久しぶりに最近読んで面白かった本を3冊紹介します。 それぞれにまったく違ったジャンルですが、それぞれに大変勉強になりました。私は、通常一度読むと読み返すことをしない人ですが、これらの本はどれも、もう一度、じっくり読もうと思っております。 1.会社は頭から腐る(冨山和彦著・ダイヤモンド社) 2.ウェブ時代・5つの定理(梅田望夫著・文芸春秋) 3.誰も知らない世界と日本のまちがい(松岡正剛著・春秋社) |
会社は頭から腐る―あなたの会社のよりよい未来のために「再生の修羅場からの提言」 「会社は頭から腐る」は、ご存知の元産業再生機構COOの冨山氏の著作。やはり、企業再生という実体験から出る言葉には、重みとすごみを感じます。冨山氏は自分よりも4歳も若い1960年生まれの経営者ですが、ある年齢を過ぎると、人間、特にビジネスパーソンは、生きた長さではなくて、どれだけの修羅場を潜ってきたのかだなと、正直言って焦燥感を抱きました。経営者としての人間洞察にも、納得いく点が多くありました。 |
ウェブ時代 5つの定理 この言葉が未来を切り開く! 「ウェブ進化論」「ウェブ時代をゆく」と最近立て続けに梅田氏の著作を読んでおり、すっかり梅田ファンになったようです。この方も冨山氏と同様に、自分より4歳若いアントレプレナー。今回の「ウェブ時代・5つの定理」は、前二作とは毛色が違い、スティーブ・ジョブズのようなシリコンバレーのスター起業家達の夢溢れる言葉を、梅田氏が臨場感を持って解説してくれるもの。梅田氏は、いつも自分よりも若い世代へのメッセージとして、自らの著作を位置付けていますが、私も彼の著作からいつも元気をいただいています。俺もまだ若いかな?(独り言・・・) |
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