一緒に!

重度自閉症・知的障害児の息子と、自閉症と娘たちと夫との暮らしを赤裸々につづります。

はじめての居住地校交流

2019-08-28 12:12:02 | 日記
今日は予定通り、
みーくんを連れて、
居住地の小学校、すなわちみーちゃんとのんちんが通う学校に、



お邪魔してきました。



2時間目と3時間目に、
1年3組の普通学級に入らせてもらいました。



今日は初回。
なので、みーくんの
支援学校の担任の先生も、
正門で待ち合わせて一緒に付き添ってくれました。



そもそも
みーくんが、
知らない学校に入って、
逃げることなく、
その場にずっと居られるのか。。。。


しかも2時間も。。。
めちゃくちゃハードルが高いんじゃないか。。。?



行く寸前になって、
すごくすごく不安になってきましたが、
行くしかありません。



2時間目は図工。



みーくんは、
自分に用意された席にきちんと座りました。


みんなからしたら、
みーくんは
奇行ばかり。



じっと座ってても、
ずっとへんな声(しかもまぁまぁ大きな声、なにを言ってるのかわかんない)
を発しているので、



始めは少々びっくりしてる1年3組のお友達。
みんなのいろんな視線が
こっちをむきます。



みーくんは、
そんなこと
気にするはずもなく、
自分の世界へ。。。ひたすら
粘土で、
数字の1〜20までの形を作ることに没頭し、



45分授業中のあいだ、一度も、
席を立つことなく集中できました。


校長先生や、支援学級の先生方、
地域の教育委員会の先生も
みーくんの様子を、覗きに来てくれてました。




先生方みんなが、
みーくんの数字粘土を見て、


すご〜い!!


「まだ20までの数字習ってないよ、
ちょうど、今日、今から20までの数字習うところだったわ笑」なんて、言われたり。


みーくんは、
人の作品にはまったく目もくれないけど、



みーくんの作品は
みんなが興味を示してくれました。




2時間目と3時間目のあいだの
休み時間は、
25分休憩で、まぁまぁ長い時間です。



1年3組から飛び出し、
学校中を
走り回って探検しました💦もう汗だくです。




休み時間に入ってすぐに、
1年3組の教室に様子を見に来た
みーちゃん、と、その友達数名。。。


が、みーくんの後ろを追いかけます。



そのうち、そこに、
のんちんと、のんちんのお友達数名も
加わり。。。笑



休み時間は
6年生、4年生もともに、
大勢で走り回って過ごしました💦




そして、3時間目は体育だったので、
体育館に、3組のみんなで移動。



平均台と、

何人か、先生が言った数の人数のグループを作って、グループが出来たら手を繋いで座る。。。というゲームを
しました。


平均台は上手にできたし、


ゲームは、
ルールもなんにもわかっていないけれど、



お友達がみんなしっかりしていて、
きちんと
みーくんを仲間に入れてくれ、


こっちおいで!!と
手を繋いで、
グループに入れてくれます。


いつのまにか
1年3組に
自然と溶け込んでるような感じがしました。




今日の交流は3時間目までだったので、
体育館で、
みんなとお別れの挨拶をしました。



はじめは
不思議そうな顔でみーくんのことを見ていたみんなも


帰るときには、


また来てね!!
今度いつくるん?
また明日来て!

と、
口々に言ってもらって、


危うく涙が出そうになりました。



学校の玄関を出るまで、
担任の先生、支援の先生、
校長先生、
3組のお友達が、


みんなで
見送ってくれて、


姿が見えなくなるまで
バイバ〜〜〜〜イ!とみんなに言ってもらいました。




校長先生も
「またいつでも交流しましょう。
今後ともよろしくお願いします」と
言ってくださいました。




いきなり知らない学校に連れていかれて、
知らない教室に入らされたけれど、
みーくんも

本当によく頑張ったと思います!!


体育館で最後のほうが
帰りたそうに
私の手を引っ張ったり、私にカバンを持たせる素ぶりがあったので、


私はなるべく姿を見せずに、
みーくんの学校の担任の先生に世話をお任せしてしまいました。


私だと甘えて、やらないからです。



担任の先生も
「でしゃばったとは思いましたが、
『みーくんだったらここまではできるはず』ということが、私だったら知ってるので」と、


毅然とした態度で
みーくんと接してくれて、そのおかげで、


一度も泣かずに、
最後まで、その場に居続けることができ、


普通学校の授業に混じることを
成功させてくれました。



とは言え、
なっかなかの大変さに、



支援学校というところがあって良かった!!とも
思ったのでした。