このところ、連日、省エネルギー関係の話題が新聞紙上を賑わしておりますが、本日も日経新聞三面に「省エネ規制・企業ごと適用」という見出しで、国の省エネ規制の強化方針が発表されました。
今回の規制強化のポイントは、端的に言えば、今まで「事業所単位」で規制していたものを「企業単位」にするといものです。
それによって、何が変わるか?
例えばコンビニを経営する企業は、今まではコンビニ1ヶ所単位では、規模が小さいために規制対象外であったものが、全国にフランチャイズ展開するようなチェーン企業の場合は、全部のコンビニのエネルギー使用量を合算すると、当然規制対象に入ってくるということになります。
このような考え方は、私もいろいろな場で今までも主張してきたものでもあり、大いに歓迎したいと思っております。
これで特に省エネ成績の悪い小規模な業務系施設において、経営サイドは省エネ配慮を進めなくてはならなくなります。なにせ法律によって規制されるわけですから、無視するわけにはいきません。
ESCO事業者にとっては、これもまた大いなる追い風となります。
今年は、十年前の京都会議の時と同様に、省エネESCOの一年になることでしょう。
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