・もう、10年以上前の思い出話になりますが・・・。
・その時はあった夜行快速「ながら」・・・夜に大垣を出て、朝、目が覚めると東京に着いていたのです。
・東京から福島~仙台を経て、2011年6月にユネスコの世界文化遺産に登録された平泉に向かいました。
・仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群としてユネスコの世界文化遺産に登録されました。
・その構成要素は、「中尊寺、毛越寺、観自在王院跡、無量光院跡、金鶏山」と、結構、広範囲です。
・東方見聞録(マルコポーロ)による黄金の国ジパングのモデルでもあるようです・・・。
・奥州藤原家の初代清衡から4代に渡り「黄金楽土」と謳われた平和と繁栄を築いた文化遺産都市・・・
・「万人平等のユートピア」を求めて築かれた都市ではないかとの論評です。
・まずは駅前の観光案内所(気配りの外観)で情報収集をし、徒歩で中尊寺まで行くことにしました。
・ただひたすら歩けば、20分程で駐車場や土産物屋等が集まる中尊寺の入り口に着きます。
・そこから月見坂という名の、とても急な杉林の参道(山道の間違いでは?)を登ります。
・この参道、舐めてはいけません・・・なかなか手ごわい、息切れのする急な坂です。
・でも、すれ違う人たちの顔ぶれを見ると、私より年配の人が多い???
・「えっ?みなさん、この参道を登って参拝してきたの?」と、思わず聞きたくなるような参道です。
・でも、よくよく観光地図を調べれば、「坂の上駐車場」というのがあります。
・月見坂を上らなくても、その駐車場から金色堂まではすぐのようです・・・。
・坂を上り切ると、左手に弁慶堂(正式には愛宕堂)があり、実物大の弁慶の木像が納められています。
・しばらく参道を行くと右手に中尊寺本堂があり、更に参道を進むとお目当ての金色堂に辿り着きます。
・1963年(昭和38年)に建てられた新覆堂に護られ、漆塗りの上に金箔を貼った金色堂です。
・新覆堂内部の金色堂は、残念ながら撮影禁止なので、写真はありません・・・外箱(新覆堂)だけです。
・その煌びやかさは、源頼朝に滅ぼされながらも唯一残存する「黄金楽土」の象徴と言えると思います。
・万人平等のユートピアを求めた「いにしえの平泉」を感じ取ることができるのではないでしょうか?
・旅の思い出にお土産は大切な要素のひとつです。
・帰ってから周囲の人に旅行の自慢話を聞いてもらうための、大事なコミュニケーションツールです。
・事前の情報収集を活かして、ここでのお勧めは、黄金の国ジパングのモデル「平泉」ということで、
①金箔入り吟醸酒「金色堂(世嬉の一酒造)」と、
②栗が丸ごと入った金箔入り和菓子「黄金かもめの玉子(1個入の箱で290円)」ですかね?
・金箔入りのお土産で「黄金楽土」を味わってみるのも「いいもんだ!」と思います。
・大阪人のハデハデ文化とも相性がいいかなっ?・・・何せピッカピカのお酒とお菓子ですから・・・。
2023年8月4日 by エコピープルおじさん