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徒然なるままに その39

ブッダのお弟子さんたちについては、
多士済々で とっても面白いんですが、
今日は こんな事 知っといてもらいます。



お経を読んでるど、よく
「シャーリーフー」
って言って、
舎利弗(しゃりほつ)さんが ブッダの説法を聴講する主役みたいにして
出て来る事が多いですよねぇ。

でも ブッダが第一の弟子、自分の跡継ぎみたいに考えていたのは、
実は目連尊者(もくれんそんじゃ)だったという説もあるんです。



なぜなら、目連さんの得意技は、
神通力、すなわち 超能力だったからです。

それは、ブッダに匹敵する能力だったと伝えられるほどです。



目連さんは、ブッダに
必要ない時は あんまり超能力、使うなよ
と注意された事もあったとさえ伝えられています。

目連さんの具体的な超能力というのは、
1)テレポート、
2)未来予知、
3)透視、
4)遠くの声を聞けちゃう、
5)テレパシー、
6)過去を正確に知る、
7)迷いの世界には二度と生まれ変わらない、
なんて事です。

(後日、資料の六神通を参照して下さい。)



当時、日の出の勢いで有名になっていったブッダ教団は、
実は 目連さんの超能力で 信者になった人達がたくさんいて、

さらに目連さんが超能力を「ハッ!」と掛ければ、
ブッダ教団は世界中に広まってしまう。

我々的には ぜひ そうなって欲しいんですが、
新興宗教のブッダ教団に対して そう思わない人も多かった。

目連さんは、ブッダの生前に暗殺されてしまいます。

暗殺者は ジャイナ教徒だったと言われています。






舎利弗(しゃりほつ)さんは 智恵第一。

雑多な知識じゃなくて、生きるための智恵です。

頭が良くて、機転がきいた。

ブッダの最高の話し相手だったんでしょう。

だから、お経には 目連さんより たくさん登場するんです。

舎利弗さんは 病死です。



ただ、いずれにしても、ブッダを支え続けたお二人のお弟子さんたちは、
ブッダより先に亡くなります。

二人とも ブッダより年上だったようで、
その点では 仕方ないんでしょうけど。

提婆達多(ダイバダッタ)の離反と合わせて、ブッダの悲劇ですね。

ブッダの悲しみは 深かったと想像します。






他にもたくさん 
いろんなお弟子さんや信者さん達とのエピソードがあるんですが、
キリがないんで やめときましょう。



今日は、ここまで!


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