サッカー狂映画監督 中村和彦のブログ

電動車椅子サッカーのドキュメンタリー映画「蹴る」が6年半の撮影期間を経て完成。現在、全国で公開中。

ワールドカップ開幕、そして8月、11月、来年にも世界大会!

2014年06月14日 | サッカー

ワールドカップが開幕しました。
そして明日は早くも日本代表vsコートジボワール代表の重要な一戦!
是非ともサムライブルーには勝ち点3をもぎ取ってほしい。
私の勝手な印象で言えばドログバよりもジェルビーニョが怖い。インテル対ローマ戦を生観戦した時に、ジェルビーニョがインテルディフェンスをちんちんにしていた残像が残っていて…。でもきっと長友と内田が裏を取られないように守ってくれるでしょう。(その試合の長友は中盤の左サイドでした)。内田の回復は心強い!ドログバはサイドに流れてジェルビーニョのためにスペースメークなんかしないでほしいなあ。

ところでオリンピックの後にパラリンピックがあるように、ワールドカップの後には知的障害者のサッカー世界大会があります。
8月に開幕、日本からも代表選手たちがブラジルに乗り込みます。
詳しくは連盟のHPを参照!  http://jffid.com/
渡航費の資金難のため、応援Tシャツも販売中!
8年前のドイツ大会では、「プライドinブルー」というタイトルでドキュメンタリー映画を制作しました。
その時より確実に強くなっている日本代表、こちらもとても楽しみです。

そして11月にはなんと日本・東京でブラインドサッカーの世界大会。
世界最高峰のとんでもないプレーが間近で見れるビッグチャンス。
詳しくは 連盟のHPを!
http://www.b-soccer.jp/

来年には電動車椅子サッカーの世界大会があります。
場所はまだ正式には確定していませんが、私も撮影で行きます!
現在。資金難にあえぎながらも撮影進行中。
(先週は全国大会につながる関東予選に行って来ました。4枠を巡って熱戦が繰り広げられました。1位のYokohama Cracersと2位のレインボー・ソルジャーは、現在の関東の2強。宿命のライバルです。その他、FINE、YOKOHAMA BayDremが全国大会への切符を手にしました)


いずれの日本代表も青いユニフォームの身に纏った選手たちが躍動してくれるでしょう。
(ちなみに現時点では、サムライブルーとユニフォームは異なります)

その他、ろう者サッカー男女、ろう者フットサル男女、アンプティサッカー、脳性麻痺7人制サッカーも世界大会があります。


さてFIFAワールドカップに話を戻します。
せっかくなので過去の日本代表の、W杯前の期待度というか、その当時(私が勝手に)考えていたグループリーグ突破確率を振り返ってみます。

フランスワールドカップは、100%、グループリーグ突破は無理だと思っていました。
ジャマイカからなら勝ち点をとれるかもとは思っていましたが、自分の中では北澤選手が外れた時点で3敗すると確信しました。

日韓ワールドカップ、日本がシード国だったわけで、50%の確率でグループリーグを突破できる、いや絶対してほしい、という感じでした。
実際突破したわけですが、トルコに後味の悪い負け方をした影響か?ミッションはきちんと遂行したにも関わらずトルシエ監督に対する評価が低いのでは?という印象もありました。

ドイツワールドカップ、突破の確率は27%くらい? 正直、グループリーグを敗退するのではないかと思っていました。
コンディショニングを軽視しているように見えたジーコ監督では、勝ち上がれないのかなと。監督力でもオーストラリアのヒディンク監督の方が上のような気がしていたし。もちろん勝ち上がってはほしかったんですが…。

南アフリカ大会、あまりにも凄いネガティブキャンペーンに少々辟易していました。ドイツ大会の失敗、教訓を生かし、コンディショニングをとても重要視していたようなので、ドイツ大会より悪くなることはないんではないかと思っていました。突破の確率は33%。要するにオランダ以外には同じようにチャンスがあるのかなと。

それで今回。
一般的な言い方をすれば、ベスト8までいっても運も味方してベスト4に行く可能性もあるし、グループリーグで敗退してもおかしくはない。要するに、とんでもなく強くなったなあということです。見る方としても、余裕をもって楽しめる域に初めて達したということです。ただ日本もかなり研究される立場にもなってしまいました。突破確率で言えば、54%くらいでしょうか。もちろん勝ってほしいですが、そして出来ればイタリアに勝ってベスト8選出を果たしてほしい。

キックオフまであと15時間半!