伊達だより 再会した2人が第二の故郷伊達に移住して 第二の人生を歩む

田舎暮らしの日々とガーデニング 時々ニャンコと

小説を発信中

  
  
  
  

  

気仙沼のFちゃん

2011-03-16 18:24:52 | 親友・・・気仙沼の富美ちゃん
 Fちゃん・・・・・駄目だった。

 今東京の娘さんから電話が来た。

 父親とお兄さんが流されて見つかり

 Fちゃんはまだ発見されていないそう
 だが・・・・・。

 これから汽船沼に向かうということだった。

 嗚咽でかわいそうで詳しいことは聞ける状
 態ではなかった。

 私は昨日からFちゃんのことばかり考え
 ていた。

 最後に話したのは昨年の暮れだった。何だか
 疲れたような話し方だった。

 Fちゃんの一生はどうだったのだろう、おじい
 ちゃんの生き方に小さい時は振り回され、

 そしてやっと生まれ故郷の気仙沼に帰り優しい
 ご主人と一男二女に恵まれ、二人のお孫さんに

 囲まれ、これから平穏な幸せな生活が始まろうと
 していた時なのに・・・・。


 これから私なりにFちゃんの半生を・・・・知って
 いる限りの彼女の姿をこのブログに書いて行きた
 いと思う。

 それがわたしがFちゃんにしてあげれる唯一の
 供養のような気がするし。

 そうでもしなければわたしの気持も晴れない。


 胸が締め付けられる・・・・・・・。


 覚悟していたとはいえ・・・・・・。


 Fちゃん安らかにお眠り下さい。

 今日は胸がいっぱいでこれしか書けない。
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気仙沼のFちゃんその3

2011-03-15 15:26:14 | 親友・・・気仙沼の富美ちゃん
 伊達だよりを見たと

 中学校の同級生だったMさんから心配
 して電話が入った。

 その後電話を何度も入れていた東京と
 つながった。

 OさんといってFちゃんの旦那さんの友達
 とのこと、彼もいろいろと捜しているのだ

 が連絡がとれないとのことで

 Fちゃんの東京におられる娘さんの携帯を
 教えてくれた・・・・。

 早速電話すると、Fちゃんのお孫さん2人と
 お嫁さんは無事だったと連絡がいちど入った

 とのことだったが、その後は連絡なしとのこ
 とだった。

 娘さんは両親とお兄さんの安否をきずかって
 いた。

 お姉さんと一緒に暮らしておられたが、今は
 外国におられるとのこと、どんなに心配だろ
 う・・・・。

 胸が詰まる。


 予想を上回る惨事・・・・・・

 今日の朝刊に石原都知事が「災害は天罰」

 だととんでもないコメントをしていた。

 この大惨事に・・・・・人の痛みを感じられな
 いアンタこそヘン、

 自分こそ人の足を引っぱっているではない
 か・・・・・。

 この際、人を批判している暇なんかない、
 皆が同じ方向を向き、災害に遭われた方の

 救出が先であり、政治家に一番頑張ってもら
 わなければならないと思う。

 一般の人だって電気が消えただけでもんくを
 言うな・・・・だ。

 Mちゃんの無事を祈ると共に、

 犠牲者に
 なられたたくさんのかたの冥福をお祈りします。
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気仙沼のFちゃんその2

2011-03-15 10:02:50 | 親友・・・気仙沼の富美ちゃん
人が街が一瞬のうちに消えて無くなった

 東日本大震災、日1日と爪跡が大きくな
 っていく。

 悪夢だ。


毎日災害ダイヤルセンターの171に電話

 Fちゃんの安否を気遣っていたが

 昨夜、今日もダメだろうと思って電話したと

 ころ、思いがけず録音されていた。


 今朝録音で指定されていた電話番号に電 

 話すると留守電だったり、長く呼び出し音が
 鳴ったりと、どなたも出てくれない。

 どうしたことだろう。

 ますます不安がつのるばかりである。


 指定された連絡先の電話は東京だった・・・・。

 多分娘さんのところだと思う。

 無事だといいのだが・・・・・。

 祈るばかりである。
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気仙沼のFちゃんに連絡つかない

2011-03-13 00:12:21 | 親友・・・気仙沼の富美ちゃん
 昨日から地震と津波で東北がすごい
 ことになっている。

 昨日の夜、親友のFちゃんが住んでい
 る気仙沼が大火で手のつけられない
 状態になっているとテレビで報じてい
 た。

 心配になりいろいろと電話したがつな
 がらない。

 無事だといいのだが・・・・・。

 伊達も昨日は震度3の地震でおお揺れ
 、その後も小さな地震が次々と来た。

 夕方近く消防止署の車が避難勧告を告
 げていた。

 1メートルの津波が予想されるとのこと。

 国道は洞爺方面などからの避難なのか
 車のラッシュが続いていた。

 近所の人の動きがないので私達も家で待
 機していた。

 今日喫茶店に行った昭南さんはマスターが

 一時避難したそうだ、けっこう避難所も満員
 だったらしい・・・と情報を仕入れてきた。

 伊達に移住した時は有珠山などの噴火は

 覚悟していたが、津波までも頭に入れていな
 かった・・・・・・。

 我が家は川二つと海に囲まれているので津波
 が来たらいちころだ・・・・・・。

 だが伊達の海は湾の中だから直接大きな津波
 の影響は受けないだろう、過去に川の氾濫はあ
 ったらしいけれど・・・・・。

 と昭南さんが語っているので安心しているが・・・。

 それにしても今回は次々と恐ろしいことが起こって
 いる。

 早くおさまってほしい・・・。

 Fちゃん無事でいて下さい。
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