再び原点回帰なり!

未熟なビジネスマンの心のつぶやき

心の持ち方で世界が変わる

2009-01-17 17:20:56 | チャット

人間とは不思議なもので、心の持ち方一つで、その人の表情、言動、行動などが影響を受けます。

例えば、現状は何も変わっていないのにも関わらず、先々のことが心配になると、どこか落ち着かない気分になり、それが態度に表われます。また、将来に楽しいことがありそうだと、どこか浮き浮きした気分になり、自然と表情に出てきます。つまり、誰しも程度の差こそあれ、躁の状態と鬱の状態は、現在から将来に向けた時間的な幅の中で、現時点の心がその未来をどう捉えているかに依存します。

重ねて強調しますが、心の持ち方が違うことで世界の見え方も変わりますが、実は現状は何も変わっていないのです。現在はあくまで過去の積み重ねでしかないのです。過去にどんなに苦しいことがあったとしても、逆に楽しいことがあったとしても、今という現実は一つです。その今の気持ちを決めるのは、あくまでこれからの未来の出来事なのです。

もちろん、過去の出来事を自分なりに解釈し直すことで、現状の気持ちが変わることもあるでしょう。ただし、それはあくまで解釈であって、過去の事実を変えることはできません。したがって、自らのこれからの行動によっては、変えることができる可能性があるのは、未来であり、その未来のことを、どう捉え、どう対処していくかで、今の気分もその後の態度や行動も、そしてそれらからの結果も変わってくるのです。

リーダーたるものは、自分の向かう対象がどんなに小さな世界であっても、その世界を日々変えていく努力をすべきであり、そのためには現在の心持ちが極めて重要になります。たとえこの先どんなことが起ころうとも、未来への明るい希望を持ち続けられるかどうか、そう信じられるかどうかが、リーダーの器というものでしょう。そして、その心の持ち方一つで、世界を変えることもできるのです。

こんな不透明で不安定な時代ほど、まずは自らを信じたいと思います。