埼玉県深谷市にある
吉祥寺の住職のブログ
イチョウの下のよもやま話
テレビの取材
皆さん、すっかりご無沙汰してしまいました。
申し訳ありません。 。。゜(ノД`)゜。。ユルシテクレル?
理由は・・・、ハイ、もちろん、忙しかったからです(汗)。
そんな忙しさの中、
テレビの取材を受ける、という事がありました。
お墓の撥遣供養(はっけん くよう)、
当地では 「開眼戻し」と言いますが、
要するに「魂抜き」をする様子を 撮影し、
重ねて 取材をさせて欲しい、
それも、今週の土曜日までに!
という要望が K石材店に入り、
石材店からの照会があって、
寺院側(つまり、吉祥寺の、私です)が承諾し、
更に お施主様が承諾し、
しかも 今週中に撥遣供養の予定がある、
という事で テレビ番組の制作会社の方が
いらっしゃいました。
伊勢島地区のO家さんの墓地での撥遣供養の所作、読経、
そして 撮影です。
この時は、雨が降ってきてしまいましてね~(苦笑)。
その後、お話を聞きたいという事でしたので、
客殿で撮影を。
一所懸命にしゃべったつもりです。
でも 最初に依頼を受けた時の
「最近 増えている、
墓地の所有者の引越しによる墓地の引越し」
に関して、という内容とは
微妙にずれがあるように思いました。
案の定、
「大変 貴重なお話を伺いましたが、
番組の趣旨と 若干 異なりますので、
今回は 放送はありません。」
という連絡が 後日 届きました。
そういう事もありうる、とは
最初から聞いていましたので、
「やっぱり!」 という感じです(苦笑)。
ほっとしたような。
それでも やっぱり、残念なような(笑)。
10月中旬、放送が予定されていた日の 番組を見ました。
夕方五時過ぎのテレビは、普段は見ないのですが。
そこに映し出されていたのは、茨城県の寺院で、
震災で9割の墓地が壊れ、
「この際だから」と お墓の引越しをする方が増えた、
という話でした。
修理や整備もまだなされていない墓石も多く、
問題は これからも続く様子で、
ご住職は 困惑してらっしゃいました。
今回の吉祥寺での撥遣供養は、
上武大橋の架け替えによって発生した
道路の拡幅工事のために、
墓地の移転を余儀なくされた方のものでした。
震災の影響ではなく、
お施主さまが 遠くへ引っ越してしまう、というものでもなく、
一番 穏やかな雰囲気の 墓地の移転だったのです。
それでも
先祖代々、そこにお参りしてきた という
記憶のある方々には
様々な思い入れがあるかと思います。
そんなこんなも
このよもやま話の更新不如意の裏にはあったのだ、
という、言い訳でした(汗)。
心を入れ替えて、こんな事が二度とないようにします、
と誓う事はできません。
また あるかも知れません。
と 書いておけば、今度 またご無沙汰してしまった時の
言い訳になるでしょうか?(笑)
今日は ここまで!
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