日々雑感

心に浮かんだこと何でも書いていく。

からす

2015年09月02日 | Weblog
からす

早朝からカラスが鳴く。カーカーではなくてぎゃーぎゃーと声を出す。
この書き声は死出の旅路の案内するような、いやなイメージがある。
動物愛護もよいけれど、農作物を食い荒らす有害鳥獣は駆除しなくては人間の生活が守れない。
からすは不気味な鳴き声を出すから、駆除したい気持ちだ。

集合住宅の狭い空間では石を投げるわけにも行かず、大きな音を出す柏手を何回か打って、追い払う毎日だ。

近頃はカラスもその音になれてきたようで、おうように構えている。それがまたしゃくの種だ。たかがカラスぐらいに都費とは思うかもしれないが、生活の邪魔になると動物愛護の精神はどこかへふっとんでしまう。

作物を食い荒らされる農家と気持ちは同じだ。

暑さは和らいだ

2015年09月02日 | Weblog
暑さは和らいだ。

ススキや萩の小花にだんごを供えて、十五夜の月を愛でるというのは、気温も暑くなく、寒くなく、ちょうどいい極楽気温で、何とも優雅な気分になる。ロマンチックである。

此は森や林が近くにあって、野原にも秋の草花が咲き始め、夏に終わりを告げるシンボルだ。

縁側で小机にかざられた月見用の小道具は何とも風情があるものだ。団地住まいの我が家では月見をうしなってから久しい。

縁側がないというのは、月見の優雅さを欠いてしまう。今年もこの優雅さを味わうことなく過ぎ去ることだろう。無粋なことだ。