伊達だより 再会した2人が第二の故郷伊達に移住して 第二の人生を歩む

田舎暮らしの日々とガーデニング 時々ニャンコと

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ハシブトカラスにホッケ盗まれる

2010-04-27 01:27:42 | 伊達のカラス
 24日に札幌に行くことになり、昭南さん用にプリプリした生のホッケをポスフールで買って来て置いたが、早速干物にしょうと二匹を網に入れて外に干していたところ、網をブリブリに破られ一匹カラスに持って行かれてしまったとその夜、プリプリに怒った昭南さんから電話が入った。それも大きい方を持っていきやがった・・・と彼のプリプリはなかなかおさまらない。
 ホッケの干物は彼の大好物なのだ・・・。「でも一つは残して行ってくれたのだから義理がたいでないの・・・」という私に「なんもなんも、二段目に入っていたからとれなかったのさ・・・。それにあれだけ食べれば腹一杯だろうよ・・・」といまいましそうにおっしゃる・・。

 最近とみにカラスがつがいで庭に来て、ヒヨドリ用のリンゴを横取りして行く。どうやら近くで巣作りが始まったようだ。枯れ草を口一杯ほお張って飛んで行く。伊達に来た時はびっくりした。老いたピレネー犬の白くてクマみたいに大きい犬のシッポの毛をせっせとつっいてどこかに運んでいる、おとなしい犬でされるままであった。ある時は彼の餌までもしっけいしていくしまつである。

 何と友好的で優しい犬よ・・・・と感心していると「あの犬はアルプスのハイジにでてくる牛乳の配達をするおとなしい性格の種類なんだよ」と物知り博士の昭南さんが教えてくれた。
 またこの犬は老犬だからきっと認知症になっているかも・・・と言っていたがほどなくその老犬も亡くなった。大きな金網の外に花束が置かれ、「長い間皆様に可愛がっていただきありがとうございました・・・」と札がかかっていた・・。
 
 27日伊達に帰って来ると、「ホッケを食べたらすごく美味しかったので、ますますカラスに腹が立った」と昭南さんはぼやいていた。
 今回の札幌行きはいろいろと用事があったので疲れた・・・。黄金に入りすっかり見晴らしが良くなりぽっかりと有珠山が見え出すと何故かほっとした。
 帰りのバスの無線に「・・坂で魚が散乱していてすべるので気を付けてお帰り下さい」と流れてきたので思わず笑ってしまった・・。室蘭方面だと思うけれどきっとトラックから大量に落ちたのかも知れない・・。こういうことは年に何度かあるみたいだ。でも落とした運ちゃんがかわいそう・・・。
コメント
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