先週の土曜日に、やっと新設「鉄道博物館」へ行くことができました。
秋葉原にあった旧館から大宮に移設して、すでに数年が経ちました。一度行ってみたいと思いながらも、なかなか機会に恵まれませんでした。
先週の通勤中の吊り広告で発見し、思い切って行くことにしました。
自宅の千葉から大宮までは、2時間ほどかかりますが、久しぶりに遠足気分でわくわくしながら電車に乗りました。
美術館や博物館めぐりでは現地に着いたらまず食事というのが、わが家の恒例です。駅弁コーナーで好きな駅弁を買って、電車の中で食べました。これだけでかなり満足。
その後、時間の経つのも忘れて、元鉄道おたくとしては、館内を喜々として歩きまわりました。
その中でも特に印象深かったのは、「C57の汽笛」と「特急つばめの映像」でした。
C57-135蒸気機関車の汽笛を聞いた瞬間、中学高校と全国にSLを追いかけた少年時代から現在までの思い出が走馬灯のように心に浮かび、思わず胸が熱くなりました。
特急つばめの映像は、1954年撮影で私の生まれる前のものでしたが、名古屋から大阪までの間、こちらもC62型蒸気機関車が牽引していました。この機関車は、当時のSLファンにはあこがれの存在でした。東海道線を引退後は、北海道の函館本線で活躍しました。雪の中で必死にシャッターを押したことが昨日のことのように思い出され、こちらも胸にこみ上げるものがありました。
ということで、すっかりノスタルジーな気分に浸りきった週末でした。
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