も望んでる。

眠りなさい 眠りなさい 僕の心よ
眠りなさい 眠りなさい 愛が目覚めるまで



ご冥福をお祈り致します。