池上鉄工のブログ

池上鉄工一級建築事務所

なかなか図面とおりには・・・

2006-04-25 18:51:46 | 建築金物製作取付

あいあいやーーーどもども。

本日は、ステンレス34¢のチョットした手摺の取り付けとあいなりました。

なんでも、介護保険の手摺らしく、(実は、あとから判明しました)図面のとおりに設置しな

いといけないみたいだったのです。

実は、この図面がなんだか・・・・現況となにか・・・違う。

製作途中も、なんか・・・階段の踏面と全長が違うな・・・とか思ってましたが・・

多分、全長よりも一つ一つ寸法を押えている踏面の寸法を優先してから製作しました。

随分前に、図面を(というか・・・スケッチ)をもらっていたので、久しぶりに図面を見ながら

取り付け。

やっぱり・・・違う。

回り階段だったので、工務店さんがなんか微妙に計っているみたいですね。

最近、思うことがあります。

この間、ふと・・・割り箸を見ていました。

この割り箸、一個いくらでしょうか?

何円・・・・・・の世界・・・・・・・・・・・・・・・。(箸よりも、袋のほうが高いんじゃないか)

確かに、数はありますね。

でも、誰かが作っているんですね・・・・大事にせねばと思います。

うちの奥さんの実家は、大分県の日田市ですが、そこには以前かまぼこの板

を専門で作っていた工場がありました。

「かまぼこ板を作って、いくら利益があるんだろうか?」・・・とか、いつも思ってました。

わたくしは、やりたいこと・・・・せねばならないこと・・・・と2種類あるとす

るならば

なんとなく、割り箸や、かまぼこ板は、せねばならない事のような気がします。

つまり、実は粗末には扱えないという感じです

昔、いつも出入りしていた金物屋さんに、古くから勤めてあるおばちゃんがいました。

でも、社長が代変わりして、やめられていきました。

これも、時代の流れでしょうか?

確かに、いろんな新商品が生まれてきて、覚えるのも大変でしょう。

でも、実際に売れている商品は、昔からの商品ばかりです。

わたくしは、いつも金物のことについては そのおばちゃんになんでも聞いてました。

最新の情報は知らなくても、 「金物の事は、自分になんでも聞いてくれ」。

そんな姿勢が実に、誇らしげ見えました。

やっぱり、そこの会社は、自分の背丈よりも大きな事をもくろんで今は、影も形のありません。

わたくしも、そんなおばちゃんみたいに、 「 鉄に関することは、なんでも俺に聞いてくれ」。

そんな風になりたいです。 「飲んで~飲んで~飲まれてーー飲んで。」 って感じすかね。

S2006_0425tesuri0065 手摺設置完了の図。

この手の手摺はよくありますね。

でも、いつも支持金物でてこずる。

ステンレス庇 鉄骨工事 ネームプレート e-鉄工所がんばってるか通信

福岡県久留米市東合川7-13-12

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
 この手摺、鏡面ですか?HLですか?介護保険の関... (steel)
2006-04-25 22:03:05
 この手摺、鏡面ですか?HLですか?介護保険の関係でたまにこの手のお仕事やります。

 手摺・・・どちらかというと苦手ですかねー。ステンレス・・・実績が少ないです。今から鍛えていかないと・・・。TIG溶接ですか?うちにはTIGはありません。ほしいと思っているのですが・・・。
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辞めていかれた金物屋のおばあちゃんのことが気に... (千葉)
2006-04-26 00:01:11
辞めていかれた金物屋のおばあちゃんのことが気になります。

 その会社にとって、間違いなく
「人財」だったのでしょうにね。

 そのおばあちゃんに「ついていた」お客さんも多かったかもしれませんね。

 高齢者雇用を迫られる時代になってきましたが、高齢者に、この
おばあちゃんのように、誇りと自信を持って働いて欲しいものです。

 また、そのことを大事にする会社であって欲しいものです。
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中島さん。 (you1)
2006-04-26 18:16:25
中島さん。
この手摺は、HL仕上です。
サヤカンを入れてます。
TIGは、工場用(中古品)一台。
現場用に一台あります。
最近は、ウエルダーが200Vもつかえるようになりました。
あまり、電気は上げれないけど・・
でも、薄物を溶接するくらいはできます。
あとは、現場で薄物の切断をする場合は、プラズマも使えますから。
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千葉さん。 (you1)
2006-04-26 18:28:22
千葉さん。
そうですよね。
僕は、親父とよく一緒に現場にでます
やはり、現場での作業は、頭があがりません・・・(泣)
マニュアル通りにすることは、実に簡単です。
でも、そこで変更になったりすると
今の若い人は、まず、文句をいいます。(多分、本人は意見してるつもり
僕は、ここが違うと思います。
そこを、やりぬいてこそ仕事ですよ
ね。
やはり、まず若い人達と、ベテランの人と一緒に仕事をするべきです。
そして、お互いに擦れ合ってアイデアが生まれます。




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