(日本語) コロナ禍の前に、毎年故郷に帰っている間に必ず台湾台北市にある
世界四大博物館の1つにも数えられ、とても名高い博物館「国立故宮博物院」に
見に行くではないのですが、もし丁度都合がよくて日本から友達が台湾に来たら、
観光の“穴場”として絶対一緒に行きたくて、見逃さない場所はこの博物院です。
前は院内にはカメラの撮影は禁止されたけど、写真撮ってもいい事になったのは
そんなに年数は経ってないので、その時早速行って少し写真を撮っていました。
チェンジしない物もあるが、三ケ月毎に収蔵品の中から、違う物を展示する事で、
常時展示している品は6000~8000なので、芸術文化の評価が高い博物館だ。
今年は帰ってないから~言うまでもなく行けませんが、撮った写真を見ています。
暗い館内で、そしてフラッシュも使えない写真ですが、何回見ても飽きないのは、
翡翠の原石が持っていた色合いを活かして彫り込んだ定番展示品「翠玉白菜」
(すいぎょくはくさい)、と正に“豚の角煮”の形みたい、清朝時代に作られていた
館内の至宝の一つ「肉形石」(にくがたいし)です。
(中文) 在新型肺炎疫情之前、當每年回故鄉時不一定會去台灣台北市内、
被稱為世界四大博物館之一的「國立故宮博物院」、可是、如果剛好在這期間
有朋友自日本來台灣遊玩時、一定想去也不會錯過的、就是一同去參觀這個
有名的故宮博物院。在以前館内是不可以拿照相機來攝影的、允許照相也是
這幾年前的事、當然去拜見這些藝術品時馬上就去照了一些像片收藏起來。
除了部分常年不變的展示品外、毎三個月所展示的也都保持在6000~8000
件之間、有文化及藝術寶庫之美譽。今年沒有回去當然是沒有又去參觀囉~
但拿出這些照片看々、雖然這些像片因館内燈光暗淡、不可用閃光燈的原因、
照的並不理想。最喜歡看的是、利用翡翠天然的色澤雕出白菜的「翠玉白菜」、
和清朝時期的也是館内至寶之一、雕硺成頗似“東坡肉”的「肉形石」。
敷地約三千坪で、台湾台北市の「国立故宮博物院」は、凡そ70万点近くの収蔵品があり、世界四大博物館の1つにも数えられ、として名高い博物館です。 (National Palace Museum, Taipei, Taiwan.) (被稱為世界四大博物館之一、佔地三千多坪的「國立故宮博物院」、典藏有近70萬件冊的藝術品和文物、有「文化寶庫」之美名。)
広場の [天下為公]アーチ (大廣場(有 [天下為公]的牌樓)
入口の石獅子 (入口的石獅子)
昔、館内は写真撮影が禁止されていたが、フラッシュを使用しない撮影は許可される事は、この何年前の事で。展示室は暗いけど、嬉しい事です。 (Photos Allowed Without Using the Flash) (以往展區內是禁止照相及攝影的、不久前才容許照相。雖然館内燈光暗淡又不可用Flash~但已心滿意足。)
「翠玉白菜」は高さ18.7センチメートル×幅9.1センチメートル×厚さ5.07センチメートルで、手のひらよりやや大きいぐらいです。キリギリスとイナゴを1匹ずつ彫り込んでいて、翡翠の原石が持っていた色合いを活かしています。 (Jadeite Cabbage) (「翠玉白菜」高18.7公分、寛9.1公分、深5.07公分、比手掌約大一點。配合翡翠原石的緑與白、雕刻成如假包換的白菜、並在上刻有蚱蜢和蝗虫各一隻。)
「肉形石」は「翠玉白菜」と共に、収蔵点数70万点を超える故宮博物院の中で最も人気の作品です。清朝時代に作られた長さ5.3センチメートル、幅6.6センチメートル、高さ5.7センチメートルの東坡肉 “トンポーロー”[豚の角煮の一種} を模したとされる玉髄の彫刻である。 (Meat-shaped Stone) (也是故宮70萬點的収藏品中相當有人氣的淸朝玉石藝術品、長5.3公分、寬6.6公分、高5.7公分雕硺成如似東坡肉的「肉形石」。)
清代 瑪瑙水盛 (Agate Water Dish) (メノウ、水盛り)
明中晩期 玉人物紋鹿鈕蓋蓮花式執壺) (Jade Ewer, Mid to Later Ming Dynasty) (メノウ、取っ手付き水差し)
唐 灰陶加彩仕女俑 (Painted Pottery Figure of Standing Lady) (唐 高さ75.5cmの唐傭立女傭、俑は副葬品、仕女は宮廷に使えた女子。)
清光緒 緑地魚龍圖花式瓶, 高51.6公分,口徑28.6X25 公分,寬33.5X26公分(Flower-shaped Vase with Fish and Dragon a Green Ground) (背が高く厚みのある大瓶で、瓶の形が愛らしい8枚の花弁の花型になっています。)
清雍正 釉裏紅龍紋帯蓋梅瓶 (Lidded Meiping Vase with Dragon in Underglaze Red )
清 白瓷太平有象、中国傳统吉祥物 (Porcelain Elephant with an Enamel Bottle on the Back)
清晩期 雕象牙透花人物套球 (Ivory Balls of Nested Concentric Layers with Human Figures in Openwork Relief) (象牙から作られ、継ぎ目がありません。内部の層は、ひとつひとつが回転し、その製法は秘密とされたため、現代では再現できないとの事。)
象牙から削り出され、18層の球体からなっています。 (清晚期 雕象牙透花人物套球〉共有18 層。)
桃紅珊瑚、形成約五百多年 (Precious Red Coral, Formed for about 500 Years) (樹齢500年以上と思われるサンゴ)
明 青銅鎏金觀音菩薩坐像 (Avalokiteshvara Bodhisattva Gilt Bronze)
十五世紀 青銅鎏金大黒天立像 (Mahakata Gilt Bronze)
清 掐絲琺瑯天雞尊 (Cloisonne zun Vessel in the Form of a Heavenly Bird)
清乾隆 粉彩鏤空雲龍紋轉心冠架 (Hat stand with Openwork of Dragon and Clouds in Fencai Polychrome Enamels)
“National Palace Museum”, Shilin, Taipei, Taiwan.
数千年の歴史の中でこれだけの作品が出来上がったと推察しますが、 それにしても あまりにもスケールが大きすぎて なぜこれだけの作品が現存するのか理解不能です。