共に成長しようじゃないかっ!

“母ちゃん”になったSugary。
大福登場の、子育てブログです。

コイングルグル装置

2021-06-13 13:02:29 | 子育て/日常

何もやらない時間は全て「ヒマだー」と文句を言う大福。
何かを作り始めると夢中になっていいので、今までにも色々と「作る」事を促してきました。
写真に撮るのは忘れてしまいましたが、段ボールでガチャガチャも作ったことがあります。
さて、今回は…。
非常事態宣言もありゲームセンターに行けないので、そのゲームセンターにあるゲームを作ろう、と決めたようです。
どこかの科学館だったかにある、円錐状の中をコインがグルグル回って下に落ちる募金装置みたいなものです。
正直、何を作るのか聞いた時は親としては無理だろ、と思いました。
でもね、「何を作りたいの?」と聞くと、「“無理”って言わないなら教える」と言われたので、言うわけにはいきませんでした(笑)
いやまぁ、言っちゃいけないんですけどね、子供にそう言われていなくても…。

──で、コインがグルグル回って落ちるものは、傾斜とかコインを落とす角度とかが重要だと思ったので、そこを極めるまでの大変な作業が大福にやり遂げられるのか、が「無理なんじゃないの?」と思ったところなんですが。
いざ、100均で素材を2個買い、ネットで回転スピードを変えられる装置を購入し、円錐状の作り方やコインを落とす部分を作ったほうがいい、という事だけ教えたら…。


作りやがった…。
しかも、円錐の傾斜とか考えなくも、案外簡単に(笑)

何かを止める時はノリかボンドかテープと決まっている大福なので、出来上がったときには、すごいテープだらけでしたが…(笑)
それでも、その後から改良を加えてました。
最初はハンガー同士をテープでくっつけていた土台も、園芸の支柱と苗の茎を止める針金の入ったビニール紐(?)で止めるようになったり…と見栄えも少しすっきりしてきました。
でも色々と改良を加えていくうちに、円錐状の部分が歪んでコインが回らなくなってきました。
同じものをもう1度作りなおす、というのは本人にとってもすごく嫌で、何とかコインが回るように直していたのですが、コインの回転数が少ないままで…。
結局、数日は拗ねていましたが、「作り直す」という事になりました。

なんでもそうですが、完成形ができるまでは、いくつもの「試作品」が必要になります。
ニュースでも「試作品1号」「試作品2号」という話が出てくるのはそういう事なんだよ、と大福にも言い聞かせていました。

さぁ、心を決めた大福が次にどういう改良を加えたのか。
ご覧ください。

ハンガーで作っていた台は、段ボールになりました。
そして、円錐状のものが固定できるように「穴を開けたところに入れた方がいい」とアドバイスした通り、穴をあけた段ボールに円錐形のものを入れてました。
「試作品1号」より、見た目もゴチャゴチャせず、安定感もあります。
これからまた遊んでいるうちに、色々と改良を加えてくなるかもしれないので、これは「完成品」ではなく「試作品2号」となる可能性はありますが(笑)

でも何はともあれ、満足のいく仕上がりになったので本人的には大満足みたいです。
これからも色々と作って、見た目と機能性と耐久性などを考えながら、数少ない「試作品」で「完成品」ができるようになることを母として期待しています(笑)


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