アトリエ39番地  路地裏の小さな庭で

書道と陶芸 そろそろ絵も描きたくなってきました。

芽吹き

2012-03-14 10:42:48 | 庭木
日陰の庭の芽吹きは遅く、
あの鮮やかな緑色を
みせてくれる木はまだないのでした。
そんな中、アジサイだけは
紫色の堅そうに見える芽で、空を指し示し、
春に向かっているのだと
教えてくれるのでした。

それにしても後ろにある薄汚れた灰色の塀、
春になると、気分のせいでしょうか、
日本画の銀箔を貼った余白のように
思えてきたりするのでした。


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始まりの

2012-03-13 14:59:01 | 庭木
ブログを始めたのは、昨日記したのウメの
そのもう少し西側にあるウメの木が
枯れそうになったからなのでした。
あれから数年。めんどくさがりやの庭師が
枯らしてしまった草木はいくつかあるのですが、
始まりのウメの木はしっかりと生きており
寒いこの春もたくさんの蕾をつけてくれているのでした。
本日はこの真っ赤な蕾からニカっと笑うように
淡い色の花びらがのぞきはじめているのでした。
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冷たい風

2012-03-12 20:22:40 | 庭木
寒い中、ウメの花が咲いてます。
いつもの年よりも花がきれいに思えてならないのでした。
本日、陽射しは春めいているのにとても冷たい風が吹いたのでした。
やっとで咲いたウメの花びらは、地面に落ちて淡い色の水玉模様を作るのでした。
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OCEANO

2012-03-10 10:28:05 | 映画
ポリネシアの青年が小さなカヌーで
太平洋を一人漂う映像が頭に浮かぶのでした。
ゆったりとしたエンニオ・モリコーネの音楽。
何十年たっても忘れないのでした。

3・11を前にこの映画をこの場に
記しておきたいな、と思ったのは
核実験が大切なモチーフであったからです。
あの頃はよくいろんなところで
実験が行われていたのでした。

武器でなく、たとえ日々の生活に役に立つものでも、
いつか、どこかで、だれかに、
相当な迷惑をかけるようになるとうなものを
押し付けるぐらいなら
不便な生活を選びたいのでした。


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個人の趣向

2012-03-09 10:33:58 | テレビラヂオ
相変わらず韓国ドラマを楽しく視聴しているのでした。
「個人の趣向」は思わず笑ってしまう場面が
いくつもあったのでした。
おっとりした雰囲気で笑わせてくれるソ・イェジンは
韓国NO1コメディエンヌではないでしょうか?
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春のラーメン屋

2012-03-08 18:25:50 | 食など
お店の名前も九月堂ですし、ここでラーメンを食べたのも
春ではありませんでしたが、春らしいラーメン屋として
頭に浮かんできたのでした。
甘味が充実しており、またお店の内装が
やさしい感じだったような気がします。
ラーメンはしっかりこってりだったように
記憶しています。
お花見帰りなんかに寄ってみたい
なんて、ちょっと思ったのでした。
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ちゃんと生きていた

2012-03-07 09:40:59 | 日記
暮れに剪定したウメの枝。
何本かコップにさしておきました。
時々は水も替えました。
それでも寒い冬の間
この枝、生きているのか死んでいるのか
よくわからなかったのでした。
先日、硬そうな蕾が小さな花となっていました。
ちゃんと生きていたのでした。
仕事場の玄関に置いてみました。
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たくましく

2012-03-06 18:34:24 | 草花
この冬の寒さで枯れてしまったような草花がいくつかあります。
ところが、放置しておいたようなムスカリの数ミリの小さな球根は
たくましく、ちゃんと芽を出してくれたのでした。
ちっちゃくても寒さにはとても強いようです。
今年は無理でも、何年後かにはきっと花を咲かしてくれるのでしょう。
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本日は啓蟄

2012-03-05 10:15:20 | 日記
本日は啓蟄。虫が地中から出てくる日。
雨ではなかなか出にくいかも・・・。

こんな雨の日こそ雲の上の青い空を
頭に浮かべてみたりするのでした。

虫が地中から出て行くように
気分だけでも雲の上へ這い出して
飛び回らせてみたりして・・・
などと思うのでした。

画像は先日ウメを撮影しようとして
見つけた小さな虫のような飛行機。
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ニーチェの馬

2012-03-03 10:24:22 | 映画
ニーチェとか読んだことがありません。
この映画を観れば、読む気になるかもと思い、映画館へ向かったのでした。
音楽も含め、反復という要素によって、心地よい眠りに誘われ、
ハッと気づくと登場人物はいつも茹でたジャガイモを食べているのでした。
塩をつけて食べるだけなのですが、ひどくおいしそうで
帰り道すがら、家にジャガイモはあっただろうか?
塩でなくてもいいんじゃあないか、なんてずっと考えていたのでした。

そして帰ってから本棚を探し見つけたのは
古い文庫本で「辻留・料理のコツ」
ここに生のジャカイモのレシピがあったのでした。

ニーチェは読まないで一生を終えることになりそうです。
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ぽっちりと

2012-03-02 09:35:13 | 庭木
ウメの花はぽっちりと咲いてきています。
梅の香りを感じるまでにはまだまだのようです。
毎年当たり前のように咲いてくれて、
ちょっとお線香のよう、なんて思っていたあの香りも
今年はただただ待ち遠しく
そう、待ち焦がれているのでした。
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東京国立博物館へ

2012-03-01 10:37:50 | お出かけ
このところ「かな」と格闘しているので
「かな」じゃない「白氏詩巻」を観ようと
またまた東京国立博物館へやってきました。
特別展のやっていない東博はとっても静か。
見るものはいっぱいなのに、お値段はお手ごろ。

書道は漢字から入ったものの
中国の書ばかりに目が向いておりました。
日本の漢字の書もこれまたいろいろすばらしく
書道のはてしなさを感じてしまいました。

良寛の屏風は軽やかでおしゃれ、
伊藤仁斎の書もかっこよかったのでした。
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