映画
近頃はシネマへ行こうと言う。
昔は映画館へ行こうと言ったものだ。
映画の内容も随分変わった。
半分は洋画で、あと半分は方が高年代層にも合わせて上映されているが、
どちらかと言えば、若向きのものが多くなっている。
今でこそ高齢者になっているが、僕も若い時代があって、残照とは言え
青春時代があった。言葉は同じであっても、今の若者の青春と
我々世代の青春とは重なるところは少ない。
だから青春映画を見てもシラッとしていて、そういう自分に気づくとき、
気になる。
時の流れは若者も老人も乗せて黙々と流れ去っていく。