日々雑感

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摩訶不思議

2019年05月10日 | Weblog

摩訶不思議

東日本大震災の苦難から、命からがら逃げた人の仲には、将来の見通しが立たずみずか命を絶った人が現れ始めた。

今回の事故に直接責任を持たなくてはならいのは、東電と政府だけれど
加害者側に廻ったものの中で自殺したものはいない。
心の芯から責任を感じるならば、加害者側に廻ったうちの中から幾人かは
申し訳ないことをしたとわびて切腹しても良さそうに。
そうした責任を感じてという人士は見あたらない。

そして被災者は生活が立ちゆかず、将来の見通しも全く立たないところに追い詰められて、自殺に追い込まれている。
ところが人に死ぬような絶望や苦しみを与えておきながら、のうのうと生き延びている加害者側の人間が誰一人として自殺しない。自殺するのが必ずしも良いとは思わないが、責任感の自覚が希薄すぎる。

無責任というのか、恥知らずというのか、厚顔無恥というのか、人間的なレベルが低いというのか。僕が思うに摩訶不思議である。


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