ガトゥ・ハロゥ

八犬伝と特撮と山田風太郎をこよなく愛する花夜のブログ。

限りなく透明に近いブルー…の戦隊

2013年01月26日 21時16分03秒 | 特撮

もう再来週あたりから放映開始の「キョウリュウジャー」の
番宣が流れ始めているんですが、今回のブルーはおっさんです。

「なんでも屋」を営み、シングルマザーの妹と姪っ子を養う
32歳にして超働き者のメンバー最年長。有働ノブハル。

前回の恐竜モチーフの「アバレンジャー」の時にも、事故死した兄夫婦の
娘=姪っ子を育てているレッドがいたけれど、”シングルマザー”って
いう存在を子供番組に出すことにできる時代になったんだな、と。

これで、キョウリュウレッドやブラックとくっつく展開になったらまた
神展開ですが。

某エヴァのように苗字漢字・名前カタカナが基本のようです。

しかし、各地で獣電竜に勝ったので戦士になったという設定が妙です。
冒険者が某ポケモンのようにモンスター探しをしていたという訳でもなく
「アバレンジャー」のように「恐竜DNA」(ダイノガッツ)を持つ人間
として爆竜に選ばれたというでもなく。
個人的には、お嬢様女子大生がどうやって獣電竜に勝利したのか非常に
気になるので第1話~第3話までは必須のようです。

舞台挨拶の写真が記事になっていたので見てきたのですが、赤・黒・緑の
男性3名がイケメンにも関わらず「…地球の平和をまかせて大丈夫なんだろうか」
な不安定感オーラが出ているのが気になります。赤がチャラ過ぎです。
逆に、ひとりだけムードメーカーらしくもじゃもじゃ頭の不精ひげの青が
男らし過ぎて気になります。多分、頼りなさそうに見えて涙もろくて
おせっかい&お兄さん&おっさんなデフォキャラではないかと。

天涯孤独でサーカスの空中ブランコやバイク乗りを生業としていた
「デンジブルー」の青梅さんをどこか彷彿とさせるのは私だけでしょうか…。
ちなみに青梅さんにも同じサーカス団で彼を”お兄ちゃん”と慕う天涯孤独
の少女がいたりします。

更にデンジブルー@青梅さんは大葉健二さんです。
ここのブログではお馴染みですが、角川版【里見八犬伝】の犬飼現八です。

ここ最近は戦隊そのものを見続けていないので、ブルーがどんな
立ち位置になっているのかちょっと判りません。
「赤は武蔵、青は小次郎」と、石ノ森先生がおっしゃっていた言葉が
なんとなく頭をよぎります。

「ゴーオンジャー」の料理上手で”おかん”の位置にいたゴーオンブルー
が自分内で印象に残っている最後のブルーとなっています。

このゴーオンブルー役の片岡信和さんが”ついに【忍たま】がミュージカル化!”
の時の主役・食満留三郎を演じ、大成功となり、「忍ミュ」シリーズとして
現在も公演が続くきっかけとなったので印象強くなっているのかも。