日々雑感

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無責任にならないと生きていけない?

2011年01月02日 | Weblog

無責任にならないと生きていけない?

新聞の報ずる所によると、今後は100万人生まれてくるが、死んでいく人が150万人から200万人になるという。

江戸時代飢饉が発生して人口減少して2000万人台になったことはあるが、それから徐々に人口は増えて、今日では1億2000万人にもなった。しかし
2010年辺りがピークで徐々に減り始め、8000万くらいまで減少するのではないかと言われている。

その辺りを見越してか、どうかは知らないが、少子高齢化が毎日、どこかの紙面に踊っている。少子化担当大臣も生まれ、不評な子供手当まで、実施されるようになった。子供を産んで、育てて欲しいというメッセージである。ところが実情はこんな苦しみの多い世の中で、結婚さえまともに出来ず、ましてや子供なんてと考えている人が増えている。

思うに日本の国、開闢以来の経済発展を遂げた、昭和時代の高度成長の果実はどこへ行ったのか。何に使われて無くなったのか。
ふたを開けてみると、1400兆円の借金があるという。戦後賠償だの、国際協力だの、発展途上国への経済援助だの、自由世界第2位の実績を誇っていたが、ふたを開けてみると、1400兆円の借金だけが残っている。 一体これはどういう事だ?

国民の富は60才以上の高齢者が握っているという。これは事実かも知れないが、じゃ後30年経って、今の高齢者が全部あの世に行ったら、借金残高は減るのかというと、そういう答えは出そうもない。1945年太平洋戦争が終わったとき、丸裸に近い状態から60年ほどかけて世界第2位の経済大国になったと言われたが、
その実情は借金大国だったのか。

税収が40兆円で歳出が90兆円の予算が決定されそうだ。これだから財務省にはまかしておけないのである。やはり、国家予算は経営者例えば松下幸之助のような人(プロ経営者)にやって貰わないと、経営実態の判らない役人が、政治家と組んでどのように智慧を絞ろうが、経営感覚欠如は免れまい。そして後に残るのは、借金だけである。これは国民負担となってつけが回ってきて、庶民は重税にあえぐことになる。

政治家なんて、丸で信用できない。国家経営の知識も経験もなく、その技量もなく、有るのは口先と名誉欲ばかりである。民主党も野党も政治家と名のつく人で敬意を払うような人物は見あたらない。
風向きによって右往左往する未熟人間ばかりが目立ってしようがない。

あーあ。ため息が出る。今から1300年あまり昔に山上憶良によって読まれた 「貧窮問答歌」でも読んで、今夜は寝るとするか。

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