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自然の中で見つけたステキなモノ

青螺山トレッキング その1

2011年08月07日 | 山のお話

7月30日(土)晴れ。2ヶ月ぶりにT小登山隊のメンバーと佐賀県西松浦郡有田町にある青螺山(せいらざん)に登ってきました。今回のメンバーは隊長N先生・副隊長S先生・T島先生・私の4人。皆勤賞だったtamiは、残念ながら今回はお仕事の都合で参加を断念。副隊長とは約4ヶ月ぶりの再会で、相変わらずダンディーでお茶目なS先生だったのですが、以前と比べると多少恰幅がよくなられたような…そんなちょっぴり緩んでしまった体を引き締めるべく、汗をかきかき頑張ったT小登山隊の夏山登山。今回はどんな展開が待っているのでしょう?では、はじまりはじまり~

朝8:30に大村のT小に集合し、車を乗り合わせてまずは佐賀県にある龍門ダムを目指します。途中コンビ二でお昼ご飯を調達し、10:00に龍門ダムのキャンプ場に到着。広い駐車場に車を停め、トレッキングシューズに履き替え、いざ青螺山(620m)山頂を目指します

登り始めて数分。この小さな案内標示を見落としていた我々は、早速ルートを間違えてしまい、あっと言う間に逆戻り~いつも入念に下見をしてくださる隊長も「何で間違えたんだろう?」と首を傾げておられましたが、山の中って同じような景色が多いので、いつどこで迷ってもおかしくない世界。この標示も足下にあり、小さくて分かりにくいので、皆さんも最初のところで間違えないようご注意ください~

森の中では変わった形のキノコの姿をよく見かけました。去年の秋頃tamiとキノコ探しをした時も結構いろんなキノコが生えていましたけど、夏はまた違った種類のキノコが見られるようです

 

山頂までは急な傾斜が多く、ロープを使ったり、岩のゴツゴツしたところに足をかけて登ったりと、ワクワクするようなポイントが盛りだくさん!童心に返ってはしゃいでしまいました

案内標示を確認しながら、青牧峠(あおまきとうげ)方面へと登って行きます。急な傾斜はまだまだ続きます。

土の中から一本だけぽつんと生えているツチアケビを発見ツチアケビはギンリョウソウと同じく森林内に生息する腐生植物(根菌を形成し、生活に必要な有機物を菌類から得て生活をする植物)ですが、とても背が高く真っ赤な実をつけるので、ギンリョウソウより見つけやすいです。名前の中に「アケビ」とありますが、実は食べられないのでご注意を~

歩き始めて約1時間20分、森の中でちょっと腰を下ろしてコーヒーブレイク温かいコーヒーとお菓子をお腹に入れてパワーを充電します。

実は私、真夏の本格的な登山は初めてで、かなり暑いだろうと予測していたのですが、実際に登ってみると森の中って意外と涼しいんですね~直射日光はほとんどあまり入ってこないし、木々達が常に水分を放出してくれているから、下界と比べるとかなり涼しいのです。時々森の中に風が吹き抜けると、これがまたすごく心地くて、なんとも言えない清涼感まぁそれなりに汗はかきますけどね

次回は青牧峠から青螺山山頂を目指しまーす

続く