今朝がた亡き同僚の夢を見た。
学校に行くと誰もいない・・・
いろいろと教室をのぞくと着物を着た清楚な
K先生がニコニコしておられた。
お顔は50歳で亡くなられた時のままお若かった。
K先生はわたしよりも二歳先輩で
30代の時にS中学校に赴任した時に初めてお会いした。
二人とも転勤組だった。
理科を担当され才媛だった。
曲がったことは大嫌いでよく職員会議などでは他の同僚と衝突していた。
その後
転勤先の学校でお亡くなりになった。
余命一年とドクターに宣告されたKさんはマンションを売り
世界一周を愉しんだ。
病気が分かった時に一度学校に遊びに来られ
私の手を取って「良かった貴女にお会いできて」と
喜んでくださった。
その後私は札幌一のマンモス校T中学校に転勤
生徒の荒れかたも半端なく
超忙しく彼女のことは心配していたが一度もお見舞いに
行けず心残りだった。
彼女は登山と旅行が大好きだった。
高校受験に落ちた生徒を連れて山に登ったという話を
聴きとても感動した。
彼女のような真っすぐな人間はまだ見たことがない。
教師として尊敬できる唯一の方だった。
最後はクリスチャンになられ
安らかな最期だったとのこと。
お別れの会は教会で行われ
最後にゆっくりと手を合わせ
お祈りしてきた。