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サッカー狂映画監督 中村和彦のブログ

電動車椅子サッカーのドキュメンタリー映画「蹴る」が6年半の撮影期間を経て完成。現在、全国で公開中。

CPサッカー日本代表初戦引き分けでのスタート

2022年09月28日 | CPサッカー


イタリアで開催されているCPサッカーの国際大会IFCPF World Championship 2022、日本の初戦の相手はコロンビア。
日本のメンバーは、GK柳英行、ディフェンス浦辰大、三浦良介、中盤中央に久保義輝、右に谷口泰成、左に赤禿賢一郎、トップに大野僚久。
CPサッカーのクラス分けはFT1~3、1がもっとも重い。FT1の選手が1名は必ず出場していなくてはならない。また逆にFT3の選手は一人しか出場できない。
日本は柳と大野がFT1、久保がFT3、その他はFT2。

先制したのは日本、前半15分、浦が左サイドをドリブルで持ち上がり冷静にファーサイドに流し込んだ。
しかし前半終了間際バスミスから相手につかながれ同点に追いつかれる。

後半頭から谷口に代えて本中野雅、その本中野がトップに、大野が中盤右サイドに。
そして後半4分、カウンターからゴールを決められ逆転されてしまう。
25分に久保が退き芳野竜太が入る。芳野はパスを散らし攻撃のリズムを作ろうとする。
そして30分(CPサッカーは30分ハーフ)、今度は浦辰大が右サイドからカットイン、右足で浮き球のシュートをニアに蹴りこみ起死回生の同点ゴール!
その後はGK柳の好守もあり、日本は初戦を2-2で引き分けた。

次戦のデンマーク戦は、日本時間28日19時キックオフ。
と思っていましたが、16時半キックオフに変更になったようです。失礼いたしました。


CPサッカー女子W杯初開催 初代女王はアメリカ 日本は3位

2022年05月18日 | CPサッカー
5月12~17日、CPサッカー女子W杯が初めてスペインで開催されました。

確か2009年だったと思うが、欧州のCPサッカー関係者の講演に出かけた際、女子チーム、選手はいないんですか?と質問すると「オランダ1人いるかな?」という回答だったかと記憶している。そう考えると感慨深いものがあります。
 
大会は男子の通常のルールと異なり、5人制で、狭いピッチで行われました。
クラス分けが軽く、障害的に軽い選手が7人制よりも相対的に目立ってしまう印象もありました。
GKをどの程度のクラス分けの選手がやるのか、選手層の薄さもあり、なかなか難しい問題のようにも感じました。
 
大会には5か国が参加、初代女王を争い、優勝はアメリカ、準優勝オーストラリア、3位日本、4位オランダ、5位スペイン。
日本の戦績は以下
第1戦 スペイン 6-1
第2戦 オランダ 6-0
第3戦    オーストラリア 0-4
第4戦 アメリカ 1-1
2勝1敗1分け 勝ち点7 得失点差+7で3位となり3位決定戦へ
3位決定戦 オランダ 4-1
 
各試合も配信され、日本の5試合のうち予選リーグのオーストラリア、アメリカ戦はフルで、初戦と3位決定戦は少し観ることができました。
備忘録として、SNSへの書き込み等を書き出しておきます。
きちんとした記事でなくてすいません。
 
第1戦スペイン戦
初めて開催されているCPサッカー女子のW杯、初戦日本は地元スペインに6-1で勝利。
配信を少ししか観れてませんが、日本がサッカーの形になっているのに対し、スペインはあまりそうなっていない印象。
 
第4戦アメリカ戦
スペインで開催中のCPサッカー女子W杯の第4戦は日本とアメリカの対戦。
前半からアメリカは日本ゴールに攻め込むが日本は粘り強く気迫あふれる守備で0-0で前半を折り返す。
しかし後半10分(くらい)、アメリカは右サイドからの折り返しをダイレクトでシュート、何本もシュートを止めていたGK浜田美弥妃もわずかに及ばず先制点を許す。
しかし18分(くらい)、ゴールキックからのオウンゴールで同点に追いつく。その後、アメリカは怒涛の攻撃を続けるが日本が凌ぎきり1-1の引き分けとなった。
気持ちが伝わってくる好ゲーム。大田麻衣もぎりぎりのところでシュートを阻止、石原利恵や黒木咲生も粘り強く走り回り、竹村明結美は第3戦のオーストラリア戦から何度も倒れては立ち上がり、本当にお疲れ様でした。
 
第3戦のオーストラリア戦は、クラス分け的に軽いフィジカルの強い選手にやられたという感じでした。
優勝したアメリカはデフリンピックでもこちらでも優勝、女子サッカーの層の厚さを見せつけた感じでしょうか。

CPサッカー日本代表 世界選手権の全日程終了

2017年09月23日 | CPサッカー

 アルゼンチンで開催されていた『2017 IFCPF World Championships』CPサッカー世界選手権大会の日本チームの全日程が終了した。
最終戦はスペインとの15~16位決定戦、はっきり言ってしまえば最下位決定戦である。
しかし最下位決定戦と言っても予選を勝ち上がってこの大会に参加しているわけで、やはり15~16位決定戦と呼んだほうが適切だ。

障がい者サッカー全般に目を向けてみると、予選が全くない競技、地区ごとの予選を勝ち上がるのも困難な競技と様々だ。
今大会のCPサッカーの予選は、パラリンピックに出場できなかったチームが集まり、参加8枠を争った。日本チームはその予選大会で出場資格を手にしての参戦だった。大会に出たくても予選で敗退したチームもいたということだ。


今大会これまでの5試合は自宅のPCにへばりついて観戦していたが、最終戦はCPサッカー関係者の方々などと『E’s CAFE』にて観戦。
E’s CAFEは、CPサッカーを中心としたパラスポーツの普及振興と障がい児者の社会生活の支援を行っているパラSCエスペランサが運営している「就労継続支援A型」事業のスポーツバー。

ということで最終戦を簡単に振り返っておく。
先発はGK加賀山ヘンリー。ディフェンスは右に浦、左に戸田。中盤は右から亀野、三浦、大野、1トップに谷口。

スペインはこれまでのチームと比べるとやはり力が落ちるようだ。パススピードも遅く、シンキングスピードも遅そうだ。それぞれの障害も重めの印象だった。

CPサッカーはもちろんクラス分けのルールがあるが、ルールの範囲内では障害が軽い人が出た方が圧倒的に有利に働く。
その点に関しては賛否両論はあるかと思う。

それはともかく「今日は勝てるんじゃないか?」と思ったわけだが、スペインもそう思っていただろう。

序盤は両チームなかなか決定的な形を作り出せない。
10分過ぎ、日本が動く。今大会の攻撃的モードへの移行。ディフェンスの浦が上がり、三浦が下がるというものだ。
守備の安定度は崩れるが、浦の球際の強さから高い位置でボールを奪ってのショートカウンター、もちろん自ら持ち上がってのドリブルシュートもある。
スペインの攻撃がそれほど怖くないという判断もあったのだろう。
三浦には最終ラインからのパスが期待される。

徐々に日本ペースで試合が進んでいく。

16分、その三浦から縦パスが入る。パスを受けた亀野が上手く反転、スペインゴールに迫るがスペインの選手が後方よりタックル。シュートまで持ち込めなかった。
このプレーで亀野が左肩を痛めたようでピッチに戻ることが出来ない。
数的不利ななか、スペインがCKを得る。こぼれ球からのシュートは戸田がヘディングでクリア。事なきをえる。
CKの直前に交代が認められ、亀野に代わって大沢が入った。

流れはスペインに傾いていく。
26分、スペインのシュートはクロスバーをたたく。肝を冷やした場面だった。

なかなかシュートまで持ち込めず、じれるような展開が続くが日本にチャンスが訪れる。

後半14分浦がボールを奪い前線へ、谷口がドリブルでスペインゴールに迫る。
谷口が強烈なシュートを放つものの枠をとらえられない。

16分には最終ライン左サイドで戸田がボールを奪い浦へ縦パス、浦は巧みなドリブルで相手選手をかわしスペインゴールに迫る。
そして逆サイドを上がってきた大沢へ絶妙なパス。シュートチャンスだったが、大沢のキックは浦へのリターンパスだったのだろうか?
シュートまで持ち込むことはできなかったが、チームが連動したいい攻撃の形ではあった。

22分にはさらに決定的なチャンス。ボールを奪取した浦がそのままシュート!
しかし無情にもポストに跳ね返された。

26分のスペインの攻撃はGKヘンリーが果敢な飛び出しを見せ得点を許さない。
そして両チームスコアレスのまま、試合は10分ハーフの延長戦へと突入した。

延長は映像は配信されるものの何故か音声がない。音声スタッフや実況は業務外時間?メシでも食いに行ったのか?
E’s CAFEで観戦している皆は、より無音の画面に集中する。
終電の時間も気になり始める。

延長後半9分、中盤でボールを奪った浦から絶妙のスルーパス、GKと2対1の状況になりかける。
大沢は谷口へのパスを選択。シュートまで持ち込むことはできなかった。

そして終了間際、ボール奪取した浦がそのままペナルティエリアに切れ込む。
スペインディフェンダーが思わず足を出し、PK!かと思われたがノーホイッスル。
延長まで含めた80分では決着がつかず、PK戦へともつれ込むことになった。

国際大会でPK戦までもつれ込むのは初めてのことらしい。
「11人制サッカーと違い、PK戦は5人ではなく3人か4人なのか?」と即座に疑問が浮かぶが、11人制と同じ5人だという。こういう時は関係者と観ているととても便利だ。

脳性まひ者は(人によって違うだろうが)精神的な緊張が筋緊張を引き起こすとこも少なくない。そいうった側面がどう出るのか?
また片麻痺の選手にとって軸足となる患側の足が緊張や疲れによって安定しないことがあったりするだろうか?
11人制サッカーとはまた異なったPK戦の難しさもあるのかもしれない。

日本は1人目の浦が外したが、GK加賀山ヘンリーが弾き出す。続く2人目谷口は強烈なPKをゴールネットに突き刺す。3人目の三浦はスペインGKに阻まれ、4人目の戸田はクロスバーの上。決められると負けという場面で加賀山ヘンリーが止めた!
その後、5人目の大沢は決めたものの、最後はスペイン10番に決められ万事休す。
PK戦の末、スペインが15位、日本は16位という結果に終わった。

PK戦で外した3選手はいずれも6試合通じて活躍していた選手。浦は攻守ともに頼れる存在となり2得点もあげ、間違いなくチームのMVPだろう。戸田もフル出場し気迫あふれる守備と効果的な攻撃参加を見せてくれた。ただ疲れもあったのだろうか、キックの精度を欠く場面も垣間見られた。三浦は序盤戦、ボールを下げてカウンターを食らったりする場面もあったものの、その後は前への意識も強まったように見えた。ディフェンスラインに下がった時も効果的なパスを出していた。

前回大会は15チーム中15位、今大会は16チーム中16位。連続して最下位という結果に終わった。ただPK戦までもつれ込んだことを考えると、15.5位で、半歩、前進したという言い方も出来るだろうか。

今大会の現実的な目標は、前回よりも一つでも上の順位にいくことだったが数字上の目標は叶わなかった。

とても無責任な言い方をすれば、グループリーグの第3戦のベネズエラ戦は次戦の下位トーナメント1回戦オーストラリア戦の準備というように極単に割りきった戦い方もあるのではないかとも思った。その試合に勝てば12位以上が確定するからだ。だがなかなかそうもいかないだろう。

今大会を通じて、2年前の大会や昨年の予選に出場していた選手たちがいたら違う展開になっていたのではないか、という思いが拭い去れなかった。もう少し選手が休めたり、前線でもう少しボールが収まったり等々。
個人的な事情で断念せざるを得なかったのか、単純に選ばれなかったのかは詳しくはわからない。 長期仕事を休む必要があり、周囲の理解やサポートがないと出場しにくいことは確かだろう。

内容的にはチーム全体の守備は、ある程度安定してきているように思えた。攻撃面もチームで崩す萌芽は見えたがなかなか形にはなりきれなかった。浦などの個の能力頼りという側面も多かった。

ある程度形として見えてきているのは、昨年の予選大会では安永氏、今大会は島田氏と、元Jリーガーが監督を引き受けてくれたことが大きいだろう。
今後、この流れをいい形で引き継いでいってほしい。


優勝したのはウクライナ、2位はイラン。以下3位ロシア、4位イングランド、5位アメリカ、6位アイルランド、7位ブラジル、8位オランダ、9位アルゼンチン、10位オーストラリア、11位北アイルランド、12位ポルトガル、13位カナダ、14位ベネズエラ、15位スペイン、16位日本。

とにもかくにも日本選手団の皆さま、お疲れ様でした!


CPサッカーを10年以上前から見続けててはいるものの、細~く見続けているだけなので、いたらない文面になっている点はご容赦ください。


CPサッカー日本代表カナダに完敗 最終戦を残すのみ

2017年09月20日 | CPサッカー

アルゼンチンで開催中のCPサッカー世界選手権。当初ブログで「大会やりますよ~」という告知のみして試合はPCで観るだけにしようかと思っていたのだけれども、国内での練習会にあまり行けなかったこともありせめてもの応援のつもりでブログを更新している。備忘録も兼ねて。
観たままの感想や試合経過を書いているだけなので、勘違いなどあるかもしれない。御了承ください。今さらですが。


で、今日はカナダとの対戦。勝てば13~14位決定戦へ、負けると15~16位決定戦に回る。
カナダは昨年の予選大会グループリーグで0-7と敗れた相手だ。

日本の先発はGK柳、ディフェンスは浦と戸田。中盤は右から亀野、三浦、谷口。1トップに黒田。

まだゲームが落ち着く前の開始2分、カナダは右サイドから大きく展開、6番がクロスを入れ中盤から上がってきた2番がトラップし狙いすましてゴールを決めた。

カナダは中盤の2、5、6番がポジションチェンジを繰り返し、日本はなかなかマークを捕まえきれない。

日本も11分、亀野のポストプレーの落としを三浦がミドルシュート!
黒田がこぼれ球に反応するが詰め切れなかったものの良い形からのシュートを見せる。惜しい場面だった。こういった形はチームで共有しているようだった。

14分、前線で走り回った黒田に代わり花木が入る。
その直後、ボールを奪ったカナダの6番が日本の選手2人をかわして強烈なシュートを叩きこむ。

日本は直後の15分には戸田の強烈なミドル、16分にも浦がシュートを放つものの得点にはいたらない。

そして19分、カナダは左サイド深い位置から5番がマイナスのクロス、11番はゴール前でフリーになっている6番へパス、6番が落ち着いて流し込み3点目。完全に崩されてしまった失点。

カナダはグループリーグで1勝1敗1分けだったが、得失点差で3位になったチーム。本当はもう一ランク上に行けたチームのようにも思えた。

その後、完全に中盤を制圧されているカナダから点を取れる気配は漂ってこない。

後半、日本は花木、柳が退き、大野、加賀山ヘンリーが入った。
カナダは中心選手の2番がベンチへ、前線で屈強はプレーを見せていた11番はディフェンスラインに下がり、少し雑なゲーム展開となった。
5分には右サイドからのパスを受けたカナダの5番が左足を振り抜き4点目。

カナダとしてはもうこれでいいや、という試合運び。
日本は10分あたりから浦が中盤へポジションをチェンジし、前線からボールを奪おうとするがなかなか奪えない。

その後は一度CKがあったくらいでチャンスらしいチャンスを作ることが出来ず時間が過ぎていく。

何分か失念してしまったたが亀野に代わり大沢が入り、28分には大沢に代わり尾崎が入った。

そして試合終了。0-4の完敗だった。
オーストラリア戦のほうが、まだ勝てるチャンスはあったようにも思えた。

次は最終戦。15~16位決定戦である。
1勝もあげることなく帰国するのと、最後に勝って終わるのでは大違いだ。

是非とも勝利を!

対戦相手はスペイン。日本がグループリーグで引き分けたベネズエラに2-4 で敗れている。
キックオフは、21日木曜日22時~(日本時間)。


CPサッカー日本代表 2得点するも及ばず

2017年09月18日 | CPサッカー

アルゼンチンで開催中のCPサッカー世界選手権、日本代表の4戦目は一つでも上の順位を目指すためには重要な一戦。オーストラリアに勝てば9位~12位、負けると13位~16位が確定する。

日本の先発はGK加賀山ヘンリー。ディフェンスは不動の浦と戸田。浦が右、戸田が左。中盤は右から亀野、三浦、谷口。1トップに大沢。

3試合無得点の日本がどうやって点を取るか、取ってくれるか?
なかなか得点への道筋が見えない日本だが、浦のドリブルでの縦への推進力、戸田の縦パスやクロスはこれまでの試合で可能性を感じさせた。
その2人は自陣ゴールキックの時点から左右入れ替わり、右に戸田、左に浦と、大きくサイドに開く。両選手の攻撃の持ち味を出しやすい配置だろうか。
前半はそのままのポジションが多かった。実際、浦はドリブルでやや中央へと持ち上がり、戸田は右サイドで縦パスをトップの大沢へ、大沢が亀野に落としてサイドから崩していこうという意図なども感じられた。
時には二人が上がり、背後は三浦がカバーするという場面も見受けられた。
何とか2人の攻撃力を活かそうというころだろう。戸田は元々攻撃の選手だし、浦の攻撃力のアップはめざましい。
ただ守備の安定という点では戸田が左にいたほうが、中を締める時もサイドでの対応も安定しているように感じられる。だからこれまではその配置だったのだろう。

先制したのはオーストラリア。前半8分、CKからのこぼれ球を蹴り込まれ先制された。
19分にはオーストラリア左サイドからのシュート気味のクロスをいったんは加賀山ヘンリーが弾くものの、こぼれ球を拾ったオーストラリアの選手に押し込まれる。
20分にも危ない場面があったが浦がゴールライン上で止め、試合は2点のリードを許したまま後半へ。

後半頭から大沢に代え大野。
点を取るしかない日本だが逆に押し込まれ得点の気配は漂わない。

そろそろかなり攻撃的な手をうたないとどうにもならないのではないかと思いつつ戦況を見守る。
今回の代表で言えば戸田か浦を上げるということだろう。

そして時間は22分。右サイド戸田のアーリークロスからCKのチャンスを得る。その流れから浦がシュートを放つが谷口に当たってしまう。その後、逆にカウンターを受け三浦がペナルティエリアで反則、PKを与える。
24分、PKを決めたのは再三ロングスローで度肝を抜いていたオーストラリアのキャプテン。
オーストラリアが3点のリード。

そこから日本は浦が中盤に上り、三浦が下がる。
そして最後尾左サイドの三浦から亀野、大野、亀野とパスがつながり亀野が上手く反転、キレ味するどく中央に切れ込み、浦へ。浦がダイレクトでゴール右隅に蹴り込みゴ~~ル!!
日本の今大会初得点となった。
しかし時間は25分。残された時間は5分。

その後、大野から黒田、加賀山ヘンリーから柳への交代。
柳は直後のプレーでナイスセーブ!

そして27分には浦がドリブルで持ち上がりそのまま強烈なシュート!
ゴールネットを突き刺し、浦はこの試合2得点目。日本は1点差に追い上げる。

残りの時間は浦、戸田ともに中盤へ上がる超攻撃的布陣を敷く(ディフェンスは三浦と谷口)が、無念のタイムアップ。
2-3でオーストラリアに敗れ13位以下が決定した。

2得点は素晴らしかったが、もう少し早い時間帯に何とかならなかったのかという思いもある。
しかし確実に次につながる2ゴールだった。

次こそは初勝利を!

次戦は、日本時間9月19日火曜深夜24時30分、相手はカナダかポルトガルの敗者。

(追記)対戦相手はカナダになりました。