埼玉県深谷市にある
吉祥寺の住職のブログ
イチョウの下のよもやま話
生まれて生きて死んでそれから・・・(7)
第3章 あなたの大切な奥さま(旦那さま)は?
これは、みなさんに、
インドの昔話を 少しわかりやすく
私なりに改めた物語、創作脚本です。
「奥さまは?」としましたが、
インドもカースト制度の延長で 男尊女卑の傾向があったので、
原文がそうなっているので
お赦し下さい。
女性の皆さんは
「旦那さまは?」と言い直していただいても
もちろん結構です。
昔 インドに 平和で文化水準が高く、
産業も発達した 豊かな美しい国がありました。
(インドも日本と同じで、
昔はたくさんの国が別々に寄り集まっていたんですが、
その中でも秀でた先進国)
その国を仮に寄居国としましょう。
寄居国の警察庁長官には4人の奥さんがいました。
(今言ったようなことで、一夫多妻は 当時のインド地方の常、
女性の皆さん、元々の物語がそうなっているんで、
くれぐれもお赦し下さい)
第一夫人は 長官の幼馴染の女性です。
子供の頃から いつも一緒、
大好きな女性で、
いつも これでもかこれでもかと溺愛していて、
その女性のために お城のような豪邸を建てて、
「キミを 心から愛しているよ
I love you. I need you. 」
と毎日会いに訪れていました。
第二夫人は、長官が街を巡察していた時に見初めた美しい女性です。
「私は、この国の警察庁長官である。
君は美しい、私の第二夫人にならないか」
と声を掛けます。
女性は
「長官の事は よく存じています。
凛々しいお姿に いつもあこがれていました。
ぜひ 第二夫人にしていただきたいのですが、
私には既に許嫁がいるので、
とても残念ですが
長官とは結婚できません」
と言いました。
長官「では その許嫁とやらと決闘をして、
私が勝ったら私の第二夫人になりなさい」
かたや町人、かたや百戦錬磨の警察庁長官、
当然のように長官が勝って、
女性は長官の第二夫人になりました。
長官は 美しい第二夫人に悪い虫がつかないように
完璧なセキュリティーを備えた要塞のような家を建て、
1カ月に1回ほどの割合で その女性の元を訪れ
「キミはいつ見ても美しいなぁ
Very very beautiful.」
と愛でていました。
第三夫人は お見合い結婚の相手です。
長官の両親が
「お前も警察庁長官になったんだから、
しかるべき家柄の しかるべき女性を
奥さんにしなければいけないよ」
とお見合い話を持ち掛けました。
最初は 長官は
「私には もう2人の妻がいます。
3人目の妻は考えていません」
と辞退したのですが、
両親があまりにも熱心に言うので、
何度かのお見合いでい見初めた女性を
第三夫人にしました。
女性のためには ごく普通の住宅を建てて、
両親の面倒を見させながら一緒に住まわせ、
半年から1年に1度の割合で 様子を見に訪れていました。
第四夫人は押しかけ女房です。
一人暮らしの長官には
身の回りの面倒を見てくれている女性が
もともと いました。
その女性が ある時 長官に言いました。
「ご主人様、
私はご主人様を心から尊敬しています。
ぜひ4番目の奥さんにして下さい。
長官は答えます。
「知っての通り、私には もう3人の妻がいる。
もう 妻はいらないんだよ」
女性「お側に置いていただけるだけで、結構です。
家も何もいりません。
今まで通り
ご主人様のお世話をさせていただけるだけで十分です」
長官「そんなに言うのなら、名前だけでいいのなら、
4番目の妻にしてあげよう。
今まで通り、私の身の回りの世話をよろしく頼むよ」
と 決まった家も建ててあげないで、
掃除、洗濯、食事の用意と、
それまでと同じように、相変わらずこき使っていました。
つづく
これは、みなさんに、
インドの昔話を 少しわかりやすく
私なりに改めた物語、創作脚本です。
「奥さまは?」としましたが、
インドもカースト制度の延長で 男尊女卑の傾向があったので、
原文がそうなっているので
お赦し下さい。
女性の皆さんは
「旦那さまは?」と言い直していただいても
もちろん結構です。
昔 インドに 平和で文化水準が高く、
産業も発達した 豊かな美しい国がありました。
(インドも日本と同じで、
昔はたくさんの国が別々に寄り集まっていたんですが、
その中でも秀でた先進国)
その国を仮に寄居国としましょう。
寄居国の警察庁長官には4人の奥さんがいました。
(今言ったようなことで、一夫多妻は 当時のインド地方の常、
女性の皆さん、元々の物語がそうなっているんで、
くれぐれもお赦し下さい)
第一夫人は 長官の幼馴染の女性です。
子供の頃から いつも一緒、
大好きな女性で、
いつも これでもかこれでもかと溺愛していて、
その女性のために お城のような豪邸を建てて、
「キミを 心から愛しているよ
I love you. I need you. 」
と毎日会いに訪れていました。
第二夫人は、長官が街を巡察していた時に見初めた美しい女性です。
「私は、この国の警察庁長官である。
君は美しい、私の第二夫人にならないか」
と声を掛けます。
女性は
「長官の事は よく存じています。
凛々しいお姿に いつもあこがれていました。
ぜひ 第二夫人にしていただきたいのですが、
私には既に許嫁がいるので、
とても残念ですが
長官とは結婚できません」
と言いました。
長官「では その許嫁とやらと決闘をして、
私が勝ったら私の第二夫人になりなさい」
かたや町人、かたや百戦錬磨の警察庁長官、
当然のように長官が勝って、
女性は長官の第二夫人になりました。
長官は 美しい第二夫人に悪い虫がつかないように
完璧なセキュリティーを備えた要塞のような家を建て、
1カ月に1回ほどの割合で その女性の元を訪れ
「キミはいつ見ても美しいなぁ
Very very beautiful.」
と愛でていました。
第三夫人は お見合い結婚の相手です。
長官の両親が
「お前も警察庁長官になったんだから、
しかるべき家柄の しかるべき女性を
奥さんにしなければいけないよ」
とお見合い話を持ち掛けました。
最初は 長官は
「私には もう2人の妻がいます。
3人目の妻は考えていません」
と辞退したのですが、
両親があまりにも熱心に言うので、
何度かのお見合いでい見初めた女性を
第三夫人にしました。
女性のためには ごく普通の住宅を建てて、
両親の面倒を見させながら一緒に住まわせ、
半年から1年に1度の割合で 様子を見に訪れていました。
第四夫人は押しかけ女房です。
一人暮らしの長官には
身の回りの面倒を見てくれている女性が
もともと いました。
その女性が ある時 長官に言いました。
「ご主人様、
私はご主人様を心から尊敬しています。
ぜひ4番目の奥さんにして下さい。
長官は答えます。
「知っての通り、私には もう3人の妻がいる。
もう 妻はいらないんだよ」
女性「お側に置いていただけるだけで、結構です。
家も何もいりません。
今まで通り
ご主人様のお世話をさせていただけるだけで十分です」
長官「そんなに言うのなら、名前だけでいいのなら、
4番目の妻にしてあげよう。
今まで通り、私の身の回りの世話をよろしく頼むよ」
と 決まった家も建ててあげないで、
掃除、洗濯、食事の用意と、
それまでと同じように、相変わらずこき使っていました。
つづく
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