みーくんの懇談に行ってきました。
学校生活の写真や動画をたくさん見せていただきました。
先生の生実況や説明を受けながら。。
毎月、
お誕生日のお友達にお花のレイをかけてあげる儀式が
あるんだけど、
そのときの写真。
みーくんが友達にレイをかけてるところ。
ちゃんと両手で、かけてあげてるんですよー!!
と、担任が
ドヤーって。
そう。
担任の先生が言うように、
みーくんが
ちゃんと、両手でレイをもち、
お友達の方を見ながら、「きちんと」かけてあげることは、
ほんとに
すごいこと!!
無理やりやらされてる、とか
興味のないこと、だったら、
片手で、ヘイヘイどうぞー、って
顔も見ず、掛けそうなものなのに。
あとは朝の会の、日直をしてる様子を動画で見せてもらいました。
時間割を順番に先生が読み上げるのに合わせて、
指差してるみーくん。
でも、どーんと、
黒板の前にみーくんが立ってるため、
他のクラスのメンバーには黒板が見えないよー💦
お友達から見たら、見えない、とかはまだまだわからず、
自分の世界だけ。のみーくん。
今日のお天気はなんですかー?の先生の問いかけに、
晴れ、と雨の、絵カード2種類から選ぶんですが、
みーくんは、
まだ他にもカードあるやろう??
と、2択じゃ気に入らなかったようで、
雪、とかありえないカードも、全部出してきて、(なおしている場所も知っている)
しかも、
選ぶ前に、先生に順番に文字を読み上げさせる。。。
時間かかるな。。💦
クラスメイトに
「またかよー」とか「早く選べよー」「もうええって!!」とか言われてる。苦笑
でも最後はちゃんと
晴れ、を選んでました。
でも、お天気はまだわかっているかは微妙で、たまたま?
今後、積み上げていくそうです。
懇談で、
このひらがな読み上げ、についての
話になったのですが、
学校では今後、
読み上げるのはできるだけしない、方向で
いくそうです。
こだわりには2種類あって、
「自分なりの自分だけのこだわり」と
「人を巻き込むこだわり」
自分だけのこだわりなら、
なにをどれだけ、どうこだわろうが自由だし、それはしても良いこだわり。
でも人を巻き込むのはあまり良くない。
みーくんのひらがな読み上げさせ、は
人を巻き込むので、
今後やめさせ、、、
要求を伝えてくるならともかく
ペクスの絵カードや
本の文字を
意味もなく(みーくんはあるのかもしれないが)
何度も繰り返し、読み上げさせる。
読んであげるときも
読んであげないときも
あってオッケイ。な形に
今は、
2〜3週間前から、はじめて、
みーくんも学校では
読み上げをしてもらえないときがあっても
自分の中で解消し、
自分だけの指差しで、納得しているようです。
学校では我慢できるんだなぁ。。。
おうちでは
どう頑張って、私がかたくなに読み上げるのをやめようとしたっても、無理なのに。
そして、
学校で好きなだけ読み上げてもらえなくなった分、
ここんとこ、少し落ち着いてたなーだった、読み上げの頻度が
おうちで、また、増えてきたように思う。
おうちでは今
なにか困っていることはありますか?
と聞かれたので、
夏の一時期ほど
冷蔵庫開けたり、行動がずっと止まらず落ち着かない、ということは
なくなり、
今は比較的穏やかで落ち着いた毎日を送っていることを伝えると、
学校側も
そうですよねー!と同じ思い。
そのうえで、
「清潔、不潔がわからない行動が多すぎるのが困っています」と伝えました。
↑このことは、
具体的な困り行動は、一言ではとても言い表せないほど、日々の生活の中でたくさんあるのですが。
汚い、という感覚がない。
例えば、
つばをわざと出して、手で練って
よく遊んでいます。
食べ物も練ってぐちゃぐちゃにして食べることが多いです。
その汚くなった手で、服や壁や窓や家具、あちこち触ります。
ゴミ箱やシンクの三角コーナに捨てられたものを、拾い上げて、食べようとします。
窓の結露や、お風呂の壁、
車内部の壁を舐めたりします。
数えきれないくらい。。。まだまだ。。。
困り行動はある。
担任は
うんうん、わかるわかる、あるある。
と、うなづきながらわかってくれる。
担任も、給食で
みーくんが食べたあとの
机や床を毎日拭いてくれてる。
ほんとに頭が下がります。
汚いの、
ほんとに
申し訳ない。。。。
というと、
「いえいえー、
不思議と、自分のクラスの子はツバとかつけられても
汚くないんですよ!!!
ほんとは汚いよーって指導しないといけないんだけど。。
ぜーんぜん、汚くない。可愛いんです。
他の学年の子に
つばとか付けられたら、
うわぁつ、汚い!笑 って、思うんですけどねー」
という先生。
そこまで慈しみ、
愛情を持って接してくれてるのがわかり、
ほんとに感謝の気持ちで一杯です。。。。
改めて
支援学校の先生って、スゴイ!!!
子ども好きとか
勉強教えたい、とかだけじゃ無理だし、
ひとりで
小学校の先生の要素(教育庁の決まりやカリキュラムに沿って、指導する)
幼稚園の先生の要素
(基本、児童はみんな知的障害があり、小さい子どもを扱う感じ。 授業も朝の会なども、お歌や寸劇、コスプレなど、体を張りまくってる)
介護職
(排泄や食事の介助、掃除、、)
他害やパニックがある子のお世話は
痛みが伴うことも。。
他にもここには詳しく書けないことも含めたら
ほんとに大変な職業、
個々に
障害の程度や特性に
かなりの幅があるので、個々に対応の仕方をガラリと大きく変えないといけない。
それをいつも
楽しいですー!!!って
笑顔だから、ほんと尊敬。
懇談のあと、
そのまま
みーくんをデイサービスにお迎えに行き、
デイのスタッフさんたちに
学校での懇談の内容を共有しました。
デイのスタッフさんたちは、
読み上げを
正直、やめたくない。
今は、
みーくんは、スタッフさんに
自分が興味のある言葉を読み上げさせる、ことが
遊びの中心になっていて、
デイのスタッフさんたちは
ずっとずっと読み上げさせられてるんだけど、
それを苦に思うどころか、
とても喜んでくれていて、
いつも、
みーくんすごいね!!
今日は
みーくん、〇〇って指さしたんですよー!!
みーくん、〇〇なんて知ってるのー?
なんて、
新たな発見や、成長をほんとに喜んでくれていて、
みーくんが今、いろいろなことに興味をもち、
覚えてきて、世界が広がってきているし、
スタッフさんたちも、それを喜び、楽しんでくれているから、
すぐにはやめさせたくない、とのことでした。
一応、
学校側の対応や、考えなどは
共有させていただいたうえで、
おうちと学校だって、
同じ対応ができてるわけじゃないし、
これまででも
ここのデイはここのデイのやり方、に
お任せしてきて、
学校と必ずしも同じ対応でなくとも、
そこは
みーくんはちゃんと
施設毎に理解していて、大丈夫なので、
これまでどおり、
デイサービス側のお考えや、やり方に
お任せしようと思います。
今、利用させていただいてるデイ2箇所は、
2つとも、
みーくんが年少のときからの
お付き合いです。
そのときからしたら、ここんとこの
みーくんの成長は、奇跡に近くて、
ほんとに、
デイのスタッフさんたちも
一緒に喜んでくれて、
ありがたいなって嬉しく思います。