ジョルジュの窓

乳がんのこと、食べること、生きること、死ぬこと、
大切なこと、くだらないこと、
いろんなことについて、考えたい。

愛犬は10歳(1)

2008-07-04 | なんでもないこと
川口晴(かわぐち はれ)という人の
『犬と私の10の約束』(文藝春秋、2007.7.30、1143円)
を買ったのは 映画化されるちょっと前だったと思う。




本の表紙。 これを見ただけでほしくなっちゃうよね?!






この『犬と私の10の約束』(←YouTubeの動画付き!)に

「私は十年くらいしか 生きられません。
 
 だから できるだけ 私と一緒にいてください。」

というフレーズが出て来る。



本の中では、

「私は十年くらいしか生きられません。

 だから、一緒にいる時間を大切にしようね。」

というセリフ(p50)。



私は これを信じていなかった。

だって 近所には 13歳、14歳、18歳、などという犬が
ゴロゴロしてるもの。




本の中の写真も可愛い。 
特にこれは 我が家の愛犬の小さい時にそっくり!(p33)






近年では ペットと言えども
医療が発達し、情報も増え、栄養状態もよく、

病気の予防もきちんとして
犬を適切に飼っている家庭も増えて

ワンコもニャンコも 健康で長生き、
ヨボヨボになってからもシアワセに長生き、
という例が増えてきた。



けれど ゴールデンレトリバーのような大型犬は 
やはり10年くらいしか 生きられないのだという。

じゃあ、我が家の愛犬は どうなのだろう?






ハッキリしないこの写真は 建てたばかりの我が家の前で
初代の犬とじゃれる愛犬。

オイオイ、プランターの上に乗っかってるじゃないか!

この時 愛犬は 流れ流れて 我が家にたどり着いたところで、
飼うことは まだ 決定していなかった。






年末。

1997年の12月の27日に現れた仔犬に
「何て可愛いの?!!!!」と 一目惚れ状態の私。

ただ 
柴犬系のお姉さん犬(これも捨て犬だった)がいたので、
彼女とうまく折り合いをつけられる犬であることが
必須条件だった。



先輩犬にイジワルされながらも メゲズに追い回して
そこをなんとかクリアし、
なんとか我が家に留まった愛犬。

年が明けて元日になったら
黒くてクリクリしたその眼は
まるでお節の中の黒豆にしか見えなかった!



黒豆ちゃん、などと呼んでいたが
いよいよ飼いましょう、ということになった時に
付けた名前は 「ビビ」。

「Black Beans」の略。

だから 獣医さんのカルテなどにも
「B.B.」と 省略を表す「.」を付けて書いてもらっているし、
役所から届く予防接種のお知らせ葉書にも
獣医さんから届く葉書にも
亭主の名前と それから「B.B.」と書かれている(笑)。








月日は流れて、現在、10歳。

立派なオバサン犬だ。