美味しそうなイチゴ発見!
松尾家の裏庭や畑や山には写真の被写体がいっぱい!最後は私が撮影したお気に入りの写真たちを紹介します
イチゴの花の色は白だと思っていたのですが、松尾家の畑で見たのはピンク色。調べてみると「ビバローザ」という品種(違ってたらごめんなさい)で、フランスのイチゴ生産者が育種した、観賞用としても食用としても優れたイチゴなのだそうです。普通イチゴは一季成りで、冬から春にかけてのみ実をつけるのですが、こちらは四季成りで、夏や秋にも実をつけるそうです。最終日に松尾のお母さんが真っ赤に熟れたものをとってきて下さいました。ほどよい酸味があってとっても美味しかったです
ひわ山への山道では天然の真っ赤なイチゴが緑の山に色を添えます。こちらはクサイチゴといって、本州・四国・九州および朝鮮半島と中国に分布する低木。中は空洞になっているのでナベイチゴとも言われるそうです。味も香りもgoodでしたよ
こちらはショウブの花。滞在中日ごとにつぼみが膨らんでいくのが楽しみで、毎日撮影していました。花びらがとっても大きくて重たそうですが、細い茎が倒れることなくしっかりと支えていました。
こちらは雨が降った後のショウブ。滴の重みで花びらがますます垂れ下がっています。アジサイと同じように雨の滴が似合う花ですよね
作業場の天井に吊された松尾家のタマネギ達。 束ね方にも松尾流のこだわりがあって、タマネギを一つずつ切り離せるように丁寧に編み込んであるそうです。私のお気に入りの一枚です
ミニバラの花も満開でした。後ろに見えるのはいろんな種類のレタス達。松尾家の食卓には毎日とれたての野菜が並びます。これがまた美味しいんです♪贅沢をさせていただきました
before after
松尾のお父さんがグミの木になっていた最後の実をとってきてくれました。その心遣いがうれしくて、思わず写真を撮っちゃいました。昔うちの実家にもグミの木があって、近所の友達とよくおやつ代わりに食べていたのを思い出します。甘酸っぱくて美味しいんですよ。種の形まで懐かしい!
こちらはカモミール(和名:カミツレ)のお花畑。近づくとカモミールの甘い香りに包まれます。花を乾燥させたものにお湯を注ぐとカモミールティーになります。 リラックス効果の他、いろいろな効用があるそうですよ
ドクダミとカタバミの共演。松尾家の裏庭は自然に生えてくる野草の美しさを十二分に感じることができるステキな場所です。目指すはターシャの庭ですね!他にもここでは紹介しきれないくらい様々な種類の花が咲いていました
「子どもたちにこの畑や山をできるだけ良い状態にして引き渡したい」
そんなご夫妻の強い思いが詰まった松尾家の農法は、失敗と成功を重ねながら積み上げてきた知識と経験をもとに、独自に工夫・改良された無農薬農法。大量生産は無理でも、様々な作物を無理のない範囲で作付けすることで、着実に利益を上げているようです。今年のビワも昨年に増して注文が多く、全て完売したとのことでした 「もはや大量生産やコストダウンのための農業ではなく、人や地球のための農業に転換すべき時が来ているのかも…。」なんてことを改めて感じた松尾家での6日間でした。
松尾家の皆さん、本当に本当にお世話になりました。また猫の手になりに行きますので、その時はどうぞよろしくお願いいたします
松尾家滞在記(完)