日頃感じたこと、思ったこと事などを書きとめておきます。
野のアザミ
電線のムクドリ
2020-04-12 / 自然
夕方、日が沈む前のことだ。散歩に出ようと家の前に出た途端、目に飛び込んできたのは電線にとまったたくさんの鳥。ムクドリの群れだ。ミヤマガラスが同様にとまっているのはよく見かけてきたが、ムクドリは初めて。そのため、あわててカメラを取りに家に引き返した。
ムクドリは、以前は害虫を食べるということで益鳥とされていたようだ。しかし、最近は都市部での騒音や糞害により、害鳥とされる事の方が多くなっている。宮崎市の中心街でも、夕方に大きな群れがメインストリートを凄いスピードで移動するのが見られ、あまりいい気持ちはしない。
わが家周辺では、農村部のためか今のところこれと言ったムクドリの被害を耳にしたことはない。被害の点で言えば、ムクドリよりヒヨドリだ。今年はブロッコリーをやられ、キャベツをやられ、あげくはモクレンの花までやられた。ブロッコリーもキャベツもそろそろ食べごろという時にやられ、モクレンはつぼみの時についばまれた。そのため、モクレンの花は、開くまで残ったのはたったの1割〜2割ほどだった。
しかし、これも自然。かつて、わが師はこう言った。「作物の3分の1は地に、また3分の1は虫や鳥たちに、残り3分の1を我々人間がいただく。」と・・・。また違う師はこうも言った。「少欲知足」と・・・。こういう境地にはなかなか立てそうにないが、来年はブロッコリーやキャベツだけでも、しっかりとヒヨドリ対策をたてることにしたい。
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