11月2~3日、電動車椅子サッカーの全国大会パワーチェアーフットボールチャンピオンシップジャパンが開催され、記事を書きました。
ご一読ください。
電動車椅子サッカーW杯閉幕から少し時間が経ってしまいましたが、W杯後半戦の試合の様子、全体の振り返り、そして鹿児島で開催された「特別全国障害者スポーツ大会」オープン競技電動車椅子サッカー大会についての記事を書きました。
https://www.paraphoto.org/?p=38112
第4回電動車椅子サッカーW杯5日目、日本代表は予選リーグ最終戦の相手はデンマーク。
デンマークは直前のアルゼンチンとアメリカの試合が引き分けたため、試合前にベスト4進出の可能性が消滅。
一方の日本は勝っても負けても7位決定戦進出は変わらずで、数字上は消化試合となったが、やはり予選リーグ最終戦は勝利し、いいイメージで終えたい。
日本の先発は、三上勇輝、平西一斗、塩入新也、中山環。
塩入はイングランド戦同様、ゴールエリアに下がる。GKユニフォームは三上、デンマークの10番Petersenを抑え、押し上げるという役割も担っているのだと思われる。イエローカードを2枚もらっていたが、予選リーグ最終戦ということもあり、気兼ねなくプレーできる。
実際、日本が押し上げ、デンマーク陣内でのプレー時間が多く、惜しい場面も見られた。
イングランド戦では攻め込まれ、ゴールエリアに下がった塩入はあまり休むことはできなかったが、この試合では負担軽減されているようだ。
デンマークは、GKユニの三上をゴールエリアから遠ざけようという意図か、10番Petersenがポジションチェンジしてサイドに回ることも多くなる。
その対応か、平西に代わりGKユニフォームの内海恭平が入り、三上はGKユニを脱ぎフィールドプレイヤーの青に変わる。
日本は内海と三上の当たり負けしないコンビに変わった。
前半は0-0で終了し、後半も同じメンバーでスタート。
デンマークに攻め込まれる時間帯もあったが、塩入の好守で得点を許さない。
31分、中山がデンマークのバックパスに果敢にプレスをかけシュートするも、惜しくもゴールポストに跳ね返される。
その後は、攻め込まれる場面が増えたがゴールを許さず、スコアレスドローで終えた。
日本は予選リーグ9試合を1勝4分4敗、勝点7、得点6、失点16、得失点差-10の戦績で終え7位となり、7位決定戦でウルグアイと対戦する。
キックオフは20日午前9時(日本時間)。
明日の試合もおそらく6人で臨むことになると思われるが、是非最後を勝利で締めくくってほしい。
先発は、池田、平西、塩入、中山だろうか。
予選リーグの戦績は以下
1位 フランス 勝ち点27 得失点差+43
2位 アメリカ 勝ち点22 得失点差+15
3位 イングランド 勝ち点 21 得失点差+17
4位 アルゼンチン 勝ち点14 得失点差-1
5位 オーストラリア 勝ち点12 得失点差-7
6位 デンマーク 勝ち点11 得失点差-5
7位 日本 勝ち点7 得失点差-10
8位 ウルグアイ 勝ち点6 得失点差-15
9位 アイルランド 勝ち点4 得失点差-17
10位 北アイルランド 勝ち点2 得失点差-20
フランスの総得点45、得失点差43は驚異的です。
準決勝は、フランスvsアルゼンチン、アメリカvsイングランドの対戦。
第4回電動車椅子サッカーW杯5日目、日本代表の第1試合の相手はイングランド。
かつてイングランドに電動車椅子サッカーを伝えたのは日本。イングランドはその後、力をつけ、前回大会では3位。イングランドは、日本が目指す「スペースを使い、ボールを動かすサッカー」を体現し、いわばお手本のようなチームでもある。
そのイングランド相手にどこまでできるか。
日本のベンチ入りメンバーは今日も6人、先発は内海恭平、池田恵助、塩入新也、中山環。
フル出場を余儀なくされる負担軽減のためか塩入がゴールに下がり、GKユニフォームを着たセンターの内海と、ゴールエリア内を守る。池田はフィールドプレイヤーの青いユニフォームで前目のポジション。セットプレー時は内海と池田がエリア内の守備に入る。
イングランドは序盤からボールを動かし、日本の隙を窺う。
そして7分、イングランドは8番Boldingの縦パスを、右サイドで受けた10番Maclellanがダイレクトで折り返し、ファーで待つ4番Commonが直接ゴールに蹴り込む。塩入がぎりぎりのところで防いだかに見えたが、ゴールの判定。
イングランドの、スペースを使いボールを動かす展開から先制点を奪われる。
日本は相手陣内に攻め込むものの、有効なシュートまでにはいたらない。
16分、イングランドは自陣でボールを奪うと、1タッチプレーの連続で押し上げる。センターと右サイドでパス交換を繰り返し、パスコースが空いたところで10番が9番にクロスを通す、エリア内で守る内海と塩入が振られると9番はリターン、10番Maclellanがゴールを決めた。
すべて1タッチでつながった攻撃、日本は完璧に崩された。
18分にはオウンゴールから3点目。
日本は0-3で前半を折り返した。
後半、池田に代え三上勇輝が入る。三上は既にイエローカードをもらっており、3枚目を危惧しての先発回避かと思われたが、局面を打開するために必要だとの判断だっただろうか。
(予選リーグはイエローカード累積3枚で次戦出場停止となる)。
フィニッシャーとしては覚醒してきたが、なかなかボールに絡めない中山がゴールに下がり、塩入が前線に張る場面が増えてくる。
なんとか1点を返したい日本は、三上、内海が押上げ相手陣内に迫る局面も増えてくる。
27分には三上、内海、塩入とつながり塩入がシュートするものの、惜しくも8番Boldingに防がれる。
37分には内海に代えて再び池田が入る。
しかし38分に塩入がなんらかのトラブルでアウト。以降の時間、日本は3人で戦わざるを得ない。
そして0-3で試合終了。
日本は予選リーグ8試合を終えて、1勝3分4敗で8位。予選リーグ順位の可能性は7位か8位となった。
残された試合は本日14時キックオフの予選リーグ最終デンマーク戦と、明日9時キックオフの7位決定戦ウルグアイのみ。
その2試合で内容も結果もともなう試合を期待したい。
デンマークは勝てば準決勝進出の可能性を残しており、激しい試合が予想される。
塩入のトラブルは心配だが、試合後の挨拶には出てきていたようなので何とか大丈夫だろうか。
山田、宮川の体調不良による不在を感じる試合でもあったが、おそらく最後まで6人で乗り切るしかないのだろう。
とにかく日本から応援しています。
(追記)
アルゼンチンがアメリカと引き分けたため、アルゼンチンの4位が確定。日本vsデンマークは、数字上は、消化試合になりました。
内容も結果もともなう試合を期待したいことには、変わりはありません。
第4回電動車椅子サッカーW杯4日目、日本代表第2試合はアルゼンチンと対戦。
アルゼンチンは直接4位争いをしている上位チーム、準決勝進出のためには勝利が求められた試合。
日本は、北アイルランド戦と同じ池田恵助、平西一斗、塩入新也、中山環の先発。
山田貴大と宮川大輝の体調不良つき、塩入、中山がフル出場しなくてはならない状況は同じである。
試合開始早々、中山は前線からプレス、積極的な姿勢を見せる。
しかし1対1に強いアルゼンチン10番Zegarelliに押し込まれるなど、日本は終始攻め込まれる展開が続く。
そこで日本は12分、1対1に強い内海恭平、三上勇輝を、池田、平西に代えて投入。
塩入をゴールに下げ、なんとか押し上げようと試みる。
その流れで日本は何度かチャンスを作り出す。
14分には内海の左サイドキックインから 中山へ絶好のパスが通るがシュートはポストを直撃、惜しくもゴールにはならない。
その後はアルゼンチンの攻撃が続き、日本は我慢の時間帯。
後半は前半終了時のメンバーでスタート。
エリア内は状況に応じて、内海と塩入、内海と三上が守る。
アルゼンチンの攻撃に耐え、得点の機会をうかがうがなかなか糸口がつかめない。
30分、流れを変えようと内海、三上に代えて池田、平西が投入される。
(筆者はそのまま我慢したほうが良いと思いつつ観ていた)
その直後、ハーフウェイラインまで押し上げた池田が10番Zegarelliに裏を取られ、そのままドリブルで持ち込まれ、先制点を許してしまう。
なんとか追いつきたい日本だが、相手陣内までボールを運べない。
35分には再び内海、三上が池田、平西に代わって入る。
しかしゴールは遠く、アルゼンチンに0-1で敗れた。
日本は7試合を終えて、1勝3分3敗、勝点6、得失点差-7となり、自力でのベスト4進出は完全になくなった。
(他力での可能性は、日本がイングランドとデンマークに2勝したうえで、アルゼンチンがアイルランドに負ける。オーストラリアは北アイルランド、アイルランドのどちからの試合は引き分け以下に終わる等、条件がそろう必要がある)
ともかく予選リーグは残り2試合(イングランド、デンマーク)。
一つでも上の順位を目指して、闘いきってほしい。
(追記)4日目を終えての戦績表は以下。( )内は残りの試合
1位 フランス 勝ち点21 得失点差+33 (デンマーク、ウルグアイ)
2位 アメリカ 勝ち点18 得失点差+13 (ウルグアイ、アルゼンチン)
3位 イングランド 勝ち点 15 得失点差+12 (日本、北アイルランド)
4位 デンマーク 勝ち点10 得失点差-2 (フランス、日本)
5位 アルゼンチン 勝ち点10 得失点差-3 (アイルランド、アメリカ)
6位 ウルグアイ 勝ち点6 得失点差-6 (アメリカ、フランス)
7位 日本 勝ち点6 得失点差-7 (イングランド、デンマーク)
8位 オーストラリア 勝ち点6 得失点差-10 (アイルランド、北アイルランド)
9位 アイルランド 勝ち点4 得失点差-14 (アルゼンチン、オーストラリア)
10位 北アイルランド 勝ち点2 得失点差-16 (オーストラリア、イングランド
フランス、アメリカはベスト4進出決定