心の旅紀行

人の生き方を追及していると自然に世界に通用する法が見つかります。kiko

日本人の精神は歴史の長い原始神道にある

2024年11月25日 | 世界

島国で生きて来た日本の人々は、自然との融和を重視し、自然に対し、怖れの感性をもって「自然の神々」に接してきたと思います。多神教は「古くさい」、原始宗教という認識で捨てていいものではありません。現代、一神教が、真理となっている訳ではありません。無神論が拡大しているのは、一神教に対し疑問視が深まっている、神に関する知識が混乱しているなどの証拠です。

近代心理学では、人の精神構造が研究され、潜在意識論が発達しました。私は、原始的精神は、機能がすたれたのではなく、人が人らしくなって大脳新皮質が発達したことによって「考える自我」が原始的精神の上に追加され、原始的精神と自我は、協働する形で、人間の生きる力を飛躍的に向上させたと理解しています。

原始的神道の中には、人の霊という認識があります。火の神、水の神などの神々の中に「人の神」が存在しています。原始日本人は鋭い感性をもっていたと言えます。ほかの万物にも神がいるとの類推感性は鋭いと思います。

人の神だけに注目し、一神教にのめりこんでいった民族や人は、感性、思考に偏りがありすぎ、世界交流(民族間・国際融和・交流)ができなくなっていますね。ユダヤ民族、キリスト教を受けいれた国々、イスラム教を受けいれた国々が、自由平等平和を受けいれることができず、差別的で、強国論や帝国主義を捨てることができないのは、一神教の悪影響と言ってもいいのではないでしょうか。民族主義、国家主義で他民族や外国に対し威張っているのは、それこそ、一神教の誤用で人類の迷惑、時代遅れです。

近世日本が帝国主義でアジア諸国を差別したのは、「現人神」(あらひとがみ 一神)誕生と関係があるのではないでしょうか。

最近は、日本も変ですね。国連安保理常任理事国になりたいなんて、滑稽ですね。なったって大損するだけでしょう。歴史の勉強ができていません。天皇制を話題にしすぎですね。天皇の神格化が始まっていませんか。一神教化が起っていませんか。原始日本の人々の感性を取り戻しましょう。調和と平安を重視しましょう。自由平等平和がいいですね。


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