ジョルジュの窓

乳がんのこと、食べること、生きること、死ぬこと、
大切なこと、くだらないこと、
いろんなことについて、考えたい。

非上昇志向主義?

2007-05-01 | いろんな人
コンサートからの帰りには
地方都市で電車を降りて 
そこの駅前に停めた亭主のワンボックスで
電車で一時間以上の距離を車で移動して家路に。

本当は私、亭主の車に乗るのって、嫌いなんだよな~。

だって、煙草臭くて!(怒)







そういうワケにもいかないので 大人しく乗った。

いろいろおしゃべりできた。

最近 言葉を交わすことが少なかったから、
貴重な時間だった。

綾戸智恵さんの話は あまりしなかった。

電車でつり革につかまってしゃべっていた続き。

私達の実家の家族のことが主だった。



その中で
亭主は私に

「お前は 上昇志向っていうか、
 もっと、もっと、上へ、というのが、
 ないのな!」

と言った。

別に責めている様子ではない。

では これは 褒め言葉か?(笑)







「子どもの頃からそうだよ~。」

亡くなった義母も 亭主も

私の実家の母も姉も

負けると悔しい、という気持ちが強くて

だから負けないように頑張る、という気持ちも強くて

もっと、もっと。

上へ、上へ。

そういう だれもが持ち合わせていそうな気持ちが
私は皆無に近い。



もちろん、
「悔しい」という気持ちはあるし
「できる」と思っていたことができなかったら がっかりするし
人と比べて 自分の方が優れていれば嬉しい。

子供たちに対してもそうだ。

けれど

悔しくてギリギリと歯を食いしばる、なんて事はなかったし

悔し涙が出そうで でも 泣いているところを(敵に)見せるのが悔しくて
走って帰って 家に着くなり、泣いた、なんて事もなかった。

母や姉は 度々そういうことをしてきていたのに。

そして、義母もそうだったらしい。

私って、変わってるの?







「私は身体が弱かったから

 風邪引かないで お腹壊さないで 
 フツーに元気でいるだけで良かったんだよ。」

と答えたが

実際 母から過剰な期待をかけられることもなかったし
ビシバシ鍛えられることもなかった。

(姉は私の分までワリ喰った?)







私は 小さいころから ボンヤリした子で
しかも
ボンヤリしてることが 好きな子だった。

良くも悪くも、これが 私よ(笑)。