kebaneco日記

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少しだけ恩返し

2009年04月21日 | チェロ&アート
今朝早くイギリスからメールが届いた。先日のエントリーで触れたextreme celloに、「活動で集まった資金を寄付してもらう人たちだけじゃなくて、あたしみたいに日本に住んでる人間にまでチェロまじめに練習しよう!って思わせたのだから、皆さんがご自身で思っていらっしゃるより、もっともっと沢山の人たちに影響をあたえてます。皆さんほんとに凄い!音楽の力を教えてくれてありがとう」ってメールを出した返事が来たのだった。

差出人のJeremyには承諾をとっていないので掲載はしないけど、イギリス人だけじゃなくて、全く想像もしてなかったような場所 (kebaのちょっと意訳、原文だとcompletely different parts of the world )の人にもインスピレーションを与えてると教えてもらって嬉しい、チェロがんばってねっというような趣旨だった。最後に、引き続き口コミよろしく(keep spreading the word)!って書いてあって笑った。ちゃっかりものである。

そして今日、帰宅したら、イギリスから郵便物が届いていた。

中身は写真4枚。さっそく我が家の悪猫軍団のチェックが入る。猫らによる攻撃から写真を守るため額に入れたり退避したり、kebaは大忙し(苦笑)

4枚のうち1枚は、崖の上から赤いチェロのハードケースをロープで引っ張り挙げている写真(写真はこちら)。まずこれを額に入れて、あたしの赤いチェロケースの近くに飾った。

これらの写真はシェフィールド在住のDavid Shapiroという写真家の手によるもので、オンラインで購入できる。写真販売から得られた利益の一部はASPIREという脊髄損傷患者リハビリ支援団体に寄付される。

感動もらったうえに「チェロ、ちゃんとやろ~っと」って心を入れ替えさせて(?)もらったお礼に、ちょっとだけどわたしも寄付させていただきました。

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4 コメント

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おお!凄い。 (hideo)
2009-04-21 23:09:38
こんばんは。イギリスまで早速メール書かれたんですね。凄く素早い行動力にびっくりです。でも、これも音楽の力、ネットの力のお陰ですね。
赤いチェロの写真(←かっこいいですね)を赤いチェロケースの隣に飾って、ニヤニヤしてませんでしたか?
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ニヤニヤです (keba)
2009-04-21 23:29:12
>hideoさま
メールの返事と、写真のプリントの郵送の到着が同時っていうのは、一体どう解釈していいものやら、あはは。

写真のチェロケースと、あたしのチェロケース、帰宅した主人にすぐさま「ねぇねぇ、おそろいなんだよ~、色だけぇ~」とか自慢(?)しました。
写真とチェロケースから「弾けぇ~~~、弾けぇ~~」と「気」が送られているような(苦笑)

そういえば、先日アップされていたシェーンベルグの「浄められた夜」のレクチャー、「そうなんだ~」ってうなりながら観ました。
hideoさんが「光り輝くチェロの決め所」っておっしゃってるところは「許し」の箇所なんですね、みたいなこともレクチャーでカンニング(苦笑)。
そしてまた今日のもおもしろくて、守備範囲の広さに脱帽しすぎて、帽子なくなっちゃいました。

是非ブックマークさせてください!
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Unknown (hideo)
2009-04-22 18:41:36
「許し」の箇所を、解説すると・・(これは解説書からの受け売りですが)。ある女性が「私はあなたの子ではない子を妊娠している」ことを好意を寄せる男性に告白し、その子を男性の子として引き受けてくれないか、と頼みます。で、その男性が女性に「あなたの子を引き受けることを約束する」=「許す」とういう場面のメロディなんです。

こちらに、ブックマークしていただけるんですか!どうもありがとうございます。
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ありがとうございます (keba)
2009-04-22 21:02:13
>hideoさま
ブックマーク了承ありがとうございます!
お言葉に甘えさせていただきます。

このようなレクチャー、初めて観ました。
オーケストラではこのレクチャーのように、例えば指揮者が自分の解釈をメンバーに説明しながら曲を作っていくのかなぁ?と思いました。
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