ちゅるちゅるお髭がステキでしょ?
この不思議なカタチをした花を咲かせる蔓性の植物は、ブラジル原産のクダモノトケイソウ(果物時計草)。昔見たトケイソウと違って花びらがちゅるちゅるしているので、よくよく調べてみると、やはり別の種類でした。クダモノトケイソウは別名パッションフルーツといって、果実は食用やジュースに使われます。
ちなみにトケイソウの英名はパッションフラワーといいますが、passionは情熱という意味ではなく、キリストの受難(キリストが捕らえられ、裁判にかけられて十字架にかけられたこと)のことなんだそうです。南アメリカを旅行中のスペインの宣教師たちが発見した時の印象から付けられた名前で、彼らには真ん中の雌しべがキリストに、それを取り囲むまわりの細い花びらが後光に見えたようです。和名トケイソウの由来は…お分かりですよね
初めてトケイソウを見た時もそのユニークな花の形に感動しましたが、さらにその上をゆくクダモノトケイソウの美しい姿には思わず目を奪われてしまいました
よし、私もいつか育てるぞ。そして実が成ったらパッションジュースをつくって飲むのだぁー
しかし私に育てられるかな…