道ばたで見つけた花
去年の秋、道ばたで見つけた名も知らぬ花。太陽に向かって精一杯葉を伸ばし、鮮やかな橙色の花を活き活きと咲かせています。
「命あるもの皆美しいなぁ…」写真を撮りながら思わずポツリ。
動物も植物も、そして人間も、前を向いて生きようとする姿には心を動かされます。
友達のブログに「伝ちゃん先生を救う会」という記事が載っていました。伝ちゃん先生は静岡県の高校教諭で、年齢は38歳。昨年8月に「B型ウィルス性肝硬変末期」と診断され、今年の10月までの生存率は50%と言われているそうです。
この記事を読んで私は自分の高校時代を思い出しました。高校2年の秋、バスケ部の顧問をしてくださっていた先生が、練習後家に帰る途中で倒れ、そのまま命を失ったのです。享年45歳。早すぎる旅立ちでした。
毎日の練習には必ず顔を出し、厳しくも愛情を持って指導してくださった先生。わがままだった私たちを命を失うその日まで熱心に指導してくださった先生。人を思いやることの大切さを教えてくださった先生。私はそんな先生に恩返しをすることができませんでした。そして今またそんな情熱を持った先生の尊い命が失われようとしています。とても他人事とは思えません。
伝ちゃん先生は今病気と前向きに闘っています。助かる方法は肝臓移植しかありません。しかし、臓器移植医療が遅れている日本で移植を待つ余裕はなく、もはや海外での臓器移植に頼るしかない状況にあり、それには莫大な費用がかかるとのこと。
もしこの記事を読んで少しでも伝ちゃん先生について知りたいと思った方は下のブログとホームページをご覧ください。私も微力ながら募金に協力したいと思っています。私たちの思いが一つの尊い命を救えるかも知れません。
伝ちゃん先生ブログ→http://blogs.yahoo.co.jp/kobuchan_boo
伝ちゃん先生を救う会→http://www.den-chan.com/index2.html