池上鉄工のブログ

池上鉄工一級建築事務所

鉄骨階段を製作してました。

2006-01-27 19:13:56 | 我思うに

なんだか、体調が悪かったんですが、今日はすこぶる調子良し。

この前、紀伊国屋書店に行ったんですが、ライブドア関係の書籍は全部置いてない。

なるほど、それほど風当たりが強いのでしょう。(まあ、大手の本屋さんですからしょうがないかな)

今日は、階段を製作してましたが、なんでも土間が8センチほど高くコンクリート打ってしまい、階段の一段目が設計では、190くらいだったんですが、120くらいになってしまったのことです。

そりゃ・・・・だめだよ。

階段の上るときにやってみるとわかるけど、高さが急にかわると非常に上りにくいし危険なのです。荷物などをもって上ったり下ったりしてると足元をみないのでなおさら危ない。

そんなこんなで、階段を作りなおすことになりました。

実は、階段というものは建築基準法でなにかと規制が決められている。

例えば、小学校の階段の巾は140センチ以上、けあげ16センチ以下、踏面26センチ以上

映画館やホールなどの不特定多数の人が出入りする場所も同じく規制がある。

小学校の階段などは、大人が使用するとなんだか上りにくかったりした経験はないでしょうか?

それは、階段が自体が子供用に設計されているからです。

しかも、小学生は団体で移動します。これは映画館も同じく・・・(入る時はバラバラだが出る時はみんな一斉に出て行きます)

もし、みんな一斉に移動して急な階段だったらどうでしょう?

危ないですよね。そんなこんなで法律で決められているんです。

それと、用途地域というのがあります、(これは階段には関係ありませんが・・・)

つまり、都市計画的にエリアが決まっています。

要は、このエリアは工場関係しか建てれませんとか、この辺は住宅専用のエリアですとか

この区域は商業ビルですよ・・・とかね。

そうしないと、自分の自宅の横に、火葬場ができます(みんな嫌だと思いますよ)

幼稚園の横に、パチンコ屋さんが建築されてしまいます。(親はいいかもしれないけどね)

そんなこんなで、建築基準法はやたら事細かに制約があります。つまりこれ以上建物を建てさせないという事が基本あるということですね。

やはり、個人の財産を保護するにはこれくらい必要なのかも知れませんね。

ステンレス庇 鉄骨工事 古民家

福岡県久留米市東合川7-13-12

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