kebaneco日記

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危険はまだそこにある

2013年03月19日 | 折々の話題
日経新聞によると東京電力は19日、福島第1原子力発電所で18日夜に原因不明の停電が発生したことについて記者会見を開いた。現在は原因を調査中と説明。施設の配電盤に何らかのトラブルが起きた可能性が高いとみており、現状を確認したうえで交換などの対応策を検討するとした。とのこと。

停電から発表まで3時間もラグが有り、記者会見までは15時間も要している。結局この人たちがやってる限り、同じ問題が繰り返されるだけのような気がする。2年経ってもまだ不安定な状況にある福島第一原発、現場で作業にあたる人たちの努力には頭が下がる思いだけど、作業員派遣に関わる人件費のピンハネを許している体制も含めて、信頼回復どころか不信感が増す対応しかしていないこの人たち。

先日京都で風力発電用風車が落下したことを、大問題とか危険というふうに報じた目でメディアに驚いたけど、それはさておき、体質改善できない自浄作用を持たないこの人たちには、事故を起こしてもあの程度で済む風力発電でもやらせておけば?っていう気がするkebaです。

写真は福島県庁を訪問して頭を下げる東電幹部、謝るだけなら猿でも、いや、猫にでもできますってばさ

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4 コメント

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Unknown (ちかちか)
2013-03-19 19:41:27
福島原発を廃炉にするのに、どれだけの期間、労働力がいるのかしらと心配しています。
トラブルの発表が遅いのは、隠そうと思ってたのかしら・・・これからも、色々トラブルがあるかもしれませんね。
困りますね。東京電力、しっかりして!
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ちかちかさま (keba)
2013-03-19 22:14:11
使用済み燃料(=継続的冷却が求められる)プールへの電力供給の停止が
緊張感を持って会見されていない・報道されていないのがすごく怖いです。
たった一つの配電盤のトラブルで、9カ所にも及ぶ重要施設への電力供給がすべて止まったことを
「原子炉内とは違う」と、事の重大さを過小評価しているかのような東電の会見には驚かされます。

政府が行うという「原子力発電所の安全性の確認」とやらに
それを運営する組織の危機管理意識も評価対象にしてほしいと強く思いました。


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やっぱり信用出来ない。 (tomoke)
2013-03-20 13:46:52
こんにちは。
こちらどんよ~りしています。

電力会社が、停電して何処がどうなってるのか?
わかんな~い!なんて、どう言う事なんでしょうね。
全く信用出来ない。それにこの状態で終息宣言した
のは、どうしても理解不能。
帰宅しても良いと言われた地域でも、帰る気に
なりませんよね。これじゃ...。
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tomokeさま (keba)
2013-03-20 13:59:31
配電盤が仮説状態だった(事故から2年もたってます)、
配電盤を冗長にしていなかったとか、
原因の可能性として比較的すぐ指摘された=対応しとけばよかったじゃん、と思います。
そういうことには、原子力工学とかいう高度な知識いらないと思う、
必要なのは危機管理能力、安全重視の姿勢。
その両方がかけているってことを、図らずも露呈した今回の事件でした。

景気回復とか被災地復興には
アベノミクスよりこっちが優先すると思いますです、あたし


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