先日、三谷幸喜監督の「ザ・マジックアワー」を見ました。おもしろかった!
ところで、マジックアワーという言葉は、私はこれまで知りませんでしたが、映画の業界用語のようです。
「マジックアワーとは、夕暮れのほんの一瞬のこと。太陽が地平線の向こうに落ちてから、光が完全になくなるまでのわずかな時間にカメラを回すと、幻想的ないい映像が取れる」
「一日のうちで世界がもっとも美しく見える瞬間、それがマジックアワー」
そもそも人間一人が生きるのも、ある意味では監督と主演が自分自身の「映画」を製作しているようなもの。
どんな人にも、必ずマジックアワーがある。一瞬でも「ひかり輝く時」がある。
そして、まだそんな時を経験したことがない人でも、また明日の来ることを信じて生き続ければ、マジックアワーは必ずやってくる。
往年の二枚目俳優が今や老いた端役に甘んじながら、絞り出したセリフが印象に残った。
「このままでくたばってたまるか!」
人間、いくつになっても前向きにチャレンジしていくべき。明日のマジックアワーを信じながら。
生きるエネルギーを得ることができる。そんな映画でした。
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