7月27日付け夕刊に
「においの世界で行動」という記事があった(14面)。
多摩動物公園昆虫縁の高家博成さんが教えてくれた、
カブトムシの不思議な行動。
カブトムシのメスに触った手で オスに触れると、
指に交尾しようとすることがあるのだそうだ。
それはすごい。
というか、私がメスのカブトムシだったら、すごいショック。
というか、自分がカブトムシだったら、と想像する方が変?(笑)
これは カブトムシの嗅覚のなせるわざ。
指についたにおいで
オスは 指をメスと思い込むのだ。
色は?
形は?
硬さは?
においさえあれば、
この際、どうでもよくなっちゃうもの?
この小さな記事は
「カブトムシやクワガタは、においの世界に生きているのだ。」
と結んでいる。
生き物にとって、
嗅覚というのは
今まで私が想像していたよりずっと
重要なものなのかもしれない。
たとえば、生まれた川を遡上してきて産卵する鮭なんかも
どうやら 生まれた川の‘におい’を嗅ぎ分けて
帰り道をたどるらしい、ということだ。
人間も
嗅覚と言うのは
普段私たちが考えているよりもずっと大事で、
嗅覚が鈍くなると
食べ物の味も いまいちよくわからなくなったり、
美味しいと感じなくなったりするらしい。
(抗がん剤の副作用で
味覚障害に苦しむ人たちには
身近な問題だと思う。
これはなかなか困った副作用で、
命にかかわらない、とはいえ
生きる喜びが激減して
私などは きっと 劇やせできるに違いない。)
人は 年をとると 昔の味が恋しくなる、
ということがあるように思う。
懐かしい、ただそれだけでなく、
嗜好がもどるというか。
私も(亭主も) 時おりそんなことを感じており、
子どもの頃の食生活に近い食事を楽しみたい
と思うことが増えた。
そして
使う食材も 昔ながらのものに 戻ってきている。
もしかしたら
これも
味覚ではなくて 嗅覚がものを言っているのかもしれない。
振り返って
我が家の子供たちのことを考えると、
時々怖くなることがある。
この子たちが年をとって
中年と呼ばれる年齢になった時に
彼らの嗅覚は
いったい どんな食生活に戻ろうとするのだろう。
画像はかぼちゃのグラタン、ジョルジュ流。
以前 「まくろび・・・?」であてにならないお約束をしていたけれど、
亭主の実家からかぼちゃが届いて、
先日ようやく作れた。
ホワイトソースは バターでなければ作れない、と
以前の私は思っていた。
最近は オリーブオイルで作る。
今回は・・・。
出来立てを食べた娘が
「もう少しチンしたほうがいいよ。」
と言って アルバイトに出かけた。
かぼちゃがまだ硬かった(涙)。
塾から帰った息子が
帰りの遅い亭主の分まで食べた。
よ~~く、チンしておいたから(笑)。
ふたりとも
ホワイトソースが美味しい、と言った。
そうね。
ハインツ、美味しいよね(爆)。
子どもたちが小さい頃から、
面倒な時、疲れた時によく使っていた瓶入り離乳食は
ホワイトソース味だった。
この子達が大人になって
若者とは呼んでもらえなくなった頃の懐かしの味は
ハインツのホワイトソース、かもしれない。
遡上した川のその先に、ハインツ(爆)。
「においの世界で行動」という記事があった(14面)。
多摩動物公園昆虫縁の高家博成さんが教えてくれた、
カブトムシの不思議な行動。
カブトムシのメスに触った手で オスに触れると、
指に交尾しようとすることがあるのだそうだ。
それはすごい。
というか、私がメスのカブトムシだったら、すごいショック。
というか、自分がカブトムシだったら、と想像する方が変?(笑)
これは カブトムシの嗅覚のなせるわざ。
指についたにおいで
オスは 指をメスと思い込むのだ。
色は?
形は?
硬さは?
においさえあれば、
この際、どうでもよくなっちゃうもの?
この小さな記事は
「カブトムシやクワガタは、においの世界に生きているのだ。」
と結んでいる。
生き物にとって、
嗅覚というのは
今まで私が想像していたよりずっと
重要なものなのかもしれない。
たとえば、生まれた川を遡上してきて産卵する鮭なんかも
どうやら 生まれた川の‘におい’を嗅ぎ分けて
帰り道をたどるらしい、ということだ。
人間も
嗅覚と言うのは
普段私たちが考えているよりもずっと大事で、
嗅覚が鈍くなると
食べ物の味も いまいちよくわからなくなったり、
美味しいと感じなくなったりするらしい。
(抗がん剤の副作用で
味覚障害に苦しむ人たちには
身近な問題だと思う。
これはなかなか困った副作用で、
命にかかわらない、とはいえ
生きる喜びが激減して
私などは きっと 劇やせできるに違いない。)
人は 年をとると 昔の味が恋しくなる、
ということがあるように思う。
懐かしい、ただそれだけでなく、
嗜好がもどるというか。
私も(亭主も) 時おりそんなことを感じており、
子どもの頃の食生活に近い食事を楽しみたい
と思うことが増えた。
そして
使う食材も 昔ながらのものに 戻ってきている。
もしかしたら
これも
味覚ではなくて 嗅覚がものを言っているのかもしれない。
振り返って
我が家の子供たちのことを考えると、
時々怖くなることがある。
この子たちが年をとって
中年と呼ばれる年齢になった時に
彼らの嗅覚は
いったい どんな食生活に戻ろうとするのだろう。
画像はかぼちゃのグラタン、ジョルジュ流。
以前 「まくろび・・・?」であてにならないお約束をしていたけれど、
亭主の実家からかぼちゃが届いて、
先日ようやく作れた。
ホワイトソースは バターでなければ作れない、と
以前の私は思っていた。
最近は オリーブオイルで作る。
今回は・・・。
出来立てを食べた娘が
「もう少しチンしたほうがいいよ。」
と言って アルバイトに出かけた。
かぼちゃがまだ硬かった(涙)。
塾から帰った息子が
帰りの遅い亭主の分まで食べた。
よ~~く、チンしておいたから(笑)。
ふたりとも
ホワイトソースが美味しい、と言った。
そうね。
ハインツ、美味しいよね(爆)。
子どもたちが小さい頃から、
面倒な時、疲れた時によく使っていた瓶入り離乳食は
ホワイトソース味だった。
この子達が大人になって
若者とは呼んでもらえなくなった頃の懐かしの味は
ハインツのホワイトソース、かもしれない。
遡上した川のその先に、ハインツ(爆)。