ジョルジュの窓

乳がんのこと、食べること、生きること、死ぬこと、
大切なこと、くだらないこと、
いろんなことについて、考えたい。

ドッグドック 2008

2008-07-29 | なんでもないこと
一週間後に 検査の結果を聞きに行った。

今回の血液検査では
今まで以上に 愛犬は貧血がひどくなっていた。

ヘマトクリット、血色素量、赤血球容積、血色素濃度の
4つの項目がチェックされた。

ただ 赤血球数、血小板数とか白血球数は正常だったので
今すぐ治療が必要、というわけではなさそう。



貧血、と言うと すぐに思いつくのがレバーだ。

ドッグフードにもあるということだし、
一番手っ取り早い、と思った。

けれど 何故か ホームセンターで見つけることができなかった。

(探し方に一所懸命さが足りなかったかも?)

考えてみれば、私も 
貧血、というほどではないが、貧血気味、と毎年チェックされる。

スーパーでレバーを買って、薄味で調理。

ショウガで臭み抜きも。

食べてみると、美味しい(爆)。

これからは 愛犬とふたりで 貧血(気味)の食養生だ!!!



貧血は可哀想だ。

せっかく食べた栄養が 身体に行き渡らないのだから。



なにしろ、愛犬の貧血に
私は責任を感じている。

愛犬は 昆布が好きだ(爆)。

味噌汁のダシをとった後の鰹節と昆布を与えると喜んで食べるが
必ず昆布を先に食べる。

愛犬は 好きなものを真っ先に食べるタイプ(アタリマエか?)。

それを見て 私は
人間が食べなきゃ勿体無い、と思って
昆布の煮つけを作り始めたのだ。

貧血予防にはヨードも必要(ただし、人間の場合)。

私が愛犬を貧血にしたのか?






 K邸。






さて、愛犬のおっぱいにあったのは、ぐりぐり。

しかも、大きい!

なんと、こんなのがあったことに 今まで気付かなかったとは!



それからしばらく様子を見ていたが
ぐりぐりが 自然に引っ込むはずもなく。。。

それどころか、
こころなしか ハッキリしてきたような気もする。。

これは、絶対、間違いない!

素人判断だけれど、ただの腫れ物とは思えない。



ドッグドックの結果を聞きに行った時に
実は・・・と診察を受けると、
触った医師がアッサリと言う。

「乳腺の腫瘍ですね。」



ああ、やっぱり。。。

あれ? 「悪性」とは、言わなかったよね?

悪性か良性か、は
摘出して 病理検査に出してからになります、
とのこと。

そうか~。

(人間の時とは、違いがあって当然だよね。。)

愛犬を見つめる。






私が乳がんだったから?

――関係ないよね。 わかってる。

でも・・・、考えてしまう。

私が乳がんだったのに、お前も乳がんになるなんて。

私の乳がんは左胸。

愛犬の腫瘍も左側。

これは。。。

この乳腺の充実感は、きっと癌だと 私は思う。

いや、確信する。





我が家の 今年の春のニーレンベルギア






愛犬は 発情期になると 想像妊娠?をして
乳腺が膨らみ、
毎年の事ながら 乳汁の分泌をする。

この時も おっぱいをつまむと 白いお乳が出てきていた。

この乳汁分泌、
つまり 女性ホルモンの分泌が落ち着くのを待って、
手術しましょう、ということになった。

その時に 子宮や卵巣といった器官も
一緒に摘出する方法もある、と医師は言う。

腫瘍が悪性だった場合、
卵巣などの性ホルモンを分泌する器官があると
そのホルモンの影響で 癌細胞が 活発化してしまうことがある。

私の場合のように。







去年よりも今年の方が 花はみごとだった。






オンナと生まれたからには、
アカンボを産みたかろう。

子どもは デキが良くても悪くても 可愛いものだ。

だから、B.B.にも 赤ちゃんができたら 私もちょっと嬉しい。

そう思って これまで避妊手術はしてこなかった。

以前は 毎年のように
棄てられた犬や 鎖を離れた犬がウロウロしていたわがムラも
近年では そういう犬を見かけることもなくなり、

愛犬も 
自然に任せていたので これまで 妊娠することがなかった。



10歳を 半年過ぎて 
愛犬は 生殖ができない犬になろうとしてるのか?



                      つづく