夏の甲子園大会が終わった。
あまり甲子園は見ることがないのだが、さすがに2ランスクイズ以来、金足農業が気になって決勝では金足農業を応援した。応援と言っても仕事しながらTVをつけていただけだが。
秋田には以前撮影で訪れて以来何となくシンパシーを感じているということもあって。
吉田投手は5日間で4試合、夏の暑さのなか、やはり無理があり過ぎだろう。
一番の無理は、同一会場(=甲子園)で試合のすべてをやることだと思う。
各校ともに初戦は甲子園以外の会場で同時に試合をおこない、2回戦の途中から甲子園開催にしたらよいかと思う。
球児にとっては「甲子園じゃなきゃ」という声が聞こえてきそうだが、初戦を勝てば甲子園でプレーできる。
そして同時刻に複数会場で試合をやれば、連投はすべて無くなる。
野球以外の多くのスポーツはそうしているわけであるし、地元で何とか中継が見れるような体制が整えられれば良いのではないか。
NHKだけでは無理なのだとしたら民放の力も借りて。
問題があるとすれば全試合見たい高校野球ファンが見れなくなることか。
30年くらい前からずっと思っていたことであるが、時々発言しては顰蹙をかってしまうのだがどうなのだろう。
ちなみに私も元高校球児、昭和27年(1952年)に一度だけ甲子園出場経験のある高校野球部のOB。
自分たちの時代、甲子園出場はかなり非現実的な目標でしたが。
(追記)
参考までに、MLBが米国野球連盟とともに若年層の野球選手を対象にした啓蒙プログラム「ピッチ・スマート(Pitch Smart)」によれば、17才~18才の1日の投球数上限は105球。もし81球以上投げたら、中4日空ける。連投しても良いのは30球以内の場合。31球~45球の投球数でも中1日の休息が必要、ということになっているようです。