サッカー狂映画監督 中村和彦のブログ

電動車椅子サッカーのドキュメンタリー映画「蹴る」が6年半の撮影期間を経て完成。現在、全国で公開中。

甲子園大会の初戦は別会場で

2018年08月21日 | 野球

夏の甲子園大会が終わった。
あまり甲子園は見ることがないのだが、さすがに2ランスクイズ以来、金足農業が気になって決勝では金足農業を応援した。応援と言っても仕事しながらTVをつけていただけだが。
秋田には以前撮影で訪れて以来何となくシンパシーを感じているということもあって。

吉田投手は5日間で4試合、夏の暑さのなか、やはり無理があり過ぎだろう。

一番の無理は、同一会場(=甲子園)で試合のすべてをやることだと思う。

各校ともに初戦は甲子園以外の会場で同時に試合をおこない、2回戦の途中から甲子園開催にしたらよいかと思う。
球児にとっては「甲子園じゃなきゃ」という声が聞こえてきそうだが、初戦を勝てば甲子園でプレーできる。
そして同時刻に複数会場で試合をやれば、連投はすべて無くなる。
野球以外の多くのスポーツはそうしているわけであるし、地元で何とか中継が見れるような体制が整えられれば良いのではないか。
NHKだけでは無理なのだとしたら民放の力も借りて。
問題があるとすれば全試合見たい高校野球ファンが見れなくなることか。

30年くらい前からずっと思っていたことであるが、時々発言しては顰蹙をかってしまうのだがどうなのだろう。

ちなみに私も元高校球児、昭和27年(1952年)に一度だけ甲子園出場経験のある高校野球部のOB。
自分たちの時代、甲子園出場はかなり非現実的な目標でしたが。

(追記)
参考までに、MLBが米国野球連盟とともに若年層の野球選手を対象にした啓蒙プログラム「ピッチ・スマート(Pitch Smart)」によれば、17才~18才の1日の投球数上限は105球。もし81球以上投げたら、中4日空ける。連投しても良いのは30球以内の場合。31球~45球の投球数でも中1日の休息が必要、ということになっているようです。


知的障がい者サッカー日本代表 世界選手権6位

2018年08月18日 | 知的障害者サッカー

スウェーデンで開催中の知的障がい者サッカーのワールドカップ(INASサッカー世界選手権2018)で地元スウェーデンをPK戦の末、降した日本代表は5位決定戦でロシアと対戦。

日本の先発はGK内堀、5バック右から谷、草田、小林、結城、杉村。中盤は右から丸山、安達、徳村、木村。1トップに上山。
前半はロシア選手にイエロカードが乱れ飛ぶ荒れた展開だったようだ。(所用のため、後半からしか見れませんでした)。

後半、ポスト直撃の危ない場面等あったものの、日本代表は粘り強い守備でロシアに得点を許さない。先月の合宿では守備面でうまくいかない局面も見受けられたが、各々が連動した守備を見せる。

62分、上山に代わり原良田、87分には安達に代わって浦川が入り、4・1・4・1というか4・1・3・2のような布陣へ。
4バック右から谷口、草田、結城、小林。アンカーに徳村。2列目右から丸山、杉村、木村。2トップに浦川と原良田。

両チーム無得点のまま、延長戦へと突入した試合が動いたのは延長前半6分、ロシアにPKを与えて先制点を許してしまう。
延長前半14分には木村から平野へ交代。
なかなかチャンスを作り出せないまま試合は延長後半アディショナルタイムに。右サイドの密集から谷口がクロスを入れ、ゴール前で待ち構えていた原良田がうまく合わせて起死回生の同点ゴール!
2試合連続のPK戦へともつれ込んだ。
日本は1人目の徳村が止められ、2人目の草田が枠を外す。3人目浦川、4人目谷口は決めたものの、4人全員が成功したロシアがPK戦を制し5位となった。敗れた日本は6位の成績で全日程を終えた。

選手スタッフの皆さま、お疲れ様でした。


知的障がい者サッカーのW杯 日本代表敗れる(追記有)

2018年08月09日 | 知的障害者サッカー

スウェーデンで開催されている知的障がい者サッカーのワールドカップ、INAS World football championshipsで日本代表はグループリーグ第2戦でサウジアラビア代表と対戦。サウジは大会3連覇中の強豪。
5・4・1の布陣で臨んだ日本代表は、高い集中力と連動した守備でサウジアラビアの攻撃を跳ね返し続ける。
GK内堀はビッグセーブを連発、DF陣もスペースを与えず、シュートへの寄せも速い。
気持ちの伝わってくるプレーでサウジの分厚い攻撃を無得点に抑え込んでいたが、74分、サウジの右サイドからのクロスにうまく頭で合わせられ得点を許し、0-1と敗れてしまった。

日本代表はこれで2敗となり準決勝進出の可能性が消滅、ファイナリストという目標を実現することは出来なかった。
だがこの大会は順位決定戦があり、是非とも5位を勝ち取ってきてほしい。

ちなみにサウジ戦の先発は、GK内堀、ディフェンスは右から小林、草田、吉永、結城、谷口。中盤は右から佐藤、安達、徳村、木村。1トップに浦川。
前半浦川に代わって上山。63分には佐藤に代わり丸山、77分には木村に代わって原良田が途中出場している。間違っていたらすいません。

グループリーグ第3戦の相手はロシア、引き分け以上でグループリーグの3位が決まる。
今後の日程は以下(時間はいずれも日本時間)。

10日23時~  グループリーグ第3戦 ロシア戦

(追記) 日本代表はグループリーグ第3戦でロシアに1-2と敗れ3戦全敗となってしまった。先制したが逆転されたようだ。 しかしまだ順位決定戦で5位になる可能性がある。

8月15日23時~ 順位決定トーナメント初戦 対戦相手はスウェーデン

8月17日23時~ 5-6位決定戦 15日の試合で勝った場合 対戦相手はロシアvsドイツ戦の勝者
8月18日1時30分(17日深夜)7-8位決定戦 15日の試合で負けた場合 対戦相手はロシアvsドイツ戦の敗者